FXレンジブレイクアウトを攻略!だましを避けて勝率を高かる4つの判断方法

FXレンジブレイクアウトを攻略!だましを避けて勝率を高かる4つの判断方法

『ラインを越えたので、焦ってエントリー』

『すぐに価格は逆行して即損切り・・・』

『そして撃沈・・・』

ブレイクアウトを繰り返した結果、
『ブレイクアウトって使えないわ・・・』

そうお考えになる前に是非、この記事を一読してください。

ブレイクアウト手法は、機能すれば非常に利益率の高いトレードになります。

もちろん、プライスが走るポイントを上級トレーダーは見逃しません。

しかし、実際ブレイクアウト手法を試したら、『だまし』にあい勝率が悪いといった難しい点があるのも事実です。

では、どうすれば『だまし』にあわないで済むのでしょうか?

それは、『ブレイクアウトの原理を知る』『だましを理解する』ことです。

熟練トレーダーは、過去の経験からすべてを理解しています。そのうえでブレイクアウトを活用しています。

ですので、この記事では、『ブレイクアウト』と『だまし』を完全攻略するための解説をしています。

  • ブレイクアウト手法を捨ててはいけない理由
  • なぜブレイクアウト手法が機能するのか?
  • ブレイクアウトでだまされない4つの判断方法
  • プロが注目するブレイクポイントのすべて

を分かりやすく解説しています。

プロが注目しているタイミングと相場環境が分かるようになると、ブレイクアウト手法の勝率が劇的に改善されます。

そのことによって利益率の非常に高いトレードをすることができるようになります。

この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。

ブレイクアウトは見逃すな!

FXをするのであれば、ブレイクアウトするポイントは絶対に見逃してはいけません。

なぜなら、ブレイクアウトするポイントは、価格が最も伸びるポイントだからです。

FXは、差益をどれだけ獲るというビジネス。

上級トレーダーは、このようなポイントを絶対に見逃しません。

リスクを背負いったとしても、果敢に攻めて勝負に出ます。

なぜなら、利幅が取れる『おいしい相場』だからです。

FXは、勝ったり負けたりしながら、たまに大勝ち!

この繰り返しです。

大切なのは、正しい資金管理でリスクを取りながら、勝ち負けを繰り返し、

『たまに大勝ち!』

しなければ、利益は残らないということ。

最も利幅が取れる相場環境こそ、ブレイクアウトポイントです。

ブレイクアウトポイントのだましを減らし、勝率を上げることができれば、あなたの利益率が加速的に伸びるの間違いありません。

FXのブレイクアウトとは

【引用:A-KU】

売り注文と買い注文が均衡状態になると、チャートは縮小し、レンジ相場になります。

このレンジ相場は、いつかどちらかの方向にプライスが勢いよくブレイクしていきます。

このようなブレイクポイントで取引する手法のことをブレイクアウト手法と言います。

ブレイクアウトが機能する理由

ブレイクアウトの意味は理解されている方が多いと思いますが、なぜブレイクアウトが機能するのかについて理解していない方は多いように思います。

ブレイクアウトが機能する理由を理解しておかなければ、あなたは、必ず迷います。不安になります。

ブレイクアウトで勝てるトレーダーと勝てないトレーダーは、このあたりに違いがあります。

「なぜ、ブレイクアウトはプライスが伸びるのか?」

「なぜブレイクアウトが機能するのか?」

ここで解説しておきます。

ブレイクアウトの仕組みを理解して利用しているのと、理解せずに利用しているのでは、雲泥の差がありますので、ここは飛ばさずにじっくり理解を深めて下さい。

ブレイクアウトが機能する理由①|損切りの逆指値

ブレイクアウト後に価格が伸びるひとつ目の理由に逆指値があります。

まずは、以下の画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

レンジ上限で、逆張りの売り注文が3か所入っているのが分かるでしょうか。

売り注文を入れたトレーダーは、レジスタンスの外側に損切りの逆指値を入れています。

売り注文の損切りですので、つまりは買い注文ということになります。

よって、レンジ上限をブレイクすることで、損切りの買い注文を巻き込みブレイク後、価格が伸びる要因になります。

ブレイクアウトが機能する理由②|新規の買い注文

ブレイクアウト後に価格が伸びるふたつめの理由は、ブレイク後の新規買い注文です。

それでは、画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

レンジ相場は、必ずブレイクします。

そのレンジブレイクを待ち構えているトレーダーは、もちろんあなた以外にも大勢いるわけです。

ブレイクを確認した大勢のトレーダーが、新規の買い注文が入ります。

それによって、ブレイクアウト後の価格は一気に加速していきます。

ブレイクアウトが機能する理由③|イーブンの撤退決済

ブレイクアウトが機能する3つ目の理由は、イーブンの撤退決済です。

まずは、画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

レンジ上限で売り注文を入れていたトレーダー達がいます。

しかし、価格はサポートで反発し、売り注文を入れた価格まで上がってきたので、建値決済(イーブン)で逃げるトレーダーがいます。

もちろん、売り注文の決済なので、買い注文が入るわけです。

少し、レアなパターンですが、こちらもブレイク後の後押しになります。

ブレイクアウトが機能する理由④|利益確定の決済注文

ブレイク後に価格が伸びる4つ目の理由に利益確定の決済注文があります。

こちらは、すべてのブレイクアウトにあてはまるわけではありませんが、場面によっては、価格が伸びる理由に十分なります。

それでは、解説していきます。

【引用:A-KU】

画像のように既に、売り注文を入れているトレーダーがいます。

売り注文を入れているトレーダーは利益が出ているので、どこかで決済して買い戻したいわけです。

利益を最大限まで伸ばす決済方法で「トレーリングストップ」があります。

トレーリングストップとは
トレーリングストップとは、利益が十分出た場合、自動で利益確定するために、逆指値注文を切り上げたり、切り下げたりする決済注文方法です。

レンジをブレイクした段階で利益確定をすると決めているトレーダーは、レンジブレイクと同時に、利益確定の買い注文が入ります。

このように、レンジや持ち合いのチャートパターンがブレイクするポイントでは、買い(売り)注文が殺到します。

そのことによって、ブレイク後は大きく価格が伸びるんです。

チャートが価格を動かしているわけではないんです。

チャートを見ている『人(トレーダー)』がチャートを動かしているんです。

どうでしょう。

少し、ブレイクアウトが分かってきたような気がしませんか?

さて、次の項目では、ブレイクアウトの「だまし」について解説していきます。

ブレイクアウトの『だまし』を完全理解

先ほどまで記述したように、FXでは、ブレイクアウト後に価格が一気に跳ねます!

「ブレイクアウトはやっぱりおいしい相場ですね!」

と言いたいところですが、そんなに簡単ではありません。

なぜなら、ブレイクアウトの『だまし』があるからです。

しかし、そんなに恐れることはありません。

『だましている』側も同じ人間です。

『だます』側の目線でブレイクアウトを確認することで、『だまされない』トレーダーになれます。

次の項目より『だまし』について理解を深めて『だます』側の人間を攻略していきましょう。

ブレイクアウトの「だまし」とは

それでは、以下の画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

一度、ブレイクアウトしたと見せかけて、結局レンジ内に戻ることを『だまし』と言います。

すでに経験済みなので、簡単ですね。

さて、それでは、誰が誰を『だまし』ているのでしょうか?

大きな資金を扱える機関投資家や大手ファンドのディーラーが、資金が少なく相場をコントロールできない私たち大衆トレーダーを「だまし」ているんです。

それでは、なぜ『だます』必要があるのでしょう?

次の項目で『だまし』についてさらに深堀りしていきます。

ブレイクアウトの2種類の『だまし』

ブレイクアウトの『だまし』には、2種類あります。

機関投資家や大手ファンドのディーラーたちが、私たちを『だまし』てきます。

そこには、2種類のパターンと理由があります。

ブレイクアウト『だまし』パターン①

まずは、画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

①ファンドディーラーは買い注文を入れブレイクを誘導して、その後、一気に売り注文を浴びせてきます。

②価格は、レンジを割り込み、『やっぱり売りだ!』と大衆に思わせるためです。大衆トレーダーは、まんまとドテン売り注文や新規売り注文を入れてしまいます。

③すかさず、ファンドディーラーは買い注文を入れ、価格を引き上げます。

④大衆トレーダーの損切りを狩りながら、大量のポジションを飲み込むためです。

ブレイクアウト『だまし』パターン②

【引用:A-KU】

①ファンドディーラーは買い注文を入れブレイクを誘導して、大衆トレーダーの買い注文を集めます。(ブレイクアウトが機能する理由で解説済み)

②その後、ファンドディーラーは一気に売り注文を浴びせてきます。

③買い注文を入れた大衆トレーダーに、損切りの売り注文をさせるためです。

④さらにファンドディーラーは売り注文を追加して価格を押し下げます。そして、反対側のレンジブレイクを成立させます。レンジ下限の買いポジションの損切り売り注文を飲み込むためです。

このパターンは、加速的に価格が伸びるので見逃さないようにしましょう。

ブレイクアウトの『だまし』を回避する4つの判断方法

『ブレイクアウトの機能』と『だましている側の戦略』を理解したことで、既に、あなたは、ブレイクアウトでだまされない体質になっています。

さらに、これから解説するブレイクアウトで「だまし」を避ける4つの判断方法で劇的に勝率が上がります。

①フォーメーションが綺麗

ひとつ目は、レンジが綺麗であることです。

個人的にレンジっぽいと感じている相場と、誰が見てもレンジは違います。

画像で確認してみます。

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

さて、OKパターンとNGパターンは、何が違うのか分かるでしょうか?

注目しているトレーダーの人数と、逆指値注文の量です。

綺麗なレンジや持ち合いは、注目しているトレーダーの人数が多いです。

その分、ブレイクした時のポジションも多くなるので、ブレイク後大きく伸びる理由にもなります。

できるだけ綺麗なレンジや持ち合いパターンのみを選択するようにしましょう。

②トレンド方向のみ狙う

ふたつ目は、ブレイクする方向を『トレンド方向のみ狙う』ことです。

トレンド方向の調整局面のレンジや持ち合いであれば、全体的なポジションはトレンド方向に傾いている可能性が高いからです。

大きなトレンドがアップトレンドであれば、上方向にブレイクする可能性が高い。

大きなトレンドがダウントレンドであれば、下方向にブレイクする可能性が高い。

ということです。

また、ファンドディーラーも大きなトレンドで利益を獲りたいはずです。

ですので、短期トレーダーを反対方向にだまして、大きなトレンドに戻す場面は多々見られます。

【引用:A-KU】

仮に反対方向へブレイクしたとしても、大きなトレンドに逆らっているので値幅はそこまでとれません。

安全にトレンド方向のみ狙いを定めましょう。

ファンドディーラーが「だまし(フェイク)」してくれたら、それこそ『おいしい相場』になります。

狙いを固定しておくと、相場に振り回されることなく落ち着いて対応できるようになります。

③だましの反対方向はチャンス

[②トレンド方向のみ狙う]でも、解説しましたが、「だまし」の反対方向へ抜けたときはチャンスです。

多くのポジションが損切りすることになるので、価格は加速します。

【引用:A-KU】

ブレイクアウトの仕組みや、だましている側の戦略が理解できるようになったからこそ『チャンス』と思えるんです。

だましている側について、大きな利益につなげていきましょう。

④ローソク足の終値を待つ

ブレイクは、ローソク足の終値で判断しましょう。

世界中の投資家たちは何を確認して、ブレイクアウトと感じ取るでしょうか?

もちろん、相場の事実です。

相場の事実とは目に見える結果ということになります。

その目に見える結果は、ローソク足で判断することができます。

ローソク足の解説

ローソク足の終値の意味
⇒ローソク足の終値(実体)は、相場の事実(結果)です。

ローソク足のヒゲの意味
⇒ローソク足のヒゲは、市場心理。つまり、焦りや不安、迷いです。

つまり、ブレイクアウトの判断は、ローソク足の終値ということになります。

画像で確認してみましょう!

【引用:A-KU】

ローソク足の見方や意味を理解しておくと、根拠を持ってブレイクを判断できるようになりますね。

ブレイクアウトの相場の種類

今まで、ボックス型のレンジ相場(レクタングル)のみを例えとしてブレイクアウトを解説してきました。

しかし、ボックス型のレンジ相場(レクタングル)以外にもブレイクアウトを利用できるレンジ相場があります。

代表的なチャートパターンを紹介しておきます。

綺麗なチャートパターンは、世界中のトレーダーが注目することになるので、絶対に見逃さないようにしましょう。

代表的な反転のチャートパターン

既にご存知の方も多いと思いますが、代表的な反転のチャートパターンになります。

このパターンは、すべてネックラインのブレイクがエントリーポイントになります。

【ダブルトップ・ダブルボトム】

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

【トリプルトップ・トリプルボトム】

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

【ヘッド&ショルダー】

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

【ヘッド&ショルダー・ボトム】

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

トライアングル型のレンジ相場

こちらも馴染みのあるレンジ相場です。

綺麗なトライアングルパターンもチャート上でよく確認することができますので、見逃してはいけません。

【シンメトリカル・トライアングル(ペナント)】

【引用:A-KU】
【引用:A-KU】

【ディセンディング・トライアングル】

【引用:A-KU】

継続パターンのボックス型レンジ相場

こちらも馴染みのあるボックス型レンジ相場です。

トレンドの調整局面で発生するチャートパターンです。

基本的には、トレンドと同じ方向にブレイクしていきます。

【フラッグ】

【引用:A-KU】

【レクタングル】

【引用:A-KU】

そろそろ継続・反転を示唆するウェッジ型

こちらも、綺麗なチャートパターンがチャートで確認できます。

ブレイクにはとても相性の合うチャートパターンで、トレンドの天底でのブレイクは大きな利益になりやすいです。

【上昇ウェッジ】

【引用:A-KU】

【下降ウェッジ】

【引用:A-KU】

上記で紹介した値動きは、チャートを確認してみると、とても綺麗な形で確認できます。

綺麗なチャートほど、ブレイクは機能します。

焦らず、綺麗なチャートパターンのみをブレイクアウトに採用していきましょう!

まとめ

ブレイクアウトは、利益率が非常に高い手法になります。

勝率さえ高くすれば、成績がグンと上がるのは間違いありません。

勝率を上げるために、

  • 『ブレイクアウトを理解する。』
  • 『だます側の立場で考えること。』
  • ①フォーメーションが綺麗
  • ②トレンド方向のみ狙う
  • ③だましの反対方向はチャンス
  • ④ローソク足の終値を待つ

を意識してください!

あなたのブレイクアウトの精度は確実に上がるはずです。

読者様へ

ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://a-kufx.comを参考にしております

1日1回の応援クリックならびにLINE@へ登録して、限定情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。


為替・FXランキング

完全無料配信のLINE@はこちらから登録が可能です。ブログだけでは明かせない独自のルートから入手す今旬の情報を定期的に配信しています。本当に投資を成功させたいと懇願している方は是非とも登録してもらいたいです

友だち追加

FXの基礎カテゴリの最新記事