FXで勝てるシナリオの立て方はこれだ!

FXで勝てるシナリオの立て方はこれだ!

今回は、FXのトレードシナリオについて、さらに切り込んで解説していきます!

【「テクニカル分析を勉強したり、実際のチャートでデモトレードに挑んだりしてもなかなかスキルが身につかない」】

こんなお悩みをお持ちの方も多いことでしょう。

実はその原因って、トレードシナリオを立てられるかどうかが大きく関係しています。

チャートを見て、相場の今後の展開や自身のトレードのイメージできることで、変なところでポジションを持ったり、予想外の値動きにも冷静に対処できるようになるのです。

シナリオを立てるスキルを身につけると、これまで勉強してきた知識がすべて繋がることでしょう(・∀・)

そんなトレードシナリオについて、この記事では以下のポイントを解説していきます!

・FXにおけるトレードシナリオの重要性
・FXでシナリオをたてるメリット
・簡単!FXのシナリオの立て方

いくら勉強してもなかなか利益を挙げられないって人はぜひ参考にして、今日からのトレードに活かしてください(`・ω・´)ゞ

FXでシナリオが必要な理由とは?

FXでシナリオが必要な理由はズバリ、FXが確率の世界だからです。

市場に参加している人の投資心理やファンダメンタルズ的要因によって動く相場を予測することは不可能です。

価格が上昇しそうな場面であっても、それは上昇する確率が高いということでしかありません。

さらに、1分先は価格が上がったとしても、もう1分先は価格が下がるなど、1分1秒単位でランダムに動き続けます。

どんな状況でも、あらゆる動き方をする確率があるのがFXです。

そのため、値動きを予測しようとしていては、トレードで利益をあげることはできません。

値動きに振り回されておしまいですね(´ω`)

利益をあげるためには、トレードシナリオを描き、自分がトレードするパターンを想定して、そのパターンのときだけエントリーしていくことが重要です。

相場分析で自分のトレードが当てはまりそうな相場に狙いを定め、手法によってトレードするパターンをイメージしていくのです。

さきほど、価格は1分1秒単位でランダムに動き続けるといいましたが、すべての値動きをイメージする必要はありません。

多少の上昇下落は許容範囲として捉え、この許容範囲の判断基準は自分のトレードスタイルであり、損切り幅ですね。

手法やテクニカル分析は価格の行き先を当てるために身につけると勘違いしている人も多いですが、そうではありません。

これらはトレードシナリオを描くために必要なスキルです(・∀・)

言い換えれば、いくら基本スキルを身に着けても、トレードシナリオが描けないと実践で活きてこないってことですね!

トレードシナリオを描くことができると、確率で動く相場のなかで、よりチャンスを厳選して立ち回ることができるのです。

まずはトレードシナリオの必要性についてしっかり理解していきましょう(`・ω・´)ゞ

FXでシナリオをたてるメリット3つ

ではFXでシナリオを描くことのメリットを、より実践的な例と一緒にご紹介していきます。

メリットはざっくりこの3つ!

・エントリーポイントが厳選できる
・損切り利確を想定できる
・効果的な振り返りができる

これらすべてが達成できると思えば、トレードシナリオを身につける価値はじゅうぶんありますね(・∀・)

では詳しく見ていきましょう!

①エントリーポイントが厳選できる

1つ目はエントリーポイントが厳選できるという点です(・∀・)

トレードシナリオを描くことで、自分がエントリーするパターンを絞れるため、余計なトレードをしなくて済みます。

多くの人が利益欲しさから、価格が上昇すると利益、下落すると損失というチャートの見方をしてしまいます。

しかし、上昇する場合、下落する場合のどちらにも色々なパターンがあります。

そのため、この細かいパターンを想定しないと、目先の値動きに飛び乗ってしまったり、チャンスを逃してしまったりするのです。

エントリーポイントを考えず、利益になる方向に動きさえすればエントリーしちゃうって感じですね(´ω`)

もちろん、自分のパターンではないという理由でエントリーを見送った結果、エントリーしていれば利益が出た!というケースもあります。

しかし大事なことは、自分のパターンに絞ってトレードすること。

なので、見送った結果想定方向に伸びていっても、これは自分の判断として正解だったということです(・∀・)

価格の行く先を当てるのではなく、自分のトレードを実行できるかどうかのゲームですからね。

自分がトレードする時間足に合わせてパターンを考えることで、よりエントリーポイントを厳選でき、さらに見送り判断の精度も高められるのです(`・ω・´)ゞ

②損切り・利確を想定できる

2つ目は損切り・利確を想定できるという点です(・∀・)

トレードシナリオを描く際は、トレードの出口もセットで考えます。

シナリオを描けない人だと、上昇すれば利益になる、下落すれば損失になるという見方をしがちですが、シナリオを描くことで、トレードの出口を忘れずに考えられるのです。

シナリオを描く中で「多少の上昇下落を許容する」というお話をしましたが、これはまさに損切りをどこに設定するかという話ですね!

例えば押し目買いする場合、過去の値動きを根拠に、抵抗帯の外側に損切りを設定します。

価格が反発上昇するパターンも様々ですが、損切りを設定することで自分が許容するパターンと意識するパターンを明確に区別できます。

ボラティリティが高いから少し広げるとか、相場状況によって臨機応変に対応することも可能ですね。

利確に関しても同じで、過去の値動きを根拠に、どのあたりまで価格が動きそうかをイメージして、決済ポイントを決めます。

リスク対リターンの比率とか、トレードスタイルによって狙う値幅は人それぞれです。

ただし大前提として、利確を考えるにはシナリオを描けていることが必要です。

細かくシナリオを描いて利確と損切りを設定できていれば、途中の急な値動きにも焦らなくなるでしょう(`・ω・´)ゞ

③効果的な振り返りができる

3つ目は、効果的な振り返りができるという点です(・∀・)

「FXが上達する振り返り方法」の記事でもお話しましたが、トレードスキルを上達させるためにはトレードを考える過程と振り返りが重要です。

勉強はトレードするための下準備であり、勝ち負けや資金が増えたかどうかは結果論でしかありません。

そして、振り返りを充実させるためには、どれだけ細かく戦略を考えられたかが大きく関係します。

FXでは値動きに正解がないため、決済後の相場を見てもなにが正しかったのかが判断できません。

そこには価格が上昇した下落したという事実しかないです。

なので、正解不正解を決めるためには前提条件が必要であり、この前提条件が自分の戦略としての仮説になります。

例えば仮説がなにもない状況で、価格が反発上昇しても、そこにあるのは上昇したという事実のみです。

しかし、過去の値動きをもとに抵抗帯で反発して上昇するという自分の仮説に沿って、答え合わせをすることで、正解不正解の判断ができます。

仮説が細ければ細かいほどその精度は高くなります。

トレードシナリオを描くことで、仮説を立てられるため、自ずと振り返りも充実させることが可能なのです。

当ブログにも「このトレードどうですか?」というご質問をたくさんいただきますが、前提条件が明確ではないものが多いです(´ω`)

自身で振り返りをしてもイマイチ腑に落ちないのは、そもそも戦略やシナリオを細かく描けていないからともいえますね!

結果が気になるのは当然のことですが、相場を見て、今後の展開をイメージすることをもう少し意識してみると良いかもしれません(`・ω・´)ゞ

【3ステップで解決】勝てるシナリオの立て方

ではここからは、実際にトレードシナリオをたてる手順をご紹介していきます。

手順はざっくり以下の通り。

・ステップ1|値動きのパターンを考える
・ステップ2|次の抵抗帯を考える
・ステップ3|複数時間足でシナリオを想定する

もちろん実践していく中で細かい判断はありますが、おおまかな手順として覚えていただければ大丈夫です。

では順番に見ていきましょう!

ステップ1|値動きのパターンを考える

まずは値動きのパターンを考えます。

今現在の価格から上昇する場合、下落する場合、横ばいになる場合を考えていきます。

細かいパターンまで含めれば何万通りとあるので、考えすぎるのもNGです。

なので、自分がトレードする根拠を基準の1つにしてパターンを考えましょう。

例えば上昇トレンドの中で押し目買いを狙う場合、押し目の根拠となる抵抗帯からの反発という1つのパターンがあります。

この抵抗帯を軸に考えていくってイメージですね。

この時点でトレードシナリオを描く目的としては、自分がエントリーするパターンが明確にすることです。

下落する場合なら、抵抗帯を抜けて下落する値動きはすべて見送りという感じで、自分がエントリーするか否かでパターンを想定していきましょう(・∀・)

値動きのパターンを考えてることが、トレードシナリオを身につける第一歩でもあるので、ぜひ実際の相場でチャレンジしてみてください。

ステップ2|次の抵抗帯を考える

値動きのパターンを考えられたら、次の抵抗帯を考えます。

値動きのパターンごとに、次価格が当たりそうな抵抗帯が無いか探していくということですね。

「FXの抵抗帯について」の記事でもお話しましたが、ほとんどの価格は抵抗帯で跳ね返るか、抜けるかの2択で動いていきます。

トレードシナリオを描く際も、今後ぶち当たりそうな抵抗帯を想定して、その抵抗帯でもう一度値動きのパターンを考えていきます。

これを繰り返すことで、大まかなトレードシナリオは完成するでしょう。

また、次の抵抗帯からの値動きのパターンを考えられると、新しいエントリーポイントが見つかる場合もあります。

チャンスに乗り遅れた場合でも、焦ってエントリーせずに、次のチャンスを待つことができますね♪

ステップ3|複数時間足でシナリオを想定する

最後に複数時間足でシナリオを想定していきます。

相場は上位足の流れの中に、さらに細かい値動きが含まれています。

トレードシナリもおなじで、値動きのパターンの中にはさらに細かいパターンが描けます。

スイングトレードのような損切り幅が大きく、細かい値動きは気にしないトレードであれば、細かいシナリオも必要ありません。

ただしデイトレードのように、5分足を見ながらタイトにエントリータイミングを図る場合は、小さなシナリオも必要です。

とはいえ、小さい時間足でのシナリオの描き方も同じです(・∀・)

今現在からの値動きのパターンや、次の抵抗帯での新しい値動きのパターンを考えていけば問題なしです。

特にマルチタイムフレームが苦手な方こそ、シナリオを想定して小さい時間足でも確認するという作業をやってほしいですね(・∀・)

小技|MT4でシナリオを想定するならオブジェクトを使う

MT4の場合「挿入」「オブジェクト」から「ライン」「図形」を活用すると、より複数時間足でのシナリオが想定しやすくなるのでおすすめです。

まとめ

トレードシナリオはFXをする上で欠かせないスキルです。

手法やインジケーター、チャートパターンといった知識ばかり注目されがちですが、最もトレードに直結するのはトレードシナリオを描くスキルでしょう。

もちろん、トレードに直結するからには、簡単に習得できるスキルではありません。

しかし、慣れることも大事なので、何度も練習してトレードシナリオを描けるように日々取り組んでみてください。

また、トレードシナリオは基本的なことが身についた上で活きるスキルでもあります。

そもそもの基本を身に着けたいってかたは、FX道場にて伝授していますので、ぜひこちらもご参加ください。

ではでは、本日はこのへんで!

次回のFXブログもお楽しみに〜(・∀・)

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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