今回はFXやってたら一度は耳にしたことがあるであろう「ネックライン」について解説していきます。
ネックラインはFXでトレードするならば、絶対に知っておいた方がいい最重要ラインの1つです。
それは・・・
なぜかというと・・・・・・
このネックラインを目安にトレードのエントリー判断をするといった、損益に直結する場面で活用することが多いからです。
ただ、そもそもネックラインの存在を知らなかったり、うまく発見できず活かしきれないトレーダーさんも少なくありません(´ー`)
ネックラインの存在を知らなかったり、見つけられずにトレードしてしまうと、勢いづく方向と逆にエントリーして即損失になる可能性も高いので・・・非常にもったいない!
ということで、
- ネックラインとはどういったものか
- ネックラインの見つけ方
- ネックラインの活用方法
今日は最低限、以上のポイントを理解してからオフトゥンに入っていただければと思います
ネックラインとは何か?
そもそもネックなラインというのはなんなのかというと、「ネック」=「首周り・障害になる」な「ライン」=「線」のことです。
ご存知の方もいると思いますが、
- ダブルトップ、ダブルボトム
- トリプルトップ(三尊)、トリプルボトム(逆三尊)
といったチャートパターンの中で現れるラインです。
なので、ネックラインの理解の前にこれらのチャートパターンを理解しておくと、ネックラインの理解もはかどるかと思います(・∀・)
ダブルトップ&ボトム↓
トリプルトップ&ボトム↓
そして、これらのチャートパターンは、ネックラインを抜けられるかどうかが肝となるので、物事の障害(ネック)となるラインって事でネックラインと呼ばれてる感じですね(´ー`)多分、ゼッタイ。
あるいはトリプルトップ(三尊)のことをヘッドアンドショルダー(頭と肩)なんて風に言ったりもするので、ちょうど首にあたるラインということで「ネックライン」と呼ばれてる感じですね(・∀・)ヒャッハー
ネックラインとは・・・
ダブルトップの場合はいったん安値を付けたところに引く水平ライン
トリプルトップの場合は安値2つを結んだライン
ダブルボトム、トリプルボトムの場合は逆になる。
って感じです(・∀・)
言葉で覚えると大変ですが、チャートを見てイメージ画像として覚えておくと、実際のチャートを見た際もスムーズに発見できます!
ネックラインの仕組みや特徴を理解しよう
ではこのネックラインとやらは、いったいどうやって出来上がるのかというお話をしていきましょう。
ここを理解してるか否かで、モノホンのネックラインを見極められるか、ニセモンのネックラインに引っかかってしまうかの分かれ目になってくるのでしっかり付いてきてくだされ〜(o・∀・)ノ
例としてダブルトップの場合で考えてみます。
ネックラインを持つダブルトップなどのチャートパターンは、トレンドの転換の場面でよく出現します。
①トレンドの流れに乗って含み益を伸ばしてるトレーダーは、ある程度伸びたところで利益を確定します。上昇トレンドの場合は「買い」でポジションを持ってて「売り」で決済するわけです。
すると売られた通貨ペアは価格が下がっていき、ある程度のところでいったん止まります。
②止まったポイントは一見すると押し目となっているので、再びの上昇を見込んで買いが集まり、再度上昇していきます。
③が、前回高値を超えるほどの買いが集まらなかったり、実は上位足でのレジサポに差し掛かってた、などの要因で上がりきらないことがあります。
④上げ渋った相場を見て買いポジションの決済(売り)が集まって下がり始め、押し目を更に下げることになるとそこから逆に売りで仕掛けてくる人たちが増えて、ネックラインのブレイクを皮切りに下降へと転換していく流れになるってわけです。
今回はダブルトップをモデルに解説しましたが、この攻防が2回続けばトリプルトップになりますし、もちろんそれ以上続く可能性もありその場合はレンジっぽく相場が遷移していくってわけなんですね(・∀・)
こういったトレーダーの心理・行動から、「ネックラインをブレイクすると、ブレイクした方向に一気に伸びやすい」というネックラインの特徴に繋がってくるわけなのです。
ネックラインの見つけ方・引き方を解説
続いては実践的なお話として、ネックラインの引き方を解説していきます♪
とは言っても、引き方自体はすんごい簡単です。
(てか、さっきちょろっと言っちゃいましたが、、、)
ダブルトップ(ダブルボトム)の場合は、いったん安値(高値)を付けたところを通るように水平ラインを引きます。
トリプルトップ(トリプルボトム)の場合は、2度付けた安値(高値)同士を結んでラインを引きます。
ラインはローソク足のヒゲの先っぽがいいのか?実体に引いた方がいいのか、と言った細かい部分をどうすればいいのか気になる方も少ないくないと思いますが、ぶっちゃけ「細かいことは気にしないで引く!」でOKです。
というのも、多くのトレーダーが意識する価格をドンピシャで当てることは不可能なので、数pipsの誤差は仕方ないと割り切った方が現実的です。
上記のようなお手本通りのチャートパターンが現れてくれれば見つけやすいかと思いますが、実際の相場では下記のような微妙な形もあったりします。
こういう微妙な形を目の前にして、エントリーしたいからといって自分の都合よく解釈してしまっても、当然相場はそう都合よく動いてはくれまへん(´ー`)
なので、そんな時は無理にネックラインを引かずスルーする、という判断が正解になります♪
先ほど解説したとおり、ネックラインの本質は「他のトレーダーが意識する」というところにあるので、自分だけが見ているネックライン(もどき)ではブレイクしたとしても見立て通りの方向に進んでくれる可能性は高くはないからです。
んま、これはネックラインに限った話ではないので、FXをやっていく上では「独りよがりの判断になってないか?」と自分を疑うクセは付けといて損はないですよ〜
実際のトレードではこう使うネックライン
では最後になりますが、実践のお次は実戦でのお話といきまっしょう(・∀・)ヒャッハー
私の普段のトレードをチェックしていただいてる方にはおなじみですが、
私は短期足でダブルボトムなどのチャートパターンを見つけて、ネックラインをブレイクしたタイミングでエントリーする、みたいな使い方がほとんどです。
が、短期足のチャートパターンだけを見てエントリーするわけではゴザイマセン。
例えば上昇トレンドで1時間足のMA20から押し目買いを狙って、その細かい値動きとして5分足に目線を移してダブルボトムのネックラインブレイクを目安にエントリーするみたいな感じです。
こういった複数の時間足で相場を捉えていくことをマルチタイムフレームなんていいますが、まだご存じない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
実際にネックラインを活用したトレードがこちら
こちらはとある日の【AUDJPY/1時間足】
レジサポ+MA20でMA20はその前にも一度反発を起こしており、狙うには根拠十分です。
今にも「押し目買い狙っておくれやんす〜」という声が聞こえてきそうな、理想的な相場状況ですね!
ま、実際には相場は喋りませんが…(´ー`)
しかし、理想的な相場状況といえどいきなりエントリーするのはちょいとリスキー。
ここで短期足に目線を移して、反発の値動きを確認できればエントリーしていこうかというところです。
てことで【AUDJPY/5分足】
1時間足MA20に触れた後、ダブルボトムを形成しネックラインをブレイクしてきたところでエントリーしていきます。
実際のトレードでネックラインを活用する一連の流れはこんな感じです(`・ω・´)ゞ
で、このトレードの結果はというと・・・
こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいな〜
ネックラインはあくまでチャートパターンの一部
今回はネックラインとはどういったものか?といった概要から、その背景にあるトレーダーの売買、ネックラインの引き方・見つけ方、とネックラインについて余すところなく解説してきました(・∀・)♪
お伝えしてきたとおり、ネックラインはチャートパターンの一部ですし、チャートパターンは戦略の中での一つの根拠に過ぎません!
なのでそもそもは、まずは相場を正確に客観的に捉えるところから始まり、相場に合った戦略を立てられて初めて、チャートパターンやネックラインといった細かい部分にこだわる必要が出てくるのです。
そこの優先順位だけはお忘れなく!
くれぐれも目先のチャートパターンに飛びついてしまうような「木を見て森を見ず」なトレードはしないよう心がけていきましょう٩( ‘ω’ )و
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております
1日1回の応援クリック情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。