海外市場のお休みが明けてからの相場は結構動きも激しく、比較的中期でも方向性が出てきましたね。
中期で狙っていた人も短期で狙っていた人も。
多くの方はトレンドの順張りを軸に戦略を立てていったのかなと思いますが、個人的になかなか良いところで入れるタイミングがなく、今回私は短期のレンジで仕掛けていきました(・3・)
方向性のわかりやすいトレンドとは違いレンジは方向感のない相場なので、恐らく苦手意識を持っている方も少なくないでしょう。
まずレンジで逆張りを仕掛ける際に何より重要なのは「如何に反発ポイントとして意識されやすい抵抗を捉えることができるか」です。
これはレンジの逆張りだけに限った話ではなく、押し目買いや戻り売りなどの反発を狙ったエントリーでは絶対に意識しておきたいポイント(´ー`)
反発を示唆する抵抗は多ければ多いほど良いし、その抵抗は必ずしも1つの時間足だけにあるとは限りません。
とまぁこの先のお話は実際のトレードを見てもらった方が早いと思うので、「レンジのトレードは苦手じゃ!」という方はぜひ参考にしてみてください。
ではいってみよ〜((((((((っ・ω・)っ
複数の抵抗を根拠に短期レンジを攻略!
私の手法を知らないよって方は、よかったら下記のページで手法の概要をご覧になってください^^
そいじゃまずは今回のトレードのベースとなる5分足から見ていきましょう!
【USDJPY/5分足】
正直お世辞にも「キレイなボックスレンジ」とは言えない相場ですね(´ー`)
ボックスレンジっていうのは高値と安値のラインがある程度切り揃ってて、その間を価格が往復してるような相場のことです。
高値と安値のラインがわかりやすく、レンジながら中身の方向性もわりとしっかりしてるので逆張りを仕掛けやすいレンジですね。
また個人的にこの5分足レンジで気になったのは、安値での反発がまだ1回だけという点。
1回の反発だけだとそのラインが抵抗として意識されるかわからないので、私はレンジの場合2回の反発を確認し、3回目以降の反発を狙ってエントリーすることが多いです(・ω・)
つまりこの安値ゾーンは5分足単体で見るとまだ抵抗としての信頼が薄い、ということになります。
ではなぜこの状況下の中私がエントリーを決断したのかっていうと、それは上位足を見てもらえればわかります。
【USDJPY/15分足と30分足】
こちらは15分足と30分足ですが、明確な下降トレンドとは言えないもののジリ貧の下落相場って感じですね。
しかし直近は底値で保ち合い、下げ止まっております(´ー`)
この“下げ止まっている”というのがまず1つ目のポイント。
【USDJPY/4時間足】
続いて4時間足。
MA100は割っておらず上昇雲も出ているのでまだ上昇トレンド継続中と見て良いでしょう(・∀・)
そしてちょうどMA100の押し目とレジサポが重なっているので反発の期待値も高い、というのが2つ目のポイント。
(参考程度ですが日足上昇トレンドのMA20押し目も重なってます)
ちなみにこのポイントで中期的に押し目買いを狙う戦略も考えましたが、戻しが深く現状はまだ保ち合いであることを考慮し今回は深追いせず短期レンジでサクッと拾っていく方を選択しました。
ゆくゆく短期のレンジを上抜いてくるようなら後乗りも考えて良いかも(σ・∀・)σ
それと余談ですが、本来5分足と4時間足では値幅もかなり違うため短期トレードの際は毎回参考にするわけじゃないです。
ただこのようにピンポイントで抵抗にぶつかっている時などもあるため、一応チェックはしてますね(・ω・)
というわけで5分足単体では抵抗の信頼度もイマイチでしたが、上位足をチェックすることで複数の抵抗(根拠)が重なるポイントであることがわかりました!
一旦ここまでの戦略をまとめましょう。
【ここまでの戦略まとめ】
- 4時間足:上昇トレンド。MA100押し目とレジサポが重なるポイント。
- 30分足&15分足:ジリ貧下落相場だが、底値で下げ止まり保ち合い中。
- 5分足:レンジ。抵抗での反発は少なめだが、上位足の抵抗も重なるため安値からの逆張りを狙える。
- 戦略:5分足安値ゾーンからの逆張りで15pips程度を狙う。
ではでは1分足でエントリータイミングを確認して入っていきます!
反発エントリーは下位足で反転チャートパターンを待つべし!
【USDJPY/1分足】
1分足はレンジから下降トレンドに転換してきた感じですが、反発エントリーを狙う際はこのように下位足がエントリー方向と逆のトレンドを形成していることはよくあります(・∀・)
しかしベースとなる時間足できちんとエントリーポイントは見極めているので、下位足の方向性は特に重要ではありません。
あくまで重要なのは狙い目の抵抗付近できちんと反発の挙動を見極めること。
反発の挙動を見せなければそのまま下位足の方向性が優先されるでしょうし、しっかりと反発の見極めができていればOKです(・ω・)
【USDJPY/1分足】
程なくして抵抗の近くでダブルボトム(反転チャートパターン)を形成し、ネックラインとMA20を抜けてきたのでポチッとな。
109.669でローングエントリー(゚∀゚)!
決済注文はエントリー直後にこんな感じで設置しております↓
【USDJPY/5分足】
短期トレードの場合、リスクリワードは「損失1.0:利益1.5」ぐらいで考えており、短期レンジは値幅も狭いので基本的に高値から安値、安値から高値までまるッと狙うことが多いです。
んが、今回のレンジはそこそこ値幅もあるため、ムリに高値ゾーンまで狙う必要はなさそうですね(・∀・)
+15pipsの指値を高値ゾーン手前、そして-10pipsの損切りを安値ゾーンの外側に置けたので良き良き。
レンジは基本的に方向感もないため、エントリー後にまた安値まで戻ってくる可能性を考慮した上で損切りは設置すべきです。
んまぁ「損切りは抵抗の外側に置くべし!」と覚えておけばOKですね(σ・∀・)σ
そいじゃこのトレードの結果を見てみましょう。
【USDJPY/5分足】
仕掛けたのが夜中だったのでそのまま放置して朝チャートを見たらいつの間にか指値に刺さってました♪
というわけで+15pipsでフィニーッシュ(゚∀゚)
ちなみにその後の動きはというと…
【USDJPY/5分足】
ご覧のように未だレンジの中をウロウロしております(・3・)(中期で仕掛けなくて良かった…)
レンジでも狙えるようになるとチャンスの幅が広がるよ
さて、今回のトレードは以上となりますが、「レンジでのトレードは苦手」という方はいかがだったでしょうか?
相場は本当に気分屋なので、いつもいつもわかりやすいトレンドが出ているとは限りません。
(為替相場はトレンドが3割・レンジが7割なんてことも言われたりしますしね。)
もちろんわかりやすいトレンドが出てくるまで待つのも1つですが、レンジでも狙えるようになるとチャンスの幅も広がり、利益効率も格段によくなります(・∀・)
苦手と感じるのも、もしかしたら見るべきポイントなどがわかっていないだけかも。
もしレンジでトレードするのが怖かったら、まずはレンジの時だけデモでトレードしながら経験を積んでいくのもアリかなと思います(´ω`)
何事もチャレンジしていかなければできるようにはなりませんからね♪
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