初めてでもわかりやすいFX用語集

初めてでもわかりやすいFX用語集

あ行

移動平均線

ある一定期間の価格(通常は終値)の平均値を結んで表示させているインジケーター

世界中のFXトレーダーが移動平均線を使っていて、ひと目で現在の相場状況を把握できるツール

追証
ロスカットが遅れたことにより、証拠金以上の損失額を負担すること

FXでは、相場が急激に動き過ぎた場合、業者の対応が追いつかず正常にロスカットされない事が稀にあります

ロスカットが遅れ、含み損が残高を上回ってしまうと、残高を超えた分のマイナスが「追証(=借金)」となり、業者に返済しなければならなくなります

「追証=口座残高の100%+借金が損失額」というわけですね(´;ω;`)



押し目買い
チャートが上昇トレンドを形成している局面で、一時的に価格が下落したタイミングを見計らって買いを入れる手法
詳しい解説はこちらの記事でおこなっております(・∀・)
→ 順張りで勝ちやすい『押し目買いと戻り売り』とは

か行

逆指値
逆指値注文逆指値とは指値と同様に値を指定して取引する方法で、指値とは逆の注文を出すこと

通常の指値注文とは逆の発想で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」ことができます

上手く使えば、リスクを最小限に抑えたり、一定の条件で利益を確定することができるようになるため、普段の仕事で忙しく、昼間に株価を見ていられないサラリーマンの方には特におすすめの注文方法です

逆張り
トレンドの流れに逆らってポジションを建てること

大きな相場の流れに反してポジションを建てるため、どのあたりで流れが変わるかをあらかじめ予測することが必要になってきます

強制ロスカット
FXで一定の損失が出てしまった際に強制的に決済されること

一般的に自分のFX口座に入っている証拠金が取引金額の30%になると施行され、強制的にポジションが切られます

これにより、FXトレーダーが証拠金以上に借金を抱えるリスクを未然に防いでいます

(米)雇用統計
国の雇用状況を調査した統計で、重要な経済指標の1つ
特に注目されるのは「非農業部門就業者数」と「失業率」の2つの数値

この数値が前月より上がっているか?下がってるか?というところと、予想数値とのギャップが注目されます

さ行

指値
指値注文指値とは値を指定して取引する方法で、指値注文とは値を指定して注文を出すこと

「ドル円のチャートが、100円になったら買い注文を入れるほしい」というように、売買値段を指定する注文を出します。

指値注文は、自分の希望どおりの値段で売買ができますが、反面、指値に株価が届かない時は、僅かの差で買えなかったり、売れなかったりすることがあります。

サポートライン
多くの投資家に意識されそうな過去の同じような価格帯を1本の水平線で結んだもの

下方向への値動きに対する抵抗となって、下落の勢いを抑える可能性が高い価格帯

順張り
トレンドの流れに沿ってポジションを建てること

大きな相場の流れに沿ってポジションを建てることから、相場の展開を予想しやすいため、FX初心者でも狙いやすい戦い方

証拠金
証拠金維持率FX口座内に入金した際に預けているお金で、またFXで取引を行う上での担保となるお金

証拠金に関連して覚えておく必要のある用語がいくつかあるので、紹介しておきます

必要証拠金
取引を行う際に証拠金としてFX口座内に入れておく必要のある最低金額(一般的には、取引金額の2~5%)

証拠金維持率
必要証拠金に対する証拠金の割合(証拠金維持率=証拠金/必要証拠金)

余剰金
証拠金から必要証拠金を引いた金額(余剰金=証拠金-必要証拠金)

スイングトレード
FXのトレードスタイルの1つで、1日以上~の長期的な取引を指します

長いスパンでポジションを保持しているため、スワップポイントを味方につければコツコツお小遣い稼ぎます

相場がプラス方向に動いていけば大きな利益を望めますが、その分、しっかりとした分析力が必要になるため、ファンダメンタルズ分析を参考にした取引が有効になってきます

デイトレードを長く保有して行くのもスイングトレードの一つですね

スキャルピング
FXのトレードスタイルの1つで、1~10分などの短い時間での超短期取引を指します

テクニカル分析のパターンを参考にした取引が有効で、コツコツ小さい利益を積み重ねていくことに長けています。

スプレッド
FXにおいては、通貨ペアで提示されるレートの買値(Bid)と売値(Ask、Offer)の差のことを指します

例えば、ドル円の為替レートが「105.18-20」の場合であれば、スプレッドは3銭(3pips)ということになり、これが取引をおこなう際のトレーダー側の手数料になります

そのため、FXをするにあたってはスプレッドにも注意することが必要なのです

スワップポイント
通貨間の金利差により得られる金利差収入

買う通貨と売る通貨の金利差が大きいほど、生じるスワップポイントは大きくなる

金利市場の動向によっては、受取りと支払いが逆転する事もあるので要注意!

ゼロカット
急激な相場変動により、万が一証拠金がマイナスになってしまった時に、証拠金以上の損失をゼロに戻す、海外FXだけが導入しているシステム

国内・海外FXともに、顧客資産の保護を目的に、預けた証拠金以上の損失が発生しないよう、取引を強制決済させるロスカットという仕組みがあります

しかし、相場が急激に変動した場合、ロスカットが間に合わず損失が証拠金を上回った場合、国内のFX業者では「追加の入金(=追証)」を求められるケースがあります

このような不測の事態が起きた時、ゼロカットシステムが導入されている海外FXでは、証拠金がマイナス分に対する追証を行わず、損失は証拠金だけに限定することができます

た行

高値
営業日のなかで最も高いレート(⇔安値)

ダブルトップ
ダブルボトム2つの天井(トップ)や底(ボトム)を形成し、それまで動いていた方向性と逆方向へと相場が「転換」していくチャートパターン

相場の転換点でよく見るパターンで、必然的に高値圏ではダブルトップ、安値圏ではダブルボトムで出現率が高いです

チャート
通貨の現在の価格や過去の価格の推移を視覚的に分かりやすく表示してくれるグラフ

国内FXでは、基本的にそのFX業者が提供している
オリジナルのチャートを使いますが、
海外FXでは「MT4」という共通のチャートツールを使います

通貨ペア
取引を行うときに選択する通貨の組み合わせ

「米ドル/日本円」「ユーロ/スイスフラン」というように、「/」で区切って2国の通貨ペアを表します

左側を「基軸通貨」と呼び、支払う通貨を意味しています
右側を「決済通貨」と呼び、購入する通貨を意味しています

デイトレード
FXのトレードスタイルの1つで、その日のうちにポジションを決済する中期的な取引を指します

スキャルに比べて余裕を持ってトレード戦略を練られるため、万人向けのトレードスタイルです

テクニカル分析
過去に起こった値動きのパターンや相場の方向感から、これから起こるであろう未来の値動きを予測する、相場の分析方法

テクニカル分析ではチャート上に相場の値動きをグラフ化し、数式に基づいたインジケータ―という指標を使って、過去の値動きと現在の値動きを比較しながら将来の値動きを予測します

トレール
保有しているポジションの含み益が更新するにつれて、利益を確保しながら決済逆指値を動かしていくトレード手法

含み益が出ている状態で逆指値をプラス方向に動かすので、いきなり価格が逆行しても必ずプラスで決済できる、いわばリスクゼロで更なる利益を目指せる方法なのです

トレンド相場
相場が大きく一方向に動いている状態

一方向に動いているということは、ある通貨に対して買いor売りが集中していることが多く、相場の方向性もわかりやすくなるため、FX初心者でもトレードしやすい相場状況です

トレンドライン
トレンド相場でのローソク足の天井や底を結んだ線

上昇トレンドでは底、下降トレンドでは天井を結んで描き、トレンドラインが破られないうちはトレンドが継続しているとみる、分析方法です

な行

成り行き注文
現在提示されているレートで売買する注文方法

プライスオーダー、あるいはマーケットオーダーともいわれます

FXでは1番基本的な注文方法なので単語として覚えておきましょう!

ナンピン(難平)
売買価格を平均化するための売買手法

買って価格が下がった場合にさらに買い増すことを「ナンピン買い」
売って価格が上がった場合にさらに売り増すことを「ナンピン売り」

は行

ピップス(pips)
「pips」とは各通貨ペアのレートが動くときの最小単位のことを指します

円表記の場合、小数点から2つ目が1pips、
海外通貨同士の表記の場合、小数点から4つ目が1pipsの単位

例えば、ドル/円が「100.05」から「100.10」になった場合は、5pips動いたことになります

ファンダメンタルズ分析
世界各国の景気や地政学的リスクを元に未来の値動きを予想する、相場の分析方法

米国の経済が良くなったらドルが買われたり、
どこかで戦争や大規模な災害が起こったら、
リスクを回避してその国の通貨が売られたり、

大まかにはこういった傾向があります

そのため毎日のニュースや各国の経済指標から「これからある通貨が買われそうか、売られそうか」を分析していくのです

含み益・含み損
現在保有しているポジションを決済した場合に発生する利益or損失

FXはポジションを保有してから決済するまで損益は確定しません

そのため注文してから決済するまでのあいだ、FXトレーダーは「未確定の含み益or含み損を抱える」ことになります

ブレイクアウト
レジスタンス・サポートラインなど、相場の「節目」や「抵抗帯」を明確に抜けること

ブレイクアウトが起こると、価格が抜けた方向に大きく動くことが多いため、その動きに乗っかって利益を狙うことができます

ポジポジ病
FXでのトレードで短期売買におけるトレーダー特有の症状の一つ

ポジとはポジションのことで、なんとなくポジションを持っておかないと不安になってしまい、投資判断が崩れてしまうことを指します

ま行

窓開き
ローソク足チャート上にて、ある1本のローソク足とその右隣のローソク足との間に上下方向の隙間ができたときに、その隙間を「窓」という

特に土日に何か相場に影響力が強いニュースがあった時、月曜日に大きく窓を開けて取引スタートになることが多いです

戻り売り
チャートが下降トレンドを形成している局面で、一時的に価格が上昇したタイミングを見計らって売りを入れる手法

や行

安値
営業日のなかで最も安いレート(⇔高値)

有事のドル買い(売り)
戦争など有事の際に、世界の基軸通貨であるドルが買われることを「有事のドル買い」、逆にそのようなときにドルが売られること

ユーロ
1999年1月に発足した欧州連合(EU)の単一通貨

当時のEU加盟国15カ国のうち、イギリス、デンマーク、スウェーデンを除く12カ国が2002年3月1日に自国の通貨を永久に放棄してユーロを採用し。

現在はベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、イタリア、キプロス、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロべニア、フィンランド、スロバキアの16ヶ国まで拡大

ら行

利食い・損切
保有していたポジションを確定させて、利益or損失を得ること

FXではポジションを保有している間は、どんなに大きな含み益(≒含み損)を抱えていたとしても、利益or損失を確定させるまでは手元にお金は増減しません

決済を確定させることではじめてお金の増減が行われるので、いつのタイミングで決済判断をおこなうかが肝心なのです

レジスタンスライン
多くの投資家に意識されそうな過去の同じような価格帯を1本の水平線で結んだもの

上方向への値動きに対する抵抗となって、上昇の勢いを抑える可能性が高い価格帯

レバレッジレバレッジ
とは、証拠金にかける「てこ」の意味。少ない資本金でも大きな取引ができるようになることを表していて、通常はレバレッジ○○倍といった言い方をします

FXでは、はじめに取引会社に自分のお金を証拠金を預け入れ、レバレッジを効かせることで、証拠金の数倍~数百倍の金額で取引できます

レンジ相場
相場がある決まった範囲内で上がったり下がったりを繰り返して推移している状態

基本的に方向性がない相場であるため、チャートで見ると上下に行ったり来たりを繰り返していることが多いので、その間の値動きを狙っていきます

ローソク足
たった1本で、1分・1時間・1日などの一定期間内で
「相場がどういう値動きをしたのか?」
ということを一目で把握することが出来るツール

ロット(Lot)
海外FXでは取引する単位のことをひとまとめに「ロット(lot)」と呼びます

八百屋さんで玉ねぎを頼む時も「玉ねぎを1袋(・∀・)!」と頼みますが、
この〜袋という単位がFXでは〜Lotになります

A~W

ECB
欧州中央銀行

1999年のユーロ発足に先立ち、1998年新たにユーロ圏の中央銀行として設立されました

各国の中央銀行が発表する金利が据え置きや市場の予想よりも大幅な利上げ・利下げだったり、時期が早まったり・先送りされたりすると場合によっては数百pips動くことから注目度MAXの経済指標です

FOMC
連邦公開市場委員会

米国の連邦準備制度の金融政策に基づく公開市場操作(マネーサプライの調節、金利・為替水準の誘導等)の方針を決定します

例えば金利操作が事前予想の範囲を大きく超える場合などは、為替では数百pips動くことから注目度MAXの経済指標です

FRB
米連邦準備制度理事会

連邦準備銀行もFRB(Federal Reserve Bank)ですが、連邦準備制度理事会では、公定歩合・支払準備率・公開市場操作などの金融政策を行います

GDP
国内総生産

一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額

経済を総合的に把握する統計で、GDPの伸び率が経済成長率に値することから、その国の経済を測るためには欠かせない指標

GDPは速報値・改定値・確定値があるため、毎月発表される経済指標です

SMA
単純移動平均線(Simple Moving Average)

ある一定期間の価格(通常は終値)の平均値を結んで表示させているインジケーター

世界中のFXトレーダーが移動平均線を使っていて、ひと目で現在の相場状況を把握できるツール

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