FXにおいてリスク管理が大事だ!ということは誰もが理解しているでしょう。
しかし、実際どのようにしたらいいのかわからない人が多いと思います。
「資金管理、リスク管理」がFXで勝つ上で絶対に必要な要素になってきます。
FXをやめてしまう人の99%が資金管理で失敗してしまったからとも言われているくらいです。
どんなに勝てる手法を学んでも、どれだけ優れたタイミングでエントリーができても、資金管理に直結している損切りができず負けてしまうことが原因です。
そこで今回は、そのような失敗を起こさないように「FXの資金管理」の心構えから手法まで細かく解説して行きます!
そもそも資金管理に必要な知識や考え方とは?
FXで利益をあげるのに必要なこととしてよく言われるのが3Mです。
- マインド(Mind)
- メソッド(Method)
- マネジメント(Management)
FXトレードで複利運用を成功させるために、この3Mそれぞれが高いレベルにある必要があります。
マインド(Mind)
マインドとは単に日本語訳すれば精神です。
すなわちどのように精神をコントロールするか。
誰もが負けたくありません。
しかし為替というのは波のように上下しながら変動します。
その中で精神をどのようにコントロールしていくのか、それが重要な要素の一つ“マインド”です。
メソッド(Method)
メソッドとは方法の意味を示します。
具体的には損大利小や損小利大などがあります。簡単にいうと勝率重視やリターン重視などの手法のことです。
ネットにはたくさんの情報がありますし、人によって向き不向きがあります。
もちろん売買をする時に根拠となる大事な要素となります。
マネジメント(Management)←今回の重要ポイント!
マネジメント、今回主に説明していく資金管理のことです。
簡単にいうと「勝ちを最大限に、負けを最小限にする方法」といったところでしょうか。
また、マネジメントの要素にはリスク管理というのも含まれています。
自分が現在どれくらいのリスクを追っているのかということです。
高いリスクを追っているのにもかかわらず、リターンが小さいことも多々あります。
しかし、それを回避する方法や心構えもこの後に解説してありますので、ぜひ読んでみてください。
もちろんこれら3Mは互いに干渉しています。
例えば、テクニカル(メソッド)ばかり追求していても資金管理を怠ればエントリーすることさえできませんし、メンタルをコントロールできなければメソッドは意味をなしません。

【 資金がなければ何も始まらないってことだね! 】
3Mのどれも重要なことは間違いありませんが、始まりは資金管理であるということを心に刻んでおいてください。
為替取引は何の意図もなしに行われているわけではない
資金管理をする上で必ず方針を決めなければなりません。
その時にポイントとなってくるのが、相場とメンタルです。
メンタルは前述していますので省かせていただくとして、相場に関して解説していきます。
FX用語としてファンダメンタルズというのを聞いたことがあるかもしれません。

【 ファンダメンタルズっていうのは、主に経済成長率(GDP)や雇用形指標、物価指数などの経済指標から見ることのできる経済活動の状況のことですよ 】

【 相場すなわちファンダメンタルズを理解していれば、どうやって資金管理を進めていけば良いのかがわかります 】
ファンダメンタルズを理解する上でGDPなどを紹介しましたが、もちろん各国の首相の発言であったり、銀行の方針発表であったりと、相場への影響力の大きいものから小さいものまで様々です。
ネットを使ってそれらを調べるのはどうしても時間がかかりますし、効率が悪くなります。そこでオススメなのがYahoo!ファイナンスです。
毎日の経済イベントやその重要度を示してくれますので参考にしてみてください。
ただ予想に対して必ず従うということはやめましょう。
値が大きく動くことはわかりますが、方向はわかりません。重要度の高いイベントほど、そのイベントが持つ特性や影響力を充分に理解してから、取引の判断するようにしましょう。
損失を極力出さないための知識や考え方を身につけろ!
未来は誰にも完璧には予想できない
損失を出さない考え方と聞いて、100発100中負けないのを想像した方がいるかもしれません。それは間違いです。
1日、1ヶ月、1年、人によってスパンは違いますが、総じて勝てば良いわけです。
私たちが目指すのは、結果的にトータルで勝てている状況を作り出すこと。
そのために資金管理は重要になります。
例えば、損切りラインを決めるのに自分の資金をもとに計算をします。
負けを恐れて損切りを拒むと、さらなる損失を拡大させることになるので、「今回は負けたけど、次勝てばいいや」という思考を持つようにしましょう。
機械的な思考を身につける
もしかしたらご存知の方がいるかもしれませんが、為替市場の4割がAIによって取引がなされているそうです。
「AIなんて信用できない」と疑問に思ったかもしれません。
でもそれは違います。むしろ信頼できないのは人間の方です。
なぜならば人間は感情的になり、判断を誤って取引をしてしまうことがあるからです。
3Mのところで軽く説明しましたが、やはり負けがこむと大きな賭けをしたくなりますし、勝ち続けて余裕があるとつい自分で決めたルールやテクニカルに従わないなんてことをします。
その点、AIは過去のデータに忠実にかつ、欲を出すこともありません。
どこかロボットのように機械的に取引をするということは非常に大事です。
資金管理をするための方針と大まかな方法を知ろう!
・損切りの重要性
・元の資金からどれだけ減ってもいいのかを考える
・損切りラインと利食いラインとの関連性
損切りの重要性を知ろう
損切りはFXで勝ち続けるために一番に必要なスキルです。
むしろ損切りができるかどうかで、トレーダーの勝ち組と負け組が決まるといっても過言ではありません。
逆に利益確定は誰にでもできるからです。
実際、ポジションが損失(含み損)に乗り始めると、あっさり損切りできる人は少ないですし、損切りを先延ばしにして損失をどんどん膨らませます。
塩漬け(含み損が大きくなって決済せず持ち続けること)や追証(追加証拠金の略)をしてしまうトレーダーの未来は本当に暗いものとなります。
元の資金からどれだけ減ってもいいのかを考える
どれだけ資金が減ってもいいのか、といった具体的な額を決めることはとても簡単です。
ただ難しいのはその額をしっかりと守ることができるかです。
例えば、500万円の資金があった時に250万円までなら減ってもいいとします。
FX初心者がとにかく感覚に任せてトレードを進めた結果、1週間でなくなってしまった。
そんな場合にはどうでしょう。必ず残りの250万円に手を出すと思いませんか?
1週間で250万円の損失、この数値が非現実的だと思ったら大間違いです。
それだけリスクがあるということも忘れないようにしましょう。
損切りラインと利食いラインとの関連性
損切りのラインは利食いラインとの関連性が必要です。
例えば、狙っている利益が10pipsで損切りのラインが300pipsと余りにもかけ離れている場合、損切りをした瞬間にそれを取り戻すのに最低でも30回勝利を続けなければなりません。
30勝1敗でトントンだとメンタルが持ちませんよね?
利食いを甘くする、損切りを広くするなど具体的な数値については、この後に解説していきます。
具体的な資金管理の例
- 2%ルール
- 資金を5つに分散
- おすすめ資金管理アプリ2選
2%ルール
2%ルールとは、1回のトレードで許容できる損失の幅を総資産の2%以内に収めるというもので、仮に100万円入金しているのなら2万円、500万円入金しているのなら10万円以内に損失額を抑えるようにします。
各トレードで損切り幅は当然変わってきますので、損切り幅に合わせてロット数を調整することがポイントです。
2%ルールを適用することにより、数回のトレードで破滅的な損失を出して、市場から強制退場させられることを防ぐことができます。
最初のうちは「勝てないのにわざわざ計算してロット数を調整するのは面倒だ!」と思う方がいるかもしれません。
しかし、目的は習慣と意識付けです。
習慣となり身につけてしまえば、勝てるようになってきた時に安定したパフォーマンスを出せる土台になりますので、実行するのであれば身につける意識を持ってください。
資金を5つに分散
全財産を一つのFX口座に入れてトレードすることは極めて危険で、全財産を失うことにもなりかねません。
ただ、わかっていても全財産を一気に運用して短期間で増やそうと試みる方は多いのではないのでしょうか?
少ない口座資金を見るより、大きい額を見ている方が安心するのかもしれません。
ですがこのような考え方だとおそらく、常にフルレバ(フルレバレッジの略、レバレッジは、証拠金に対して数倍の額の取引ができること。フルレバレッジは、レバレッジを最大倍率にして取引すること。)でトレードするようになります。
最初は上手くいっても、途中で大きな負けに見舞われ、その時までの利益を含め資金をゼロにしてしまうことでしょう。
それを防ぐために運用資金を5つに分けます。
そうすると、たとえ今の口座資金を失っても、十分に再起できるのです。
資金を分けることのメリットはもう一つあります。
例えば100万円資金で仮に20万円を失ったとすると、保管していた80万円から20万円を入金する手続きが必要になります。
その手間があることによって人は冷静になれます。これも3Mの1つメンタルですね。
このように、1回で退場するリスクをなくすことも、守るべき資金管理です。ぜひ実践してみてください。
おすすめ資金管理アプリ2選
A)マネーフォーワード

「マネーフォーワード」は、自分のあらゆるお金の動きを一括して管理できる資産運用アプリです。
クレジットカードや銀行口座を登録すれば何にいくら使ったのかがわかります。
収支の動きや現在の資産状況を数値で目にすることができるので資産管理に大いに役立ちます。
連携できるサービスが非常に多く、銀行、携帯、クレジットカード、電子マネー、年金、ポイント、証券、FX、貴金属など一つのアプリで完璧に資産管理ができます。
実際に利用している人たちは利用前に比べて、月1万円以上の節約に成功しているそうで、FX以外の面でも活躍しています。やはり資産の増減を目にすることが非常に大事だということが、結果からもわかりますね。
B) Moneytree

いつ、どこで、何にお金を使ったかが分かる個人資産管理サービスです。
Moneytreeも銀行口座、クレジットカード、電子マネー、証券口座を登録するだけで、一目で資産がどれだけあるかを確認できます。
取引明細を自動取得して、人工知能が自動判別で項目を振り分けます。
手入力の家計簿とは違いミスもありませんし、グラフなどでわかりやすくデータを集計することもできます。
その他にもクレジット明細で不正請求確認、口座引き落とし日の通知、ポイントの有効期限切れの防止、そして何よりも全サービスが無料で利用できます。アプリを利用する時の注意点ここに紹介しましたアプリは、しっかりとした会社が製品を提供しているので安全性は非常に高く安心できるものですが、類似のサービスを提供するアプリの中には信頼できないものがあります。
細かい資産の内容は大事な個人情報です。
資産運用アプリを利用する際は必ずリサーチをしてからにしてください!
FX資金管理のまとめ
ここまでFXにおける資金管理を解説してきました。
少し復習しておきますと、まず大事なのが3M(マインド、マネジメント、メソッド)。
そして現在の市場がどのような状況にあるのかの理解、損失を極力出さないための心構え、方針の組み立て方、最後に具体的な手法やツール。
- 自分が行った相場分析を元にエントリーし、ポジションと逆に向かえば損切り。
- 全てのエントリー、損切り、利益確定に根拠を持ち、説明のつかないポジションは持たない。
- また相場分析と逆に向かった時は、再度テクニカル分析を修正し、相場を見直す。
- 資金に見合わないポジション数を保有しない。
これらを徹底することで、元金比率の維持はし易くなります。
どれだけ経験を積んだとしても、余裕のない投資や根拠なしの値ごろ感エントリーはただのギャンブル。
ギャンブルトレードは絶対に行ってはいけません。
とにかくコツコツ、そして細々とFXを長く続けることを目指したトレードを続けて、資金を増やすことよりも「維持すること」を目指しましょう。
それがFXにおける資金管理になります。
中には「もう知っているよ」といって飛ばした方もいるかもしれませんが、3Mと同じように、この記事の内容の全てが互いに作用し合っています。
ですから、ぜひ全て目を通していただけるとより理解が深まると思います。
まずは資金管理!しっかりとFXで勝ち組になれるよう努力しましょう!
読者様へ
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なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております
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