FXのコツはこの2つだけでOK!?勝ち方がわからない人への処方箋

FXのコツはこの2つだけでOK!?勝ち方がわからない人への処方箋

最近、聞かれることNo.1はこの質問です。

「そんなコツがあったらこっちが教えて欲しいくらいだよ」という本音は心の奥底に封印して、ちょっと真面目に考えてみました。

ちなみに、私自身はよく言われる毎日100円のプラスというのはコンスタントにクリアしています。

とはいえ、ならすと本当に100円くらいになってますが。

相場を読むためのテクニックやスキルは一旦置いといて、勝つためのコツは突き詰めるとまずはたった2つのことに集約されます。

  1. 証拠金に余裕を持つこと
  2. ブレずに損切りを実行すること

「え、それだけ!?」とか「それなら自分もやってるよ!」という方、これから詳しく説明していくので、「もうやってるよ」という方こそ、ぜひ読んでもらいたいです。

そのほか、どういうやり方の場合で安定的に勝てるようになるのかのポイントや注意点も書いています。

ぜひ参考にしてくださいね。

証拠金って何?

1つ目のコツとして、「証拠金に余裕を持つこと」を挙げました。

この「証拠金」とは、FXで損しない最低限のポイントなので、改めて紹介しておきます。

証拠金とは、投資金の中でも、FXの取引専用口座に入金しているお金のことを証拠金と言います。

そして、FXはこの証拠金を元に取引をしています。

そのため、日本語で「外国為替証拠金取引」なんていったりもします。

つまり、投資に使えるお金が何百万円あっても、専用口座に1円も入っていなければ、FXの取引は出来ないのです。

FXで儲かる仕組みを不動産に例えると

今、あなたの手元に1,000万円あるとします。これが証拠金です。

今回特別にマンションの一室を800万円で買ったとします。

証拠金の残りは200万円ですよね。

この時、不動産会社の人に「1年後、この物件は1,000万円になる見込みがある」と査定されました。

あなたが1年後、上記の金額で売るとすると、含み益が200万円となります。

「含み益」とは、まだ売買を確定させていない状態での利益のことです。

【マイナスが出てしまったパターン】

しかし1年を過ぎても売らずにいたら、徐々に買取価格が下がってきました。

今の買取は600万円の価値になってしまったとします。

取引に使ったのは800万円、残りは200万円でした。

買取価格が600万円になってしまったので、今売ると200万円の含み損となります。

「含み損」とは、まだ売買を確定させていない状態での損失のことです。

損するから売らないでおこうと思っていると、ドンドン価格が下がってしまいます。

ですから、含み損とわかっていても早めに判断し、200万円損するだけで解決する方が賢明な判断となります。

このような取引を為替で行うのがFXです。

証拠金維持率が大事な理由

証拠金維持率が大事な理由は、証拠金維持率が低いときにのみ、「ロスカット」という強制的に決済する仕組みがあるからです。

ロスカットとは、FXをあまり知らない方でも聞いたことがあると思います。

もの凄く怖いものみたいなイメージがあると思いますが、先ほどの不動産の例で見てみましょう。

 ロスカットとうまく付き合う方法は?

ロスカットは決まった証拠金維持率になると強制的に決済されてしまうものです。

ちなみに、ロスカット発動の維持率はFX会社やコースごとに異なります。

今回は50%とします。

取引に使用している証拠金は1,000万円なので、500万円を切ると証拠金の50%を下回ったとしてロスカットされてしまいます。

つまり、取引に使用していない残りの証拠金が多ければ多いほど50%を割りにくくなっているのです。

これが「証拠金に余裕を持つ=証拠金ギリギリまで取引に使用しない」賢明な判断が必要ということです。

ただ冷静に考えてみると、1ドルがいきなり10円上がったり下がったりというのは未だかつてありません。

そう考えると、ロスカットはよほど目一杯まで証拠金を使わない限り避けやすいのです。

そもそも、ロスカットは急激な相場変動の際にスッカラカンになる前に決済し、少しでも証拠金を残すための仕組みなのです。

ですから、~証拠金を守ってくれる本当はありがたい仕組みなので、うまく付き合うことがFXで損をしないコツです。

  • 【ロスカットを避けるポイント】
    • 証拠金ギリギリまで取引しない!
    • 比較的に変動幅が少ない通貨ペアを使うとある程度避けることができる

証拠金に余裕を持つことが大切な理由

証拠金維持率をわかりやすく説明するために、不動産の話をしましたが、いかがでしたか?

さて問題です。なぜ証拠金に余裕を持つ必要があるのでしょうか。

答えは、多くの方がコツコツ稼いで、ドカンと大きく負けてしまうからです。

実は、FXの相場で利益を出すこと、つまり、相場を予想することそのものは、意外と誰でも出来ます。

FXは、2つの通貨の相対レートなので、大きく動いてもやがて戻ってくる傾向にあります。

そのため、何となくチャートを読んでいてもそれなりに当たります。

しかし、持っている通貨の数がそこまで大きくなく、少しの変動を読んでいくと、どうしても利益は少なくなります。

そこで問題なのは予想が外れ、相場が大きく動いたときです。

このときに、追証の危機になり、証拠金を追加しまくった挙句、仕事中などチェック出来ないときにさらにマイナスが膨れてロスカットされて大きく失うというのがバッドエンドへのシナリオです。

ちなみに、ロスカットされても確かに0にはならないのですが、このとき証拠金を追加しまくり、本当は投資目的ではなかった「手を出してはいけないお金」に手を出していると、いくら0にならないとは言え、かなりの痛手となります。

こんな事なら最初の追証のときやロスカットのときに証拠金を足さずに、強制決済されていた方が遥かに傷が浅かったはずです。

強制決済の大損を避けようとするあまり、結果としてもっと大きな損失を出してしまうというのが最大の悲劇です。

まずは、証拠金に余裕を持って、この強制決済を避けるのが先決です。

「目安として証拠金維持率はどれくらいがいいですか?」というのもよく聞かれますが、実はパーセンテージよりも大事なのはいくらまでの変動に耐えられるかです。

  • 【損益】
    • 持っている通貨 × 変動分

例えば、米ドル円(USD/JPY)なら、大きく動くときで1日に2円くらい、リーマンショックでは7円くらいでした。

1週間だと連続して一方に動いたりもしますので、もう少し余裕を持ってもいいかもしれません。

ということは、10円以上耐えられるくらいの証拠金に余裕があればある程度安心して取引出来そうです。

1,000通貨単位(通貨ペアの単位、今回ならドルです)持っているなら、10円動くと1万円です。

よく聞く「5,000円から始められるFX」というのは、ほとんどこの米ドル円を1,000通貨単位持つパターンです。

このとき、証拠金の残りはどんなに頑張っても1,000円はありえません。

つまり、1円動くと1,000円分なので、証拠金維持率が1,000円を割ってしまう状況は比較的起こりやすいのです。

少額でOK? レバレッジを使おう

これも誤解されやすいのですが、証拠金に余裕を持つ上でこのレバレッジを上手く利用しない手はありません。

レバレッジとは、証拠金に倍率をかける仕組みです。

例えば、国内FX取引会社の最大レバレッジは25倍です。

米ドル円の場合だと、1,000通貨単位は1,000ドル分です。

レバレッジを全くかけない=レバレッジ1倍の場合、1ドル113円×1,000通貨単位だと、11万円強必要です。

これだと、多くの方がFXをやろうと思わないのではないでしょうか。

ここでレバレッジを25倍にすると、4,520円で取引でき、5,000円の証拠金ならば残りは480円です。

所持通貨単位は1,000通貨単位ですから、1ドルあたり0.48円動くと480円分です。

米ドル円は比較的変動が少ないとは言え、結構シビアな読みをしなくてはなりません。

なお、この1,000通貨単位の状態で0.1円の読みを当てていくと100円の利益です。

1日100円の理屈はこういう形です。

ちなみに、レバレッジのリスクは、所持通貨単位が大きくなることで同じ変動幅でも影響が変わってくることです。

同じ1円の変動でも、1,000通貨単位なら1,000円分、1万通貨単位なら1万円分です。

また、レバレッジを低くするとそれだけ取引にお金が必要ですが、25倍など高すぎると少しの変動幅でロスカットされる確率が高いです。

レバレッジに関係なく、証拠金は残しておく必要がありますが、余裕を持って取引することが1番重要です。

 「ブレずに損切りを実行する」って何?

もう一つのコツとして、「ブレずに損切りを実行する」と取り上げました。

損切りは、実は言葉としては「ロスカット」そのものなのですが、FXでのロスカットは紹介したように強制決済なので、少し区別する必要があります。

FXにおける損切りとは、損失が大きくなる前に確定させてしまって、マイナスを最小限に抑えようというものです。

FXの取引は常に売りと買い、買いと売りがセットでプラスマイナスが確定します。

FXの場合は買ったものは売らないと損益が確定しません。

いくら「今売ったら何万円の利益だ」と喜んでいても、急転直下で暴落すればその利益はもうどこにもありません。

そう考えると、含み損もまだマイナスとして確定していないので、実はそこまで頭を抱えなくてもいいのですが、FXでは証拠金維持率による強制決済ルールがある以上無視する訳には行きません。

言い換えると、どんなにマイナスが出ても証拠金に余裕を持っていれば、じっと相場が戻るのを待てば実は負けません

ただ、この方法だとじっと待ってる間がどれくらいの期間になるか分かりません。

数日かもしれないし、数週間かも知れません。

負けないという意味ではこれでいいかもしれませんが、1ヶ月終わってみて通算の利益はこれだけかぁとなりがちです。

そこで必要なのが損切りです。

具体的には、「逆指値」と言っていくらまで含み損が出たら決済してしまうという注文指示を出しておきます。

これにより、相場が急変したタイミングを逃さずにいち早くマイナスを確定させることが出来ます。

しかし、実はこれ典型的「言うは易し」です。

FXの相場は戻りやすいので、ここでマイナスを確定させなくてもまたすぐに戻るかもしれないと思いがちです。

そもそも、誰だってマイナス決済はしたくないものです。

これが「ブレずに」という部分です。

相場の動きから逆指値を決めたら、ブレずにしっかりと決済すること

決済すれば、また新しい仕掛けるタイミングが来ます。

むしろ、大きく動いた後ならその反動で再度上がることがあるはずです。

【 今度はその急落した底値を探る訳だね! 】

【 そうそう!FXは、変動そのものが損益に繋がります! 】

【 始値と終値が仮に同じでも、そこに至るまで1円下がって1円上がってを繰り返し、そのタイミングと読みを間違えなければ確実に利益が積み重なっていきますよ! 】

【注意点】

  • 一度境目を決めたのに、「ここから上がるかも?」と期待して待ちすぎないことが、ブレないというFXのコツ!
  • 損切りで最小限のマイナスに抑えよう!
  • 逆指値注文を設定しよう!

オススメなトレード方法3選

少額でコツコツと!スイングトレード

スキャルピングとは、トレードスタイルの中でも「超短期売買」と言われる手法です。

スキャルピングの基本は「即買い、即売り」で、今ある為替相場のレンジ幅に合わせ、細かく売買を繰り返していきます。

秒単位から数分単位で瞬時に売買を繰り返し、小さい値幅(0.02~0.03pips)で利食いしていきます。

スキャルピングの特徴は、資産を守るために一回一回のトレードを短い時間で完結させるため、低リスクなことです。

そのため、ポションを持つタイミングや利益確定には、反射的な判断力が必要です。

また、スキャルピングは比較的に逆張りといって、今の相場の流れの逆を狙って利益を取りに行くパターンが多いです。

FX初心者でも案外相場の流れを当てることはできますが、逆張りを狙う手法は根拠があってできるので、経験から得る相場感覚を必要とします。

「レートが大きく動く確率が高い瞬間が来る」ことを、直前の値動きから感じとり、その後の値動きを予測して、ポジションを持つため、勘だけだと損する可能性も十分にあります。

また、損切りをしっかりと判断できることがスキャルピングをする条件です。

FX初心者でも比較的に楽にできるデイトレード

デイトレードとは一日で取引を終わらせるトレード手法のことです。

スキャルピングが数秒から数分で決済するのに対し、デイトレードは数十分~数時間とスキャルピングより長くポジションを保有することになりますので、デイトレードの取引回数は1日1回、多くても2~3回となります。

スキャルピングと違い、数少ないトレードで20~50pipsの利食いを繰り返していくトレードスタイルになります。

「大きく利益を出せる可能性があるポイントでエントリーし、利益が伸びれば50pips以上の利食いを目標に、あまり相場の動きがないようであれば、手早く手じまいする。」

これを繰り返して利益を積み重ねていきます。

基本的に難しいテクニカル分析は必要なく、メンタル面でも比較的に楽なのでFXで重要な一喜一憂しないことに繋がります。

順張りがオススメ!

FX初心者は、相場の逆を読む逆張りで損しやすい傾向にあります。

なぜなら節目買いなどに限定されるからです。

チャートの値動きを見分ける際にポイントとなる一つが「節目」で、簡単に言うと各国の通貨ペアの値動きに設けられた平均価格帯ラインです。

これは、取引をしかける際に売り買いの値段を決める目安となります。

トレンド相場のときに「逆張りトレード」を行うと、あっという間に損失が増えていきますので、トレンドが出ている場合に取引を行うときは「しっかりと流れに乗る」考えを持ちましょう。

ですから、基本的には普通に相場の波に乗ればいいのです!

FXでリスクを避ける些細なコツ2選

低リスク1,000通貨がオススメ!

FXは1万通貨で取引することが主流ですが、最近では1,000通貨で取引できるFX会社も増えてきて、身近な投資になってきました。

FX初心者であったり、投資金を多額用意することができない方は、1,000通貨からコツコツ稼ぐことをオススメします。

もちろん1万通貨よりも稼げる金額は落ちますが、その分リスクも損失金額もかなり減ります。

FXを始めたばかりの時は「とにかく稼ぐ!」ということが先行しがちですが、初心者のときこそ稼ぎよりもまずリスクを減らすことが稼ぐコツなのです。

少額から始められるメリットもありますし、1,000通貨でも十分に稼げます。

ぜひFXを始めたばかりの方や、学生、主婦、少額から始めたい方は、1,000通貨でリスクヘッジしましょう。

初めは慣れている通貨ペアを使う

いきなり扱ったことのない通貨を使うと、相場や経済指標をとらえるのが困難です。

ですから、日本人なら米ドル円やクロス円という米ドル/円以外の円との通貨ペアを使うことはコツです。

ユーロ/円、ユーロ/ドルで取引する場合は、最低でもユーロ/円・ユーロ/ドル・ドル/円3つの通貨ペアをチェックしましょう。

それぞれの通貨ペアの値動きを見比べることにより、どの通貨が主導で動いているのかを見極めることができます。

あなたが親しみのある通貨ペアでの取引に慣れてきたら、興味のある通貨ペアで取引するという流れがリスクヘッジになりますのでオススメです。

日本人が使いやすい主要通貨の特徴について書いていますので、詳しくは下のリンクに飛んでみてくださいね。

FXクロス円は空き時間で取引OK!ユーロ/円なら15時以降を狙え | 秘密の情報局(FX版)

スワップ金利で安定して稼ぐコツ

スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間の金利差から得られる利益のことです。

つまり、日本のような低金利通貨を売って、トルコリラのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。

ただ高金利すぎる通貨だと為替の変動幅も大きくなるので、注意は必要です。

そうは言っても、スワップポイントはFXで取引するうえで絶対に抑えておくべきものです。

FXのコツと注意点のまとめ

  • 証拠金に余裕を持つこと
  • ブレずに損切りすること
  • ロスカットに気を付けること
  • レバレッジを使用すること(初心者は2-3倍がオススメ)
  • スイングトレード・デイトレードなどのトレード方法がオススメ!
  • まずは順張りでトレードしよう
  • リスクヘッジをするために1,000通貨などの少額から始めてみる
  • 慣れている通貨を使う
  • スワップポイントで毎日収益を得る
  • FXの会社選びを間違えないこと

FXの2つのコツとは、証拠金に余裕を持つこと、ブレずに損切りを実行することでした。

証拠金に余裕を持っていないと、追証やロスカットによる強制決済が鎌を持つ死神のように狙っています。

また、この証拠金に余裕を持たせるためには、少額で始めたり、適正な倍率のレバレッジで使用することも重要なコツです。

損切りについては、「マイナスを少しでも出したくない」という誰もが持つ心理が邪魔しがちですが、被害が大きくなる前に食い止めるという非常に大事な考え方です。

強制決済を避けるために証拠金を追加していたら、結局大損してしまったというのは本当に悲劇です。

この2つのコツをしっかりと実行して、「勝てるようになっては来たけど、もっと勝率上げたいな」とか「もっと色々知りたいな」という方は補足で書いた内容を実践してみてください!

もうFX初心者のほとんどが負けると言われる初心者は卒業です。

そのあとはチャートの見方や分析、政治や経済の情勢などで勝率を上げていきましょう。

読者様へ

ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております

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