2つのFXトレンドフォロー手法で誰でも簡単にレンジ相場を攻略できる

2つのFXトレンドフォロー手法で誰でも簡単にレンジ相場を攻略できる

『レンジ相場は、上限で売って、下限で買ういましょう!』

そう簡単に言うけど、レンジ相場でのトレードは、意外と難しいものです。

そんなレンジ相場も、実は簡単に攻略することができます。

しかも、トレンドフォローで!

上級トレーダーは、レンジ相場を分析して、様々なシナリオを立ててトレードを組み立てていきます。

また、上級トレーダーはある程度レンジ相場を先読みする相場観をもっています。

とは言っても、私たちでもレンジ相場は攻略できます!

そこで、この記事では、

  • レンジ相場を先読みして正しく判断する方法
  • レンジ相場の種類
  • レンジ相場を獲る2つのトレンドフォロー手法
  • 手法の勝率を上げる方法

について分かりやすく解説しています!

あなたがお持ちの手法がトレンドフォローであれば、この記事はお役にたてるはずです。

レンジ相場のおさらい

レンジ相場とは、『一定の値幅の中でレートが上下する相場状態』のことを言います。

一見、簡単な相場のように見えますが、意外と難しいのがレンジ相場です。

なぜなら、トレンド相場のように、ルールや定義付けがないからです。

トレンド相場の定義
アップトレンド ⇒ 高値と安値がともに切り上げている相場
ダウントレンド ⇒ 高値と安値がともに切り下げている相場

このように、トレンド相場には、明確なルールが存在しています。

しかし、レンジ相場はどうでしょう。

『一定の値幅の中を上下する相場・・・』

分かるけど、とても曖昧な表現で、ルールや定義付けがありません。

ですので、ある程度の相場観や分析力が必要になります。

レンジ相場を判断する正しい手順

レンジ相場で失敗してしまう一番の原因は、早とちりでレンジ相場と判断してしまうことです。

レンジ相場を判断するには、ある程度の相場観や分析力が必要です。

なぜなら、レンジ相場だと確定するまでに、ある程度の値動きを観察しないといけないからです。

とは、言うもののしっかりチャートに意識を向ければ、正しいレンジ相場の判断をすることは、誰でもできるようになります!

焦らずに、シナリオを立てながら、チャートを眺めてください。

すると、[レンジの予感⇒判断⇒確定]という流れで、レンジ相場を分析できるようになります。

レンジ相場の正しい判断方法については、【レンジの定義】で分かりやすく解説しています。

レンジ相場の種類

レンジ相場というと、パッと想像するのがレクタングル型(ボックス相場)だと思います。

【引用:A-KU】

しかし、レンジ相場を攻略するためには、他のレンジ相場(他の持ち合い相場)も知っていた方がいいです。

なぜなら、パターンを覚えるだけで、その先の相場の動きを予想できるようになるからです。

この辺りが上級者との相場観の違いかもしれません。

フラッグ

【引用:A-KU】

トライアングル

【引用:A-KU】

上昇ウェッジ

【引用:A-KU】

レンジ(持ち合い)相場の代表的なパターンを覚えておくだけで、かなり相場観を養うことができます。

そして、その後のチャートの動きを予測することができるようになります。

さて、ここからが今回の本題です。

難しいレンジ相場も、トレンドフォローを活用することで、簡単にトレードすることができます。

しかも、かなり使えます!

次の章より、詳しく解説していきます。

レンジ相場でのトレンドフォロー手法①レンジ内を獲る

レンジ相場をトレンドフォロー戦略に切り替えることで、難しい相場も安心・安全にトレードすることができるようになります。

「レンジの上限で売り・下限で買い」をする手法は、ピンポイントで逆張りエントリーしなければいけません。

それに対して、これから解説する手法は、安心・安全かつ簡単です。

理由は、現在レンジなのかレンジでないのか分からなくても機能するからです。

レンジ相場を読み取ることが難しいという方は、これから解説する戦略でトレードすることをオススメします。

トレンドフォロー手法①の手順

まず、はじめに戦略の手順をまとめておきます。

以下の画像と手順で、イメージをつかんでください。

【引用:A-KU】

トレンドフォロー手法の手順①
STEP①|レンジ相場を見つける
STEP②|時間足を下げる
STEP③|レンジ相場の上限・下限でトレンド転換を待つ
STEP④|押し目(戻り)を待ってエントリー

STEP①|レンジを見つける

まず、レンジを見つけます。

ここでは、既にレンジ相場(ボックス相場)の状態と仮定します。

STEP2|時間足を下げる

レンジ相場の規模にもよりますが、時間足を2つ下げます。
(レンジの規模にもよるので、時間足を1つ下げる場合もあります。)

STEP③|レンジの上限・下限でトレンド転換を待つ

時間足を下げた下位足で、トレンド転換を待ちます。

トレンド転換についてはトレンド転換・継続サインの見極め方は押し安値と戻り高値の更新】で、分かりやすく解説しています。

STEP4|押し目(戻り)を待つ

トレンド転換後の押し目(戻り目)を待ってエントリーしましょう。

トレンドフォロー手法①を実際のチャートで確認

【引用:A-KU】

STEP1|日足でレンジを確認しました。

STEP2|赤枠を1時間足に落として分析してみましょう!

すると、以下のチャートになります。

【引用:A-KU】

STEP3|赤い点線をブレイクして、トレンド転換を確認しました。

STEP4|押し目を待ってエントリー(青マル)です。チャートでは、ピンバーが反転サインですね。

このトレードは、1:3~1:5くらいのリスクリワードで、大きな利益になっています。

レンジ相場でのトレンドフォロー手法②ブレイクを獲る

レンジ相場の特徴で、『レンジは必ずブレイクする』という特徴があります。

レンジ相場の期間が長ければ長いほど、レンジ内の建玉エネルギーが溜まります。

そのエネルギーが一気に解放されて、損切りの逆指値注文や新規注文を巻き込んで、ブレイク後の勢いは強いです。

トレンドフォロー手法②の手順

まず、はじめに戦略の手順をまとめておきます。

以下の画像と手順で、イメージをつかんでください。

【引用:A-KU】

トレンドフォロー手法②
STEP①|レンジを見つける
STEP②|終値でブレイクを待つ
STEP③|時間足を下げる
STEP④|押し目(戻り)を待ってエントリー

STEP①|レンジを見つける

まずは、レンジ相場をみつけます。

STEP②|終値でブレイクを待つ

レンジ相場の上限(または下限)をローソク足の終値でブレイクすることを確認します。

重要!
ここで言うレンジの上限・下限とは、ひげを含めたレンジの最高値・最安値です。

STEP③|時間足を下げる

時間足をひとつ下げます。
(※レンジの規模のもよります。)

STEP④|押し目(戻り)を待ってエントリー

下位足のチャートは、既にトレンド相場になっているはずですので、押し目(戻り目)を待ってエントリーしましょう。

トレンドフォロー手法②を実際のチャートで確認

【引用:A-KU】

日足でレンジを確認しました。

その後、ローソク足の終値でレンジの最安値をブレイクしたことを確認します。

ブレイク確認後、下位足である4時間足で分析します。

【引用:A-KU】

レンジブレイクには『だまし』があります。

また、レンジにも様々なレンジ相場があります。

『だまし』を回避す る方法と、ブレイクに使えるレンジ相場は以下の記事で分かりやすく解説しています。

ブレイクアウトの『だまし』を回避する判断方法

FXレンジブレイクアウトを攻略!だましを避けて勝率を高かる4つの判断方法

レンジ相場でのトレンドフォロー手法の勝率を上げるには

今まで紹介したトレードパターンは、かなり使えるエントリー戦略です。

これだけでも、十分勝てますが、さらに勝率と収益率をあげていきます!

最後に、レンジ相場のトレンドフォロー手法をさらにパワーアップさせるために、

2つの手法に、いくつかルールを加えましょう。

フィルター①|できる限り上位足の方向のみに絞る

基本的に上位足のトレンド方向にエントリーを絞っていきましょう。

以前のトレンド方向に絞ることをオススメします。

『レンジ相場になる前がアップトレンドであれば、買い方向のみ』

『レンジ相場になる前がダウントレンドであれば、売り方向のみ』

をトレードしましょう。

複数時間足を分析することで抜群に勝率が上がります。
マルチタイムフレーム分析については、
マルチタイムフレーム分析を習得してFX手法を蘇らせる方法】
で分かりやすく解説しています。

フィルター②|分かりずらい相場はエントリーしない

チャートを見ていると、どうしても自分の都合の良いように分析してしまいます。

分かりずらいボックス相場は『よく分からない相場』として、捨て相場にしてしまいましょう。

たとえ、相場が思い通りに進んだとしても、

『負けなかったトレードは勝ちに等しい』

そう思って見送ればいいんです。

長期的にみれば、正しい判断だと気づきます。

フィルター③|深追いしない(手法①のみ)

レンジ内トレードということを忘れないでください。

レンジ内は、売りと買いが均衡しているので、トレンド相場と違い、値動きが素直ではありません。

リミットでしっかり全決済する。

または、早めに分割決済するなど、レンジ幅すべてを獲るなど、欲張らないようにしましょう。

まとめ

簡単なようで、意外と難しいレンジ相場も、マルチタイムフレームで組み立てると、分かりやすく安心・安全にトレードすることができます。

この記事で解説した手法は、かなり機能するので、是非、ご自身のチャートで過去検証してみてくださいね。

この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。

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