レンジ相場の逆張りトレードは建値決済で終わるも、今の相場で戦える手応えアリ?

レンジ相場の逆張りトレードは建値決済で終わるも、今の相場で戦える手応えアリ?

さて皆さん、トレードしてますかーッ!?
すでに感じている方も多いと思いますが最近の相場、「ムズい」ですよね(・д・)

チャンスっぽいところは度々見かけるものの、なかなか中長期的に方向感がまとまらないので利益を引っ張るのが困難な相場だと感じてます。

昨日私もレンジの逆張りを仕掛けたんですが、残念ながら利益を伸ばすことができず建値決済となりました(´ω`)

そこで今回はその“レンジ逆張りトレード”を公開ッ( ゚Д゚)!

やっぱり中長期でトレンドが継続しないので、どうしてもレンジを狙いがちですね。

んまぁその時その時でチャンス相場も変わりますし、レンジでも狙えそうならガシガシ狙っていく所存(`・ω・´)損切り入れてれば怖くない!

トレンド相場のみに絞ってトレードしている方にとって、今の相場はなかなかに厳しいハズ。

とはいえレンジ相場を狙うにしても、「どんな相場状況なら有効なのか?」ってとこがわからない方も多いと思いんじゃないでしょうかね(・ω・)

まず前提として、レンジで逆張りを仕掛ける際に大切なのは如何に多くのトレーダーに意識されそうな抵抗(価格帯)を捉えられるかです。

んまぁ今回のトレードは建値決済で終わっちゃいましたが、レンジ相場の分析・戦略立ての部分は手応えあったので参考にしていただけるかと思います(´ω`)

ちなみに私は普段トレンド相場で順張りすることが多いので、そのベースとなる手法は下記のページにてご確認くだされ!

→たったこれだけ!14年勝ち続けたシンプルなFX手法を公開

ではでは、早速相場分析から解説していく〜((((((((っ・ω・)っ

多角的な相場分析からより多くの根拠を見つけ出す!

今回目をつけたのはGBPAUD。

「チャンスはねえが〜」とチャートをちらちら見ながら追っかけ回してました(・∀・)

ちなみに先ほど「レンジで逆張りする際は“如何に多くのトレーダーに意識されそうな抵抗(価格帯)を捉えられるか”が大事だよ〜」とお話しましたが、これは1つの時間足で判断するわけじゃありません。

実際に見てもらったほうが早いと思うので、まずは1時間足の方から見ていきますか(σ・∀・)σ

【GBPAUD/1時間足】

大きく上下に振ってますが、SMA100は横ばい、一目均衡表の雲も上昇と下降を交互に形成しているので明確なレンジ相場と言って良いですね(・∀・)

ローソク足が何度か反発している高値ゾーンと安値ゾーンも明確なため、ぶっちゃけこのままショートで入っちゃっても良いんですが…。

方向感のないレンジ相場で仕掛けるからこそ、入念な確認とよりたしかな根拠が必要です(`・ω・´)

なぜなら逆張りというのは“現在の相場の流れに反してエントリーポジションを建てること”。

1つの時間足だけだと目に見える範囲の抵抗帯しか把握できないので、より大きな相場の流れによってあっさりと抵抗をぶち抜かれて負け〜なんてこともありますからね(・∀・;)

そのため複数の時間足で「他にエントリーの根拠となりそうなものはないか?」「相場の大きな流れはどっちに向いてるのか?」などを確認していく必要があります。

※複数の時間足で相場を分析する方法『マルチタイムフレーム分析』についてはコチラ。
→マルチタイムフレーム分析入門!チャートを見通す”神の目”を身につける方法

てなわけで続いては上位の4時間足を確認していきましょ〜♪

【GBPAUD/4時間足】

4時間足は下降トレンドからローソク足がMA100を上抜けて相場が転換しようかという局面ですね(・ω・)

先ほどの1時間足より大きな時間足で広い範囲を見渡したことで早速新たな抵抗を発見!!

これまで何度も反発しているレジサポラインに、現在の価格がちょうどぶつかっていることが確認できました(´ω`*)

これだけ反発していれば、このラインが再び抵抗帯として意識されることも十分期待できますな!

逆にこんだけ反発して強力な抵抗帯になっているからこそ、ここを上抜けたときはグイーンと伸びていきそうですよね(・∀・)

こういった抵抗帯はそこにローソク足が到達したときの値動きによって、反発とブレイクの両方で戦略を立てていけるのがオモロイとこ。

ではついでに日足で「相場の大きな流れはどっちに向いてるのか?」も確認しておきましょ^^

【GBPAUD/日足】

日足はバリバリの下降トレンド(´ω`)
今回狙っているのはショート(売り)なので、相場の流れが下方向なのはもちろんウェルカム!

加えて過去に戻り目として意識されているMA20に差し掛かっている場面なので、コチラも下落への期待度UPですな(σ・∀・)σ

→押し目・戻り目ってなんぞ?

このトレードには一応懸念点もあるんですがそれは後ほどお話するとして、最後に1時間足で利確目標をザックリ決めておきますか(・∀・)

【GBPAUD/再び1時間足】

実はレンジでトレードする際に一番難しいのって利確だったりするんですよね。(エントリーもムズいっちゃムズいけど)

元々方向感のない相場なので必ずしも高値から安値まで、または安値から高値まで一撃でガッポリ取れるとは限りません(・д・)

いざエントリーして相場が予測方向に進んでから考えようとすると、どうしても欲が出てなかなか決済できないということにもなりかねないので、予め利確する価格に目星をつけておくのがオススメ。

画像を見てもらうとわかるように、今回は三段階に分けて目星をつけました。

1つ目(青)は直近で何度か反発している価格→約60pips
2つ目(緑)はローソク足の状態は関係なく、シンプルにこのレンジ幅の半分くらい→約100pips
そして3つ目(赤)は、安値ゾーンまでまるっと取れた場合です→約190pips

んまぁレンジの安値ゾーンまでスコーンと落ちてくれたらウハウハですが、現実的なとこを考えると半分ぐらい取れたら上出来ですかね〜(・ω・)

それではここまでの戦略を一旦まとめましょう!!

【ここまでの戦略まとめ】

  • 日足:下降トレンドのMA20戻り目。下落への期待値UP!
  • 4時間足:転換局面。何度も反発しているレジサポラインあり。
  • 1時間足:大きく上下に振れているレンジ相場。
  • 戦略:4時間レジサポ、1時間高値ゾーンからの逆張りショート!利確は目星をつけた3つのポイントから相場の動きに合わせて判断。

短期足で反転を確認してからエントリー!

さて、戦略がまとまったのであとはエントリーですね(・∀・)
短期足で反発したことを確認し、予測方向に勢いが出たところでエントリーしていきます。

【GBPAUD/5分足】

基本的にトレンド相場での押し目買い・戻り売りも、レンジ相場での逆張りも、同様に抵抗からの反発を狙う手法なので、短期足でのエントリータイミングの測り方はそんなに変わりません(・ω・)

まずは抵抗付近で反転を示唆するチャートパターン(WトップやWボトム、三尊・逆三尊など)による上げ止まり・下げ止まりを確認。

んで、ネックラインやMAなどを抜けて勢いが出たことを確認してからエントリーって感じですね(σ・∀・)σ

→FXのエントリータイミング術!!下位足でのベストタイミングの取り方

最近の相場はムダにボラが高く、中途半端なところで入るとサクッと損切りにかかったりするので、できる限りじっくり引きつけてエントリーしたいところ。

その後の動きを見てみましょ〜!

【GBPAUD/5分足/16時02分】

目論見通りWトップを形成し、ネックラインとMA20&50を下抜けてきましたね。

1.80892でショートエントリーじゃ〜いッ(゚∀゚)!

ちなみに今回わりと大きめの値幅を狙ってるので、損切りは-30pipsで設定しました。

ではその後の展開を追っていきますぞ!

【GBPAUD/5分足/16時48分】

1時間も経たないうちにこんだけキレイに落ちてくれれば上出来(´ω`)
幸先良い滑り出しですな♪

サクサクいきましょー!

【GBPAUD/5分足/18時38分】

早々に45pipsゲーーーーット(゚∀゚)
下落の流れに引っ張られて、5分足も短期トレンドに転換しましたね。

ある程度含み益も出たので、ここで逆指値(損切り)を建値にスライド。
しかしこの行為が後々自分の首を締めることになろうとは…。

ちなみに見立ての部分でお話していた今回のトレードの懸念点について、ここで触れておきましょう(・∀・)

【GBPAUD/30分足/18時38分】

コチラは短期30分足です。
ご覧のように勢いの強い上昇トレンドを形成してますよね?

今回狙っているのは比較的値幅の大きい中期足のレンジなんですが、そういった場合このように短期足が予測と逆方向のトレンドを作っている時って結構あるんです(・ω・)

まぁそもそも相場の流れに逆らうのが逆張りなので、ある意味当然っちゃ当然なんですけどね。

基本的に相場は「短期は中期の流れに、中期は長期の流れに引っ張られやすい」という特徴があるので、今回はそれを踏まえて問題ないと判断したわけです(・∀・)

ただ画像のように短期トレンドのMAや雲などの抵抗を軒並み突破せにゃゴールまでたどり着けないので、そこが中期レンジを攻略する難しさかなと考えてます。

んでその後はというと。。

【GBPAUD/5分足/23時33分】

アカーン( ゚Д゚)
完全に下落の流れをせき止められたどころか、そのまま5分足下降トレンドも崩れる始末。

悪い予感がするので30分足も見てみますか。

【GBPAUD/30分足/23時33分】

Oh…上昇雲でガッツリ反発してるze…。
しかも上昇への反転を示唆するWボトムのオマケ付き。

おかげさまで約50pipsあった含み益がみるみる溶けております(・∀・)HAHAHA

現在の相場状況をテクニカル的に分析すると、確実に「下落の期待値<上昇する可能性」なんですが…

もう大して含み益も残ってないし、最悪建値でプラマイ0なのでこのまま放置します(・3・)チェッ

【GBPAUD/5分足/0時07分】

案の定グングン伸びてきてあっさり切られましたわ(  ̄~ ̄;)w

てなわけで今回のトレードはプラマイ0!!

まだレンジの高値ゾーンを突破されたわけじゃないので、損切りラインを建値にずらさなければもうちょい粘れたかな〜というのが悔やまれるところ。

実際今朝の値動きを見ると↓

【GBPAUD/5分足/11時53分】

私が切られた辺りの価格帯で推移して高値ゾーンには到達していない模様。

ここから落ちてくるかどうかはわかりませんが、まだ中期のレンジは全然生きてるし、このまま行けば懸念していた30分足トレンドの勢いも衰退してくる可能性があるので、レンジ攻略には追い風かも(・∀・)

逆にこの高値ゾーンを抜けてくればブレイク狙いの順張りという選択肢もありますしね!

今回のトレードは建値決済に終わりましたが、今の相場でも狙い方次第で十分戦えるということがわかりましたし、これからもガシガシ狙っていきますぞ〜♪

難しい相場だからこそ、今後のスキルアップのためにチャレンジしてみてほしい

てなわけで今回はレンジ相場の逆張りトレードを解説しました(´ω`)

今の相場を見ていて思うのは、「1つの武器だけじゃ攻略しづらい」ってことですね。

冒頭でもお話したとおり、中長期的に一方向に進んでくれない相場なので、“中長期トレンドフォローの順張りで利益引っ張る”という私の王道トレードが通用しない感じ。

かといってトレードせずに指くわえてチャート見てるだけじゃ専業トレーダーは食っていけないんですわ(・∀・)あーコリャコリャ

1つの視点だけで見ているとチャンスに気づけないような相場も、いつもと違った視点で相場を見てみたり、少し視野を広げてみたりすることで勝負できそうなチャンスに出会えたりしますからね〜。

例えば、いつもより小さい時間足に視点を移すことで短期的に勝負できそうなトレンドに気づけたり。

トレンドばっかりに集中して見てたのが、少し視野を広げてみると実はそれが高値安値の明確なレンジだったり。

この辺りに関しては機会があれば今後の記事で中期だけでなく短期的なトレードとか、いろんなバリエーションのトレードをお見せしていけたらなと考えてます(´ω`)

今のようなちょっと難しい相場も、経験することで今後のスキルアップにも繋がるので、できることなら皆さんにも上手いこと資金管理しながらチャレンジしてみてほしいです^^

FXは損切りさえ入れておけば損失を許容範囲内に抑えられるし、今回のようにある程度含み益が出れば最悪プラマイ0で終えることもできる。

さらには不安ならロット数を小さくすることでリスクを下げてトレードすることもできますからね。

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