システムトレードとも呼ばれるFXの自動売買。
簡単に説明すると、取引の大半を機械にお任せできるトレード方法のことです。
私たちトレーダーのやることは一つ。現在の為替の流れに合うシステム(自動売買プログラム)を選べばOK!
あとは勝手にトレードしてくれるという優れものなのです。
いまやFXの主流となりつつある自動売買ですが、歴史はさほど長くなく2012年頃から登場してきました。
【自動売買のメリット】
- 画面に張り付く必要がない
- テクニカル分析も覚える必要がない
- 感情が介入する余地がない
【自分で判断する取引(裁量トレード)のデメリット】
- 画面に張り付く必要がある
- テクニカル分析を覚える必要がある
- 感情が介入し損切出来ない(大損)
これらのメリット・デメリットから分かるとおり、自動売買のメリットは裁量トレードにおける最悪なデメリットをすべてカバーするものばかりです。
自動売買は、仕事中も睡眠中も育児中も関係なくトレードを続けてくれます。
自動売買で重要なことは、相場の流れに合う良いストラテジー(自動売買プログラム)を選ぶことと、資産管理、これのみです。
空前のブームとなったFXの自動売買。
「初心者がFXの勉強をせずお金を稼げる」
ひと昔前には考えられなかった、嘘みたいな煽り文句に聞こえますが、けして大げさな表現ではありません。
始めるなら、そのうち・・・ではなくて、今!ですよ。
【 裁量トレードは損切りできるか不安だけど、自動売買ならFXをはじめられそう! 】
【自動売買は少しの設定で、繰り返し売買をしてくれるので初心者に人気です。まずはどんな自動売買の種類があるか知って、自分に合った自動売買ツールを見つけましょう!】
ボビー・オロゴンもびっくり!FXの自動売買で簡単に資産形成
外国人タレントで有名なボビー・オロゴンさんが、自動売買の魅力や疑問、必勝法など、素朴な疑問から解決していく、ザイFXの提供する動画です。
自動売買の導入に時間のある時に視聴してみてはいかがでしょうか。
FX自動売買とは何か知っておこう

自動売買とは、「あらかじめ決めておいたプログラムに従って、機械的に自動売買」するものです。
当初の自動売買は、FXの知識だけではなくパソコンの専門的な知識も必要とされていたため、一般の人には敷居が高く、簡単に運用出来ないものでした。
なぜなら当時は、自分が理想とするトレードスタイルを紙に起こし、プログラマーなどに依頼してプログラミングしてもらうか、自分でプログラミングする、もしくは海外サイトにある自動売買ツールをダウンロードして使うしかなかったのです。
この自動売買ツールのことを、メタトレーダー(MT4)と呼びますが、今は入手が容易なMT4でも、昔は日本向けに作られているものは少なかったため、英語がある程度できないと使えないような代物でしたので、一般受けしないのも当然といえるでしょう。
現在はさまざまな会社が、より簡単に、よりわかりやすく、より勝率の高いシステム開発に日々尽力してくれているおかげで、自動売買はFXの世界に新しい風を吹かせることになったのです。
FX自動売買には5種類のシステムがある

自動売買(システムトレード)の仕組みは意外と単純です。
私たちトレーダーはあらかじめプログラミングされているストラテジーを選ぶだけで、組み込まれている決められた売買ルールに従って、24時間自動でトレードをしてくれます。
しかし!「簡単じゃん!」と思って飛びつくのはまだ早い!
一言で自動売買といっても、大きく分けるとシステムによって5種類に区分することができます。
これらの中からどのシステムを選ぶかによって、使い勝手やFXの勝率が異なってきます。
入口を間違えると、とんでもない結果になってしまう可能性があるので、まずは今から説明する自動売買の種類をしっかり理解してくださいね。
リピート注文型 :最も初心者に優しい自動売買
<代表的なリピート注文型の自動売買システム>
- iサイクル注文(外為オンライン)
- トラッキングトレード(FXブロードネット))
- トライオートFX(インヴァスト証券)
- ループイフダン(ひまわり証券)
- ループイフダン(アイネット証券)

リピート注文は値幅を自分で決めると、あとは裁量トレードでも使うIFD注文機能を自動的にリピートしてくれる自動売買システムになります。
リピート注文の有名どころといえば外為オンラインのiサイクル注文やFXブロードネットトラッキングトレードです!
リピート注文の元祖、「トラリピ」の提供元であるマネースクエア(M2J)はこのリピート注文で特許を取得しており、トラップリピートという手法を用いたこのトレード方法は初心者に優しいシステムです。
難しい設定などは一切なく、簡単な設定を少しだけすればOKなので、その手軽さが顧客を虜にしています。
トラリピの登場を機にリピート注文が注目されるようになり、現在では外為オンラインの「iサイクル注文」、FXブロードネットの「トラッキングトレード」、ライブスター証券でも通貨ペアなどを選ぶだけで自動売買が行えるようになりました。
シストレを専門的に取り扱っているインヴァスト証券が提供するトライオートFXも、わずかな設定のみで簡単に独自のルールを作成できるので、初心者でも出来る手軽さが売りです!
インヴァスト証券はシステムに力を入れている会社なだけあって、緻密な分析をもとに厳選した戦略のみを用意しているので、初心者は迷うことなくシンプルに自動売買が楽しめます。
興味深いデータとしてFXブロードネットのトラッキグトレードのうち裁量トレードの約3倍の利益幅をだしているというデータが公式HPで公表されています。
ストラテジー選択型(ミラートレーダー系)
<代表的なストラテジー選択型(ミラートレーダー系)自動売買システム>
- シストレ24(インヴァスト証券)
- セントラルミレートレーダー(セントラル短資FX)
- アヴァミラートレーダー(アヴァトレードジャパン)

あらかじめ用意されているストラテジーの中から、好きなものを選んで起動させるだけでOK!というシンプルな自動売買が、ストラテジー選択型と呼ばれているシステムです。
世界で最もメジャーなプラットフォーム「ミラートレーダー」も、このストラテジー選択型ですね。
500種類以上あるストラテジーから、気に入ったトレード手法をセットしておけば、あとは勝手にそのトレード手法をコピーして24時間自動運転してくれるわけですから、忙しい日本人にはピッタリなシステムではないでしょうか。
ただ、必要な証拠金(投資資金)が多く、100万円以上の資金がある人向きですので、初心者には少々敷居が高いかもしれません。
その点、外為オンラインのiサイクルに代表されるリピート型は数千円から始められるので初心者向きと言えます。
ストラテジー選択型(オリジナル系)
前述のストラテジー選択型はミラートレーダー系を紹介しましたが、こちらはミラートレーダー以外のシステムを使った自動売買システムです。<代表的な自動売買システム>
- エコトレFX(ひまわり証券)
- みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
上記業者はミラートレーダーを使っていない、独自で自動売買システムを開発しているFX業者です。
各社がオリジナルで開発したシステムのストラテジーを選んで起動するので、選択する業者によって様々な特徴をもったストラテジーと出会うことができます。

たとえば、トレイダーズ証券のみんなのシストレの場合、「みんなのFX」で実際に取引しているトレーダー(運用成績の公開を許可しているトレーダー)と、投資戦略を搭載した自動売買プログラムが参加しているランキングが公開されています。
このランキングから自分が運用したいと思うストラテジーを選んで自動売買することができます。
ランキング形式で運用成績も公表されていますので「相場を読んで最適なストラテジーを選ぶ」というスキルがない初心者でも自動売買でトレードすることができますね。
ストラテジー自己設定型
<代表的な自動売買システム>
- パートナーズFX HyperSpeed NEXT(マネーパートナーズ)
- トライオートFX オートパイロット注文(インヴァスト証券)
- ちょいトレFX(FXプライムbyGMO)
ストラテジー自己設定型は、自動売買の売買ルールをトレーダーが自由に設定できるシステムトレードです。
カスタマイズ性が高いということは、そのぶんFXの経験と知識が必要となってきますので、初心者には向きません。
FXそのものに慣れてきたFX中級者から上級者に適したシステムだと思います。
ストラテジー開発型(MT4系)
<代表的な自動売買システム>
- FXTF MT4(FXトレードフィナンシャル)
- FOREX MT4(FOREX.com)
俗にMT4と呼ばれている、メタトレーダーのことを指します。
MT4のストラテジー開発機能を使って、ゼロから自分好みのストラテジーをプログラミングする自動売買だと思ってください。
MT4でいかようにもストラテジーを作ることは可能ですが、もちろん専門的なプログラミングの知識とスキル、そしてFXに関しても精通した知識が必要なため、一般人が飛び込むには敷居が高いといえます。
ただ海外ではプロアマ問わずMT4の開発はとても活発で、海外サイトを閲覧すると無料で配布されている程に情報交換が盛んです。
その選りすぐりのストラテジー(MT4では「EA」と呼ぶ)を、ダウンロードして自分が使っているMT4にインストールして使うことも可能ですので、日本国内においてはこのようなスタイルでMT4が使われていることが大半です。
自分で開発するのではなく、よそから稼げるストラテジーをダウンロードしてきても、自分の好きなようにカスタマイズして使うといった、直接ソースが扱える程度のプログラミング知識は必要です。
かなり本格的にシステムトレードがしたいという中・上級者におすすめの自動売買システムです。
「リピート型」自動売買は初心者の味方

日本国内で自動売買の普及に成功したのはなぜか?
それは自動売買システムがFX初心者でも簡単に利用できた、という点が大きいでしょう。
2012年頃は「機械の設定が難しい」自動売買でしたが、「選択型」や「リピート型」の登場によりFXの世界に一石を投じることになりました。
「自動は便利だけどなにかと難しい」という自動売買のイメージを振り払い、「簡単で誰でもできる自動売買」のイメージを定着させることができたのは、とくに「選択型」のおかげといっても過言ではありません。
IFD注文を自動で繰り返すリピート型

リピート型・ループ型と呼ばれている自動売買は、前述したようなストラテジーを選ぶタイプではありません。
自分で値幅を決める必要がありますが、一度決めておけば変更するまでその値幅の中で自動で売買を繰り返すようになっています。
イメージとしては、裁量トレードでも使うIFD注文機能を、リピートしているだけのシステムなんですが、レンジ相場の時に使えば放置していても勝手にコツコツと利益が積み上がっていきます。
但しトレンド相場には不向きなので、ある程度の相場の見極めは必要でしょう。
チェックは夜に1度取引画面を見ればOK

自動売買が多くの人に利用されている大きな理由として、ずっとPCやスマホに張り付かなくていい、ということがあると思います。
人にはそれぞれ仕事や家事、食事の時間などがあり、ずっと相場を見続けるのは難しいですよね。
その点で自動売買は、設定だけしておけば、あとは自動で取引されるのでずっと相場を見続ける必要がありません。
あらかじめリスク管理、資金管理をすれば、定期的にモニタリングする程度で裁量トレードに比べて、トレード時間はぐっと短縮されます。
トレーダーといえばずっとPCやスマホでチャートとにらめっこ、なんてイメージがあるかもしれませんが、最近のFXの流れは仕事中も自動で取引してくれる簡単さが受けています。
「張り付かない」「焦らない」「寝不足にならない」「初心者も勝てる環境が整っている」
これが自動売買が選ばれている理由でしょう。
FX中級者以上はシステム開発型の自動売買も利用できる

これは中級者以上の方に向けての話になりますが、ロシアのクオーツ社が開発したメタトレーダー4が有名ですね。多彩な自動売買機能や、チャート分析機能も豊富なため愛好者にはたまらないんですが、取扱いが難し過ぎて、FX初心者が利用するのはオススメできません。
過去にメタトレーダーが流行して、私もメタトレーダーでチャート分析をしたこともありましたが、やはり日本のシステムの方が日本人向けに作られている気がします。
ここでは、自動売買に慣れてきて既製ストラテジーで満足できない人は、自作で自動売買システムを作成できる、ということを知っておくぐらいで良いと思います。
FX初心者が自動売買で10万円以上稼いだ方法って一体?

アイネット証券の口座開設で利用できるループイフダンが利用しやすいと好評です。
選ばれる理由は、シンプルな手法を取り入れているため、初心者も選択に困らないという点です。
実績を確認してみましょう

FX初心者には、少しわかりにくい図かもしれませんので解説していきますね。
これは2,000通貨あたりの利益です。表では2017年8月から1年間分の結果が記載されています。これを利用したときのループイフダンB50は2,000通貨で132,000円の利益を出しましたということです。
運用資金は400,000円。これを元手に1年間で33%以上の資産をループイフダンは増やせましたよ、という結果が出ています。
定期的なモニタリングは必要ですが、基本放置で1年に33%の利回りを達成するのはすごいことですよね!
手法というより実績
ループイフダンは「買いか売りか」「取引する通貨ペア」「設定値幅」「損切り設定」を組み合わせた全32種類のループイフダン注文の中から好きなものを選ぶことができます。
あなたは選んだループイフダン注文が、しっかり稼いでいるのかを定期的にチェックするだけで良いんです。
実際の取引を見ると、もう少し粘れば利益を取れそうと感じることもありますが、リスク回避するためのプログラムになっているので、無理せず楽々に稼ごうというコンセプトであなたのお金を増やしていくシステムです。
FX初心者ですと他には外為オンラインのiサイクル注文やFXブロードネットのトラッキングトレードが使いやすくおすすめです。
人気と実際に使っているユーザー数からいうとiサイクル注文が初心者には良いと思います。
FXの自動売買のまとめ

FX初心者にも利用しやすい環境が整い、自動売買は市民権を得たと言えるでしょう。ひと昔前まで自動売買はプロが使っているものでした。
ここ数年、忙しい会社員や、為替の知識のない主婦が自動売買で利益を上げているのは、
「簡単な設定、収益率の高いストラテジーを選ぶだけ」という利用方法が受けているからです。
とはいえ、放っておいて稼げるほど簡単ではありません。市場の流れに合ったストラテジーを選んで1日1時間程度、口座の確認や取引のチェックをしてあげる必要はあります。
慣れてくると、投資未経験者でも簡単に利益を出すことも簡単と言われています。
これからFXをはじめるなら自動売買がおすすめですよ。
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております
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