FXクロス円は空き時間で取引OK!ユーロ/円なら15時以降を狙え

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ユーロ/円(クロス円取引)のリアルタイムチャート

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Investing.com 日本 によって機能された外国為替チャート。

【 今現在のユーロ/円 為替チャート(5分足)です。ユーロ/ドルの動きも要チェック! 】

ユーロ/ドル(ドルストレート取引)のリアルタイムチャート

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ドルとは違う!? FXのユーロ/円は合成通貨ペア

合成通貨ペアとは、直接取引がされていない通貨ペアのことです。

ユーロ/円の場合は、ユーロ/ドルとドル/円を掛け合わせたクロス円取引がされています。

FXの「クロス円」とは?

クロス円とは米ドル/円以外の円との通貨ペアのことです。ユーロ/円を含めたクロス円の取引では、一度米ドルを介して行われます。

例えば日本企業がヨーロッパの製造機械を購入したいとしても、円で直接ユーロを買うことはできません。

つまりユーロは円で直接取引ができないので、日本円で米ドルを買い、そしてユーロに換算してヨーロッパにお金を支払います。

EUR/JPY = EUR/USD × USD/JPY

このような計算式になります。

機械の購入にしろ、ブランドバックの輸入にしろ、FXでユーロの購入にしろ、すべて米ドルを介して取引が行われます。

またユーロから円の場合も同じです。

FXで通貨を購入する場合、ユーザー側としては直接取引している感覚ですし、取引ツール上も直接取引と同様の操作で取引できますが、実際には見えないところで円から米ドルへ、そしてユーロという米ドルというクッションを介しての取引を行っています。

FX通貨ユーロ(EUR)の3つの特徴とは?

ユーロは変動幅が大きい!

ユーロは変動が大きくなりやすいのが特徴です。

これはユーロそのものが加盟国が多く、影響を受ける国が多いために不安定になりやすいという側面があります。

これ以外にもユーロ/ドルの変動及び一度米ドル/円を通すことにより、大きな額に対しての掛け算が多くなります。

そのため円に換算したときの変動が大きくなりやすいと言えます。これに関しては、クロス円全てに共通しています。

具体的な数字で見てみましょう。

ユーロ/円にはユーロ/ドルの動きが加わる

米ドル/円は「1ドルあたり何円」という相場で変動します。

米ドル/円の取引は単純に1ドルあたり1円動くと、持っている通貨単位の分だけ損益が出ます。

  • 1000通貨持っていて、0.1円相場が動いた場合・・・100円の損益
  • 1万通貨持っていて、1円動いた場合・・・1万円の損益

そして今回のユーロ/円のようなクロス円の場合、米ドル/円の動きに当該通貨である米ドルペアの動きが加わります。

例えば、同時刻レートでユーロ/ドルは1ユーロあたり1.108ドルだったとき、単純に1ドル=111円に1.108をかけて1ユーロあたり123円となります。

「ユーロ/ドル」という響きや「1ユーロあたり何ドル」というとなじみにくいかも知れませんが、要はユーロとドルが何対何で取引可能かということは理解しておきましょう。

米ドル/円が動かなくてもユーロは動いている

FX

例えばユーロ/ドルが1ユーロあたり1.08ドルから1.10ドルまで変動したとします。

ドル円のレートにかかる補正が1.08から1.10まで変動したというと少しは分かりやすいでしょうか。

つまり、「米ドル/円が全く動かなくて」1ドル=111円で固定していたとしても、1ユーロあたりは120円から123円まで動くということになります。

ユーロ/円ほど値動きの幅が大きくありませんが、当然米ドル/円も24時間365日休まず動いています。(時には動いてないように見える時もありますが、数ミリでもミクロンでも動いているんです!)

0.1円、0.01円という数字の変動は上記のように投資金額が大きければ大きいほど損益の額に直結するので、変動幅の激しい通貨として定評のあるユーロ/円のようなクロス円に手を出す場合には、以下の2つの要素が重要です。

  • ストレート円以上に証拠金もしくは投資準備金に余裕を持つ
  • 通貨ペアの国及びアメリカの情報も常にチェックする(情報を増やす)

ユーロ/円とユーロ/ドルのトレードにおけるチェックポイント

複数の通貨ペアをチェックする

ユーロ/円、ユーロ/ドルで取引する場合は、最低でもユーロ/円・ユーロ/ドル・ドル/円3つの通貨ペアをチェックしましょう。

それぞれの通貨ペアの値動きを見比べることにより、どの通貨が主導で動いているのかを見極めることができます。

そのため最も効率の良いときに勝負をかけることができるようになります。

また、最も取引高のあるユーロ/ドル(シェア率23%)に対し、ユーロ/円の取引高は全体の2%ほどです。

つまりユーロ/ドルやドル/円の動きがユーロ/円に与える影響よりも、ユーロ/円の動きがユーロ/ドルやドル/円の動きに影響することは少ないと言えます。

取引の狙い目は2通貨のトレンド(相場)が揃ったとき!

ドル/円とユーロ/ドルが上昇なら、ユーロ/円の相場は大きく上昇します。

ユーロ/円の相場が上昇する要因は3つあります。

  • ユーロが買われる
  • 円が売られる
  • ドルが売られる

ユーロ/ドルの相場ではドルが売られることでユーロの価値が上がるため、ユーロ/円の相場でも上昇要因になります。

【 ドル/円とユーロ/ドルが上昇なら、ユーロ/円は大きく上昇すると覚えておきましょう! 】

金融政策の違いをチェックする

ECB(欧州中央銀行)とFRB(アメリカの中央銀行制度)の金融政策の方向性をチェックしておきましょう。

最も流動性の高いドルと、それに次ぐユーロの動向は他の通貨ペアの方向性にも大きく影響するため、ユーロ/ドル以外の通貨ペアで取引する場合でも最低限おさえておくべきです。

また世界の金融機関は同じ方向を向くことが多いですが、転換期は各国の金融政策が別々の方向を向くことがあります。

そのときは中長期にわたってトレンドが発生します。

そのためECBとERBの金融政策の方向性に違いが生じると、大きな利益を得られるチャンスとなります。

IMMの通貨ポジションをチェックする

IMM(シカゴ・マーカンタイル取引所にある国際通貨市場)の通貨ポジションはユーロ/ドルレートと強い相関性があります。

そのためユーロ/ドルをトレードするときは、IMM通貨ポジションの動向をひとつの目安として使うことができます。

ユーロ/円がおすすめな理由4選

ユーロ/円はトレンドラインが機能しやすいという特徴があり、初心者にとっても「やりやすい」と感じることがあります。

初心者でも簡単に引くことのできるトレンドラインは、特別なコツを必要としません。

ただしトレンドラインにこだわりすぎると、その先のステップになかなか進めなくなってしまいます。

ドルストレートの研究も行うことで、その問題は解決できるので、いったんクロス円から離れてみることも大切です。

スプレッドが狭い

もうひとつの大きな特徴は、スプレッドが非常に狭いということです。

一番狭いスプレッドのFX会社で0.39銭、その他は0.5銭で提供しているところが多いです。

ドル/円に次いで狭いスプレッドで、取引量も非常に多い通貨ペアです。

そのため各FX会社がスプレッドを広げて顧客を手放すということは考えにくいです。

スキャルピングやデイトレードに向いている

ユーロ/円はドル/円に比べて変動率があるため、初心者の方はデイトレードやスキャルピングで利益を出しましょう。

ユーロ/円はデイトレードでも値動きがきれいに推移しやすい特徴があり、短期売買でも比較的戦いやすいです。

ヨーロッパ市場が活発に動くのは15時頃です。20時頃になると変動率は徐々に戻ってきますが、深夜にかけて再び上昇するというケースがよくあります。

そのため普段会社勤めをしている方や主婦の方でも、夕方から夜にかけてサクッと利益を出すことができます。

デイトレードやスキャルピングは短い時間で一気に勝負できることが魅力で、専業トレーダーでなくとも、ユーロ/円のクロス円取引なら有意義な時間の使い方ができますよ。

テクニカル派にオススメ

ユーロ/円はトレンドも出やすく、他のクロス円と比べてもきれいなチャートを描きやすい特徴があり、テクニカル派のトレーダーにはオススメです。

またドル/円は1日の値動きが50pips以下のことが多いですが、ユーロ/円はほとんどの場合1日の値動きが50pips以上です。

さらに国内のFX会社ではスプレッドも狭いため、スキャルピングやデイトレードに向いています。

今ドル/円でトレードしていて、もっと値幅を取りたいと考えている方もユーロ/円での取引を検討してみてはいかがでしょうか。

【 新たな通貨ペアの取引を考えている人には、ユーロ/円がおススメです。 】

FXのユーロ/円取引で重要な経済指標

ユーロ圏で注目度の高い経済指標は、「ECB(欧州中央銀行)の政策金利決定会合の発表」とその後の「総裁会見」です。

為替市場は政策金利の上げ・下げや、金融引き締め策の発表で大きく動くことがあります。

そのためユーロの経済指標の中では最も重要な経済指標のひとつになります。

ドラギ総裁の生会見

ドラギ総裁の生会見では、そのときの総裁の発言次第で相場が大きく動くことがあります。

これは「ドラギマジック」や「ドラギショック」と呼ばれ、金融政策会合の度に大きく変動することが多々あるため要注意です。

ユーロ圏の経済中心はドイツ

ユーロ圏各国の中で、大きな影響を及ぼすのはドイツ関連の指標です。

ドイツのみならずユーロ圏の景気を占うものとして、ドイツ政府の経済研究所による調査の結果「IFO景況感指標」は注目されています。

さらにZEW(欧州経済研究センター)が発表する調査結果は、景況感指数の1週間前に発表されるため、その先行性があることから重要視されています。

FXユーロのまとめ

  • ユーロ/円は合成通貨ペア
  • クロス円とはドル円以外の対円通貨ペアのこと
  • ユーロ/円にはユーロ/ドルの動きが加わる
  • ユーロ/円は初心者でもやりやすい
  • ユーロ/円はスキャルピングやデイトレードに向いている
  • テクニカル派はユーロ/円がオススメ
  • 政策金利発表やドイツの指標が重要

今回はFXのユーロについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

テクニカル派やデイトレード・スキャルピングにオススメのユーロ/円。

短い時間で利益を出せることから、専業トレーダーでなくても十分に楽しめます。

初心者の方やまだ経験の浅い方はドル円でのドルストレート取引に慣れたら、次はユーロ/円でクロス円取引をしてみてはいかがでしょう。

本ページがあなたのFXライフに、少しでも貢献できれば幸いです。

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なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております

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