なぜ勝てるFXトレーダーは高値・安値にこだわるのか?|相場の力関係

なぜ勝てるFXトレーダーは高値・安値にこだわるのか?|相場の力関係

FXメンターが、最初に教えてくれたテクニカル分析が、【高値と安値について】でした。

FXのマニュアル本を読めば、必ずと言っていい程【高値・安値】について解説されていますよね。

しかし、解説されているのは『高値と安値とは?』的な、高値と安値の意味しか解説されていません。

本当は高値と安値には、大切な意味がたくさんあるのに。

ということで、今回は、

なぜそんなに【高値・安値】が大切なのか?
プロトレーダーはなぜ【高値・安値】にこだわるのか?

を解説していきます。

【高値・安値】の意味を知ることで、明日からチャートの見え方がガラリと変わりますよ。

高値・安値とは?

まず、高値・安値の意味を確認しておきましょう!

高値 = 一定の期間の区切りで最も高い価格安値 = 一定の期間の区切りで最も安い価格

言葉で表現すると上記のようになります。

次は、ビジュアル的に高値・安値を確認しましょう。

【引用:A-KU】

はい!よく見るこの図って感じですよね。

『分かる分かる!』

さて、ここからが本題です!

それでは、

『なぜ【高値・安値】が作られるのか?分かりますか?』

答えは、高値と安値の重要性を語る上で外せないのが【波形】についての解説で分かります。

波形と高値・安値

【高値・安値】の重要性を語る上で、外せない説明が【波形】についてです。

まず、こちらの画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

はい。またまたよく見る波形ですよね。

画像のように、相場は上がったり下がったり、常に波形を描きながら進んでいきます。

『なぜ、このような波形を描きながら相場は動くか分かりますか?』

詳しくは、後ほど解説しますが、簡単に説明すると、2つの理由があります。

  • 買う人と売る人がいるから。
  • 買ったものは、いつか売らなければいけない。売ったものはいつか買い戻さなければいけない。

これが相場に波形が作られる理由です。

2つの理由を理解するということは、市場心理や大衆心理を知ることに繋がっていくので、トレードする上でとても大切なことなんです。

波形ができるから、高値ができる。波形ができるから安値ができる。

さて、次は、この高値・安値と波形について更に詳しく解説していきます。

FX(為替)相場で高値安値が作られる市場心理や大衆心理

次は、なぜ価格は上下を繰り返して、高値・安値が作られるのか?その理由を解説していきます。

まずは画像をご覧ください。

【引用:A-KU】

莫大な資金力がある機関投資家などの大口トレーダーが、買い上げを開始して値を釣り上げていく。ゲーム開始!

一部の利確ポジションと逆張りトレーダーなどが参入して価格が調整される。

しかし、大口トレーダーの参入に気付いた中上級者の個人トレーダーたちが、買いポジションを持って参入してくる。さらに、②の逆張りトレーダーたちの損切りを巻き込んで価格は上昇する。それを確認した個人トレーダーたちが更に買いポジションを持って参入して、イッキに価格は上昇!

一部の利確ポジションと逆張りトレーダーたちが参入して、価格が調整される。

上昇トレンドに乗り遅れた初心者トレーダーたちは、まだ価格は上がると焦って買いポジションをつくり、参入してくる。

〔A〕初心者トレーダーなどの買いポジションが十分溜まったのを見計らって、ここぞとばかりに、①の大口トレーダーたちは利益確定や売りポジションを入れて、価格の下落を誘発。

〔B〕機関投資家などの大口トレーダーたちは、すでに、売り戦略に入っているにもかかわらず、まだまだ上がると思っている初心者トレーダーたちは、意気揚々と買いポジションで参入。

〔C〕もちろん大口トレーダーたちは更に売りポジションを投入し価格を押し下げる。⑤と〔B〕の買いポジションで参入した初心者トレーダーたちは、恐怖でポジションを投げ出し、損切りの嵐!その損切りを巻き込んで、価格はイッキに下落する。ここで、中上級者はすでに、売りポジションを仕掛け、更に下落を加速させている。

環境認識と高値・安値

このように、チャート上の波形は、市場心理や大衆心理からできた買い勢力と売り勢力の価格の痕跡(こんせき)なのです。

つまり、【チャート分析】【環境認識】とは、『相場の力関係』を分析することであり、

【高値・安値】とは、買い勢力と売り勢力の決着がついた重要な価格ということになります。

この買い勢力と売り勢力の決着がついた、重要な価格が起点となり波形はできています。

いったん、まとめておきます。

環境認識=『相場の力関係』を分析すること今は買い相場なのか?売り相場なのか?どちらでもないのか?上記を分析するためには、高値・安値=『買い勢力と売り勢力の決着した値』『波形を作る起点』を知る必要がある。
  • 【高値・安値】をしっかり理解すること
  • 買い勢力と売り勢力の力関係を知ること

これこそ、正しい環境認識の基本になるのです。

環境認識で、今は買い相場なのか?売り相場なのか?

それを知る手掛かりは、押し安値、戻り高値にあります。

高値と安値には、普通の高値・普通の安値と、押し安値・戻り高値があり、環境認識をするうえで、区別して分析する必要があります。

注目されている高値・安値

最後に、注目されている高値と安値を紹介しておきたいと思います。

高値・安値といっても、実はいろんな期間の区切りで、高値・安値は意識されています。

以下の4つの区切りの高値と安値を理解すれば十分です。

  • チャート上で確認できる高値と安値(チャート画面の区切り)
  • 直近の高値と安値(直近の区切り)
  • ローソク足で確認できる高値と安値(4時間足、日足、週足、月足などの区切り)
  • 東京・ロンドン・ニューヨーク市場の高値と安値(各市場での区切り)

まとめ

最後に、高値・安値の大切なポイントをまとめておきますね。


【高値と安値とは?】

高値 = 一定の期間の区切りで最も高い価格

安値 = 一定の期間の区切りで最も安い価格


【波形】

市場心理や大衆心理が、価格を上下させて波形を作る。

波形ができるから、高値と安値ができる。


環境認識の基本】

環境認識=『相場の力関係』を分析すること

そのためには、

高値・安値=『買い勢力と売り勢力の決着した値』『波形を作る起点』

を知る必要がある。

正しい環境認識をすることが、安定して利益をだす第一歩になります。


記事を読み終わったら、インジケーターがひとつもない、シンプルなローソク足だけのチャートを、一度開いてみてください。

そして、高値と安値を確認してみてください。

そのチャートにどんなドラマが繰り広げられたのか?見えてきますよ。

そして、自分がどこでトレードするべきなのか?見えてくるはずです。

高値・安値を意識しはじめると、トレードレベルがグッと向上するので、ぜひ、試してみてくださいね。

読者様へ

ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://a-kufx.comを参考にしております

1日1回の応援クリックならびにLINE@へ登録して、限定情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。


為替・FXランキング

完全無料配信のLINE@はこちらから登録が可能です。ブログだけでは明かせない独自のルートから入手す今旬の情報を定期的に配信しています。本当に投資を成功させたいと懇願している方は是非とも登録してもらいたいです

友だち追加

テクニカル分析カテゴリの最新記事