今の日本の景気ってどう思いますか?
株高にも出ているようにアベノミクス以後「景気が回復してきた」と巷では騒がれています。しかし、私たち庶民レベルで実際に「給料が増えた」と感じている方は一体どれくらいいるのでしょうか。
バブル時代の頃、私はまだ学生でしたが「お母さんは専業主婦だよ」ってお友達は結構いました。
しかし現在バブル時代を超える株高到来というのに、「お母さんが専業主婦」、もしくは「お父さんだけが働いている」という家庭は少なく、ほとんどの家庭で共働きという現状…。
財テクや副業など「お金に対する意識が高くなった」とか言われますが、そうしたことを考えざるを得ない人の割合が、圧倒的に増えたということではないでしょうか。
私も当然その内の一人で、どんどん投資にお金をかけて「運用サイコー!」というよりも、少しでもお金を得る方法を増やさないといけない状況になっています。
私だって、お金を気にせず思いっきり美味しいもの食べてみたい!
まさに、ツイッターなどでよく見る「人のお金で焼肉食べたい」状態です!
と、言うことで、「資産運用」なんて言うと「運用するほどの資産なんてないよ」と言っている人も含めて、真剣に副業や節約を考える時代になってきました。
ちなみに私は色々吟味した挙句、FXを選んでいます。
私がFXをやっていることを友人に伝えると、だいたい次の2つのことを聞かれます。
- FXを副業にして、バレないのかどうか
- FXは副業として、儲かるのかどうか
まぁぶっちゃけ、この2つがポイントですよねぇ。
私もFXを始めるときに色々考えましたが、結局は、この2つが最大のポイントだったように思えます。
そして、ズバリ、結論としては、①も②も微妙です。
「何じゃそりゃ!?」というのが、正直なところだと思います。
しかし、冷静に考えてみると、手放しで「サイコーにOK!」なんてものは、世の中にそうそうないと思うんですよね。
そもそも、今は「効率的に」とか「端的に」とか言いながら、物事を単純化する傾向にありますが、実はコレ「頭を使わない方向」に進んでいるだけなんじゃないかと思ったりもします。
あ、ちなみに都市伝説とかは好きですが、陰謀論の話とかをするつもりはないのでご安心ください(笑)
それにこの記事を読んでくださっているみなさんは、自分で調べようと思った方たちですので、副業に関する情報を集めた上でFXを始めるか判断してみてください。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
FXは副業にしても、バレない!?
バレるかバレないかで言うと、FXは副業としてバレにくさはあります。
FXが会社へバレるケースというのは、ほとんどが税金関係です。
もちろん、会社の人がいる前でFX取引をしたり、「今月これだけ儲けたよ」とか自慢しているのは論外ですが…。
それから念のため言っておくと、これは本業として所属している会社にバレるかどうか、という想定で書いています。
奥さんや旦那さんにバレるかどうかは、あなたのさじ加減だと思うので、ぜひ頑張ってください(笑)
ん、奥さんも旦那もいない?
大丈夫、FXで儲かれば、パートナーとの未来もより確実になるでしょう。
あぁ、人生お金が全てなのか…、失礼、話が逸れました。
さて会社にバレるかどうかというのは、第一に、あなたが勤めている会社の就業規定を確認するところから始まります。
もし、就業規定が副業を禁止していないのならばそもそもバレても問題ないので、ビクビクする必要はありません。
また副業を禁止していても、経営者の考え方などで株取引を推奨している会社などもあります。
詳しく明確化されているケースは少ないもしれませんが、例えば、株取引やFX、ビットコイン等々、世間で話題になっているものに対して、投資することを良しとしている企業であれば、これも問題ないでしょう。
とは言え、日常の業務に支障があってはまずいですし、生活がかかった大金を突っ込むのは良しとされないはずです。
ただ、こういった話で難しいのは「どこまでがOKか」というラインをはっきりどうやって設定するかです。
そのため、そういったOKのラインを決めるのは面倒なので、全面的に禁止にしているという会社が多いのではないでしょうか。
こんなことをわざわざ書いているのは、意外と「ちゃんと調べてみたらFX、問題なかったです」というケースがあるからです。
面倒なことに思えるかもしれませんが、自分でお金を稼ぐというのは、こうやって、一つ一つ自分自身で「道を踏み固めていく」ことなのかもしれません。
言い換えると、会社というのは、それだけ色んな人が道を整えてくれているということですね、感謝感謝です。
副業としてのFXと税金
ここからは会社の規定上、副業NGの方や、公にFXがOKになっていない方へ向けて、実際にFXの税金としてのルールは、どのようになっているのか説明していきます。
まず、会社とは別に、確定申告を自分で行う必要があります。
会社はあなたのFX取引でどれくらい儲けたかわかりませんからね。
大まかに分けると、FXの税金は2つに分かれます。
・グループ1 ・・・所得税+復興特別所得税+地方税
・グループ2 ・・・住民税
まず簡単に税金の仕組みを説明しておきましょう。
本来サラリーマンは、毎月お給料という所得に対し、所得税という税金が毎月徴収されていますが、しかし毎月徴収されている所得税は、仮の金額であって確定金額ではありません。
毎月税金をプールしておき、そして毎年年末に年末調整という税金の清算作業を行い、所得税が確定します。
この年末調整で、所得税が足りなければさらに税金は12月給料から徴収されるし、少なければ還付されるようになっており、一般的には税金が戻るような計算方法で毎月お給料から所得税が徴収されています。
年内に扶養が増えれば税金は戻ってきますし、毎月の給料の2.5倍以上の賞与をもらうなど賞与額が給与額に対し高すぎれば逆に徴収されます。(年の途中で扶養が外れても徴収されます)
給料を1か所からもらっていないサラリーマンであれば、所得税は年末調整だけで決定しますが、そもそも所得税というのは、1国民のすべての収入から経費を引いたものにかかる税金です。
つまりFXやアフェリエイト、もしくはヤフオクで臨時収入を得た場合は、支払いする義務があるということです。
ですから給料のほかに収入を得た人は、年末調整後に確定申告という方法をつかって各個人で税金の清算をしなければならないということになります。
給料以外の収入があった人は確定申告!
まずは大前提である上の言葉を覚えておいてください。
そして例外的にこの確定申告をしなくてもよいケースというのもあります。
それは所得が20万円以内の人。
所得とは収入から経費を差し引いたものなので、FXの利益が25万円ありました。
しかしFX専用のPCを9万円で買いました。
この場合所得は16万円なので、文字通り読めば確定申告は不要ですが、必要経費を差っ引いても20万以上になる場合、確定申告が必要となります。
そして確定申告をすることによって、上にあげているどちらのグループも納税額が決まります。
確定申告は毎年3/15までに申告する必要があり、申告書を作成することによってまずグループ1(所得税+復興特別所得税+地方税)が決まります。
そしてその確定申告で決定した所得金額をもとに住民税が決定し、5月ごろ役所から住民税決定通知書が発行され、毎年6月から住民税の支払いが開始になります。
ここで気を付けなければならないのが、サラリーマンで会社に副業がばれたくない場合、確定申告書の第二表に住民税の納付方法について〇をつける欄があるので、自分で納付に〇をつけておきましょう。
ここの欄に〇を付け忘れると、サラリーマンの場合、自動的に特別徴収といって、会社に住民税の通知書がいき、給料から天引きされます。
住民税の決定通知書には、残念ながら所得などがばっちり書き込まれており、本人配布分と会社控え分がありますので、どんなにあがいても所得はバレます。
会社側が把握している収入の合計が違うので、バレてしまうんですね。
バレないためには面倒くさいですが、確定申告で「自分に納付」にするしかありません。
しかし、ほかの社員はみんな特別徴収(給料天引き)なのに、一人だけ普通徴収(自分で納付)だと、逆にバレない?
と心配される方。
いいところに気が付きましたね!
そう、結局特別徴収を回避するのは、所得金額をバレないようにするだけなので、一人だけ普通徴収であれば会社は余計に怪しむかもしれません。
確定申告で「自分に納付」に〇をつけただけでは根本的な解決にならないので、もしも会社に「副業でもしてるの?確定申告してるみたいだけど」なんて質問された時の答えは用意しておきましょうね!
私だったら、「医療費で確定申告しちゃってるんですよねー」とか「ふるさと納税してるんで」でごまかしちゃいますので、回答の参考にしてくださいね。
現在セルフメディケーション税制があるので、医療費控除申請していてもおかしくないし、ふるさと納税のワンストップは住民税に反映されないので確定申告したほうがベターですしね。
なお、「申告しなければそもそも税金を払う必要がない」という発想は非常に危険です。
脱税に繋がるので、やめてくださいね。
副業としてFXを行うときの節税のポイント
単純に利益を申告するだけではなく、どうせ申告するなら少しでも払う税金を抑えたいですよね。
ここで、「儲かってなくてもやったほうがいいの?」とか「利益が20万円以下ならやらなくてもいいって聞いたけど…」と思っている方もいると思います。
確定申告で最初のポイントとは、海外の取引会社によるFXか国内の会社によるFXかということです。
国内FXの場合
国内FXの場合は、利益が出ていなくても、申告するメリットがあります。
それは、「繰越控除制度」というシステムで、損失を申告した年から3年間は繰り越しの効果があります。
これがどういう意味があるかという話の前に、少し話を戻しますが、そもそも、なぜ確定申告が必要なのでしょうか。
これは、何かで利益を出した方、お金をもらった方から税金を取ろうという仕組みがあるからです。
ですので、申告をしないと利益隠し、そして、その隠した利益にかかる税金を払っていないので、脱税となるわけですね。
とは言え、これはあくまで、税金を「取る側」の考えですので、「払う側」はいかに払う金額を抑えるか考えます。
そこで重要なのが、さっきの「繰越控除」なのです。
ここで注意したいのが、例えば、今年50万円の損失を出して、ちゃんと申告をしたとします。
このとき、来年70万円(20万円+50万円)以上利益が出なかったら申告しなくていい、というわけではないということです。
申告はあくまで「申告」ですから、その内容がきちんと認められないといけません。
ですので、今年の損失の内容、来年の利益の内容がきちんと承認されて、初めてそこに対する税金はかからないですねという「お許し」をもらえるわけです。国内FXと合算出来るもの
・商品先物、日経225先物、TOPIX先物、日経225オプション
・バイナリーオプション
・CFD
海外FXの場合
海外FXの場合、国内FXと細かい分類が違います。
そのため繰り越し控除がありません。
また国内FXとの合算も出来ません。
では損失が出た場合、申告するメリットがないかというと、メリットがある方がいます。
海外FXは、インターネットオークションやアフィリエイト広告の収入と合算できます。
さらに、使える方は限られますが、年金や恩給などの公的年金、非営業用賃金の利子、著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税、講演料や放送謝金などとも合算出来ます。
海外FXは「雑所得」という、「その他」的な分類に入るので、他のどこにも分類しにくいものと同じカテゴリーになっています。海外FXと合算出来るもの
・インターネットオークションの利益
・アフィリエイト広告の収入
・年金や恩給などの公的年金
・非営業用賃金の利子
・著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税
・講演料や放送謝金
ちなみに細かく言うと、国内FXも同じ「雑所得」ですが、国内FXは「先物取引に係る雑所得等」という分類で、課税の特例というのが認められています。
そのため税率が違っています。
国内FXは一律20.315%。
一律と言うと、聞こえがいいですが、海外FXが20%になるのは、課税所得額が195万円を越えたときです。
年間どのくらい儲けたいかは人によって変わってくると思いますが、海外FXという選択肢も覚えておいて損はないと思います。
副業FXの経費申告も大事な節約ポイント
バレるバレないという話から、少しズレますが、払う税金を抑えるためには、先ほどの「合算」や繰り越しの他に経費として計上して申告する利益を減らすというのも重要です。
例えばFX取引専用端末やFXセミナーの受講などがあれば、経費として認められやすいところです。
仮にFX専用PCやスマホがなくても、取引に使用している時間を1日の比率に換算して、月々の料金からその比率分だけ経費として申請するということも可能です。
確定申告は、面倒くさいのでついつい「申告しなくていいように」と考えてしまいがちですが、むしろしっかりと申告した上で、合算や経費を上手く使って、払うお金の節約に力を使う方がいいかもしれませんね。
ただし経費を収入から差し引くときは、必ず領収書をとっておき、電気代やスマホ代を経費に算入するときは計算の根拠を保管しておきましょう!
副業としてのFXは儲かるのか
これは、かなり究極的な問いですね。
「儲かる」という方もいれば、「儲からない」という方もいるでしょう。
特に「初心者は9割が負ける」と言われるのがFXです。
儲かるためのハードルが高いように感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身は投資の選択肢としてFXを選んだわけですので、もちろん「FXは儲かる」派なのですが、なぜそう思ったか詳しく解説していきます。
あなたの「儲かる」はどこから?
某風邪薬風の見出しですが、ふざけているわけではなくて、コレ実はかなり重要です。
例えば、マイナスを出していない、1円でもプラスであれば「儲かる」という方もいると思います。
他方で、毎月5,000円や1万円の利益を出していても、「儲からない」という方もいると思います。
ここで、大事なのは「いくら儲けたいか」。
そして、同じくらい大事なのは「そのためにどれくらい手間がかかるか」ということです。
1日中チャートに張り付いて、月1万円の利益では「割に合わない」という方が多いと思います。
そして、もう一つポイントとなるのが、他の投資と比べてどうかという考え方です。
もっと手間をかけずに、より多く儲かる方法があれば、FXを選ぶことはしないはずです。
このあたりがハッキリしていないと、儲かるも儲からないもありません。
さらに、実は、こういった基準がしっかりしていないままの方が多いからこそ、「初心者の9割が負ける」ことになるのです。
副業としてのFXは手間がかかる?
「FXトレーダー」というと、いくつものモニターを見ながら、四六時中チャートに張り付いているイメージがあるかもしれませんが、専業トレーダーでもない限り、そうした方は少数派です。
当たり前ですが、チャートを自分の意思で動かすことは出来ません。
そして、FXで狙うのは上がるタイミングでも下がるタイミングでも良く、取引を仕掛けたところから、大きく値が動いた「変動幅」が利益となります。
ですから、価格が動くタイミングを逃さないというのが重要ということですね。
では、やっぱり、チャートに張り付かなければいけないかというと、そうでもありません。
多くの取引でいくらになったら、買う、それがいくらになったら売るといった注文の予約・指示をしておくことが可能だからです。
また、売買だけでなく、この価格になったら、通知を出すように設定しておくことも可能です。
目標の価格になっても、その前後の状況に応じて取引するかどうか決めたいと方にはピッタリです。
副業としてのFXの落とし穴
このように書くと「誰でも出来る簡単なお仕事です」のように聞こえます。
ではなぜ「初心者の9割が勝てない」のでしょうか。
これは結構単純な理由で、ざっくり言うと、「フワフワしたまま」だからです。
いくら勝ったら売る、買う。
いくら負けたら売ったり、勝ったりして利益を確定させる。
ここをしっかり決めていないことが最初の落とし穴です。
気持ち的な問題ですね。
勝っているときにまだ上がるんじゃないか…とか、負けているときにここを耐えればまた戻ってくるんじゃないか…。
確かにそうかもしれませんが、大体こういう場合は「希望的観測」とか、甘い期待になってしまっている場合が多いです。
FXを副業にするときのもう一つの落とし穴
次の落とし穴として多いのは、システム面の理解不足という知識の部分です。
FXは、預けている「証拠金」というお金を元手にして取引を行います。
そして誤解されがちですが、買ったり売ったりして仕掛けた後、チャートがどんなに動いてもプラスやマイナスはまだ確定していません。
買ったものは売って初めて損益が確定されます。
売ったものも同じように、買い戻して初めて損益が確定します。
つまり、売りと買いはセットなんですね。
買ったものが、2倍3倍の金額まで上がっても、それは時価評価的な意味のプラスであって、その価格でちゃんと売って利益を確定させないと、利益にはなりません。
「いくらのプラスだー!」とウキウキしていても、利益を確定しない間に大暴落してしまったら、プラスどころかマイナスに転じます。
ただ、この話はマイナスのときも同じで、どんなに数値が予想と逆の動きをしても、そのマイナスはまだ確定していません。
では、どんなにマイナスを出していても、マイナスを確定させなければ損は出ないかという話。
半分あたりです。
半分、というのは、マイナスの方にだけ、マイナスが大きくなりすぎると、強制決済されるシステムがあります。
これがよく聞く「ロスカット」ですが、別に悪いものではありません。
預けている証拠金がすっからかんになる前に、ロスカット=損を切る、つまり損切りしようというのがロスカットなのです。
ですのでロスカットというのは、損切り=損失を確定しているだけです。
このロスカットがどの段階で実行されるか、ということの鍵が、先ほどの証拠金にどれだけ余裕を持っているかということなのです。
しかし、本来はロスカットになりそうになる前にマイナスを確定させておくことが肝心です。
このあたりのシステムを今ひとつ理解しないで、証拠金ギリギリまで取引に使ってしまって、すぐにロスカットになるというのが、初心者が負けるパターンの典型例です。
言い換えると、取引している通貨ペアのチャートが、激しいときでもいくらぐらい動く通貨で、どれだけ動いても大丈夫なくらい証拠金を残しておけば、簡単にマイナスを出すことはありません。
とは言え、大きなマイナスを抱えたままだと、新しい取引が出来ないですし、マイナスを確定させることが出来ない、いわゆる「塩漬け」の状態です。
マイナスは出さない代わりに、1ヶ月を通して見たときに全然プラスが出ていないということになります。
ですので、先ほどのいくら勝ったら確定、いくら負けたら確定というのが大事になってくるのです。
他の副業と比べるとどうなの!?
他の副業と比べるときに大事になるのは、手間と時間とリターンです。
時給いくらの仕事というのは時間をかければ出来ますが、ダブルワークである以上、1日の労働時間が長くなり体に負担がかかります。
そのため、投資という選択肢が出てきます。
投資の場合は、利益と時間が直接関係しません。
これは短い時間で爆発的に利益を上げることが出来る反面、長く時間をかけても大きな利益に繋がらない可能性もあるということです。
また、当然短い時間に大きく失うこともあります。
ノーリスクというものはないので、リスクやリターン、手間とのバランスが大事ですよね。
株取引とFXの比較
FXとよく比較されるのが、株取引です。
副業や投資としての歴史はFXより圧倒的に長く、投資のシェアもかなり高いと言えます。
株取引との一番の違いは、元手として用意する金額の差です。
最近はミニ株や分割された株を買うことで、少ない元手でも取引可能というのが増えてきました。
しかしFXの場合は、そもそも「レバレッジ」というシステムがあるため、本来取引に必要な金額の数10分の1程度の金額で取引が可能です。
株の場合は銘柄が非常に多く、新興株など掘り出し物を自分で見つけて、自分の目利きを試すというのも醍醐味です。
FXの場合は、取引できる通貨ペアは会社ごとに決まっており、株取引ほど多くありません。
また、流通量が少な掘り出し物のペアを自分で見つけることは出来ないため、あくまで、チャートを見ながら、政治や経済的な情報と照らし合わせて読むということになります。
世の中の動きを見ながら、次はどういう関係の株が上がるはず…ということは出来ません。
FXの場合はもっと広く、雇用統計や政治的ニュースを見ながら、それがどこへ資金が集まる要因になるかという観点のみです。
結果的に、その通貨ペアが上がるか下がるかという影響を考えるだけですので、要素が複雑に絡まり合っていますが、予想する結果は上がるか下がるかしかありません。
このポイントが、私がFXを選んだ大きな理由の一つです。
もちろん、正解などはなく、好みの問題ですので、日本経済の動きを知っていきたい、自分で掘り出し物が見つけたいという方は株の方が向いていると思います。
また、FXの場合は、通貨ペアという2つの国の通貨のチャートですので、一方的にどちらかが下がり続けるという展開は起きにくいです。
たとえ起こったとしても、長い目で見れば価格は戻ってきやすいというのが特徴です。
投資信託とFXの比較
恐らく、一般的な「投資」のイメージに近いのは、この投資信託です。
お金を出すので、お任せでプロに運用してもらう。
その分手数料も取られますし、負けてもそれはお金を預ける先を見極められなかったという話です。
副業の時間が取れない、難しいことは分からない、任せてしまいたいという方にオススメの投資方法です。
ただ、個人的な意見としては、こういう方はあまり投資に手を出さないほうがいいと思っています。
特に、後者の「任せてしまいたい」という考えの方ですね。
お金は勝手に増えません。
つまり、稼ぎ方の問題なのですね。
先ほどの手間と時間とリターンです。
「難しいから」とシステムを理解したり、この先の展開を考えないでお金って稼ぐことが出来るのでしょうか。
自分の大切なお金です。
しっかりと考えて、どうやって増やすか、このお金を元にどう稼いでいくか、後悔がないようにしたいですね。
副業としてのFXのまとめ
副業としてのFXについて、色々な方面から考えてみましたが、いかがでしたでしょうか。
「バレない」ということでは、正しい申告と住民税の普通徴収がポイントとなります。
ただ「正しい申告」と言っても、単純に利益をそのまま申告することだけではありません。
申告にはいくつかルールがあるので、合算できる項目を合算したり、経費として一部の利益を申告したり、利益を少なくして、少しでも払うべき税金を抑えることも「正しい申告」です。
「儲かるかどうか」ということでは、そもそも、自分なりの儲かるとはどういうことかという基準が必要です。
またFXで儲けるためには、当たり前ですがそれなりにルールやシステムの理解が必要です。
まぁ、ゲームとかでもルールやシステムをちゃんと理解していないと、なかなか勝てなかったり、上手くなれません。
投資やFXはゲームではありませんが、仕組みを知らなければ勝てるものも勝てないということですね。
そして、手間と時間とリターン、そのバランスから様々な投資と比較しながら、自分の副業としてふさわしいと思うものを選んでもらえたらと思います。
- 本業の仕事先の就業規定で、副業して良いかをチェック
- バレないために確定申告は自分で行う
- 年間トータルで損失を出していたら、繰越控除制度を利用する
- 取引専用端末やセミナーなどは、経費として認めらえるケースがある
- トータル収支で利益を上げるためにルールを決めて取引する
- 証拠金に余裕を持って取引する
- FXと株や投資信託などを比較して、自分に合った副業を見つける
読者様へ
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なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております
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