やっぱり適度に身体は動かさないと訛りますな(´ω`)最近ちょっと衰え気味
さて、コロナ禍になってからは新たにFXを始めたり、以前よりも積極的にトレードしている方が非常に増えた気がする今日この頃ですが、読者さんからのメールではこんなお悩みをちらほら見かけます。
「どこで利確すれば良いのか迷います。」
「どうしてもチキン利食いになってしまいます。」
同じような悩みを抱えている方も多いんじゃないでしょうかね(・ω・)?
利確ポイントを決める上で大切なのは以下の2点です。
- どんな相場でどんな手法を使って自分がトレードするのかをまず理解すること
- 予測方向に控える抵抗の位置とそこまでの値幅
例えば今回の記事では先日行った私の順張りトレードを公開・解説しようと思ってるんですが、このトレードを紐解くと…
どんな相場? | どんな手法? | 控える抵抗 |
---|---|---|
トレンド相場 | 押し目買いの順張りトレード | 前回高値 |
という感じになります(・∀・)
ここさえきちんと把握できていれば、“どんなポイントを利確ポイントとして定めれば良いのか?”ってところが見えてくるわけですな。
そんなわけで、今回は私のトレード解説と併せて『トレンド相場で押し目買い・戻り売りする際の利確ポイントの決め方』についてお話ししていこうかなと思ってます(´ω`)
解説範囲は限定されますが、トレンド相場での押し目買い・戻り売りはFXで最もポピュラーな手法。
このやり方でトレードしている方も多いんじゃないかと(・∀・)
レンジ相場やブレイクアウトでエントリーした際の利確ポイントの決め方についても基本的な考え方は一緒なので、今回は押し目買い・戻り売りでエントリーした際の利確ポイントで迷わないために参考にしてもらえると幸いです^^
ではでは、早速相場分析から解説していく〜((((((((っ・ω・)っ
EURJPYで+40pipsをサクッと狙っていく戦略
まずはじめましての方は下記のページでざっくりと私の手法を理解していただけると、この先の解説もスムーズに読み進めてもらえるかと思います(`・ω・´)ゞ
さて、今回私が目をつけたのはEURJPY。
エントリーの軸としたのは30分足です(・ω・)
【EURJPY/30分足】
上昇雲も分厚く、MA(移動平均線)もきれいに上向き。
直近では強めの戻しが入ってますが、未だ明確な上昇トレンドと言って良いでしょう(・∀・)
押し目買いポイントの1つの目安にもなるMA100(黒い線)まではまだ少し距離がありますが、価格がレジサポラインで“下げ止まって”おり、さらには上昇雲の上限に乗っかっている状態。
まだ距離があるとはいえMA100付近まで落ちてきていること、レジサポラインでの下げ止まり、そして上昇雲の上限に乗っかっていることから、ここが押し目として意識される可能性は十分あるかなと(´ω`)
まだ距離があるとはいえMA100付近まで落ちてきていること、レジサポラインでの下げ止まり、そして上昇雲の上限に乗っかっていることから、ここが押し目として意識される可能性は十分あるかなと(´ω`)
このように複数の抵抗が重なることで反発(押し目)の信頼度も上がるので、このポイントは期待できそう♪
てなわけで『30分足のレジサポ+上昇雲+MA100付近で押し目買い』が今回のトレードの軸になりますた(・∀・)
続いて上位足の方も確認していきましょう!
【EURJPY/1時間足】
こちらは下降トレンドから上昇トレンドへの転換局面。
ちょうど上昇トレンドが始まりかけてるところですかね(・ω・)
ちょうどMA50付近に差し掛かってますが、1時間足のMA50=30分足のMA100なので特別意識することもないかなと^^
少なくとも買いエントリーへの懸念がないことはたしかですね(・ω・)
ではもう1つ上位の4時間足も見ておきましょ♪
【EURJPY/4時間足】
明らかに下降トレンドの勢いは落ちてきてますが、まだ完全にトレンドが崩れたとは言えないので上方向への深追いは禁物かもしれませんね。
この上位足の相場状況を鑑みて、今回は利益を伸ばすより、「ここで利確!」というポイントを決めてそこまでの利幅をサクッと取れたら良いなって感じです(・∀・)
てなわけでエントリーポイントは大体決まったので、ここからは本題の利確ポイントについてお話していきますぞ。
押し目買い・戻り売りの利確ポイントは前回高値・前回安値がセオリー
冒頭でお話したとおり、利確ポイントを決める上で重要なのは『予測方向に控える抵抗とそこまでの値幅』です。
例えば今回の押し目買い(戻り売り)は、“トレンド中の戻しからの反発”を狙う手法ですよね(・ω・)
この場合、予測方向には必ず前回高値(前回安値)が控えているはず。
もちろん絶対に前回高値で反発するとは限りませんが、こういった“エントリーした後に反発する可能性のあるポイント”を利確目標として定めるのがセオリーです(・∀・)
では改めて今回のエントリーの軸である30分足を見てみましょ。
【EURJPY/30分足】
1つ手前の折返しが前回高値と捉えられなくもないですが、何回か反発していることでより抵抗として意識されそうなラインを前回高値とします。
この高値を更新できなかった場合ダブルトップの形成が疑われたり、ダウ理論のトレンド定義で高値を切り上げることができるかの判断ポイントにもなるので、トレーダーにも意識されやすい価格なのかなと。
ここまでがおよそ40pipsなので、見込み利益としてはまぁギリOKですかね(・ω・)
※例えば前回高値までの値幅が狭く、見込み利益が極端に少ない場合は押し目買いを見送るのも1つです。
その場合、押し目買いで仕掛けるよりも、抵抗(前回高値)をブレイクしたことを確認してからエントリーしたほうが反発される心配もなく、利益を伸ばせる可能性も高いです(´ω`)
てなわけで今回の利確目標は30分足前回高値までの40pips!
できればサクッと取っていきたいところ。
ではここまでの戦略を一旦まとめましょう(`・ω・´)ゞ
【ここまでの戦略まとめ】
- 4時間足:まだ完全に下降トレンドが崩れたわけじゃないので上方向への深追いは禁物。
- 1時間足:上昇トレンドの始まり。MA50の押し目ポイントも重なり期待度UP!
- 30分足:明確な上昇トレンドで今回の軸。MA100の押し目付近まで価格が下がってることに加え、レジサポラインで下げ止まりの兆候。
- 戦略:30分足レジサポ+MA100付近での押し目買い。前回高値を利確目標とし、+40pipsを狙うべし!
楽勝ムードからのドラマあり。押し目買いポジションの行方は!?
ざっくりと戦略は決まったので、最後は下位足(短期足)を確認してエントリーポイント、エントリータイミングを見極めていきます(・ω・)
【EURJPY/5分足】
5分足はレジサポラインで下落の勢いを抑えられ、トリプルボトムを形成。
準備は万端って感じですな(`・ω・´)
※短期足でこのような反転を示唆するチャートパターンを参考にエントリータイミングを測ると、失敗のリスクを下げることができます。
しかし万全を期すため、もう少しエントリー方向に勢いが出たところを狙いたい。
このトリプルボトムのネックラインを上抜けた辺りでエントリーできたらベストかな〜と考えております(´ω`)
んで、そっから待つこと30分…。
【EURJPY/12時58分】
116.073でポジゲーッツ(゚∀゚)!
ネックライン上抜けと、ついでにMA50が近づいてきてたのでここも上抜けを確認してからエントリー!
損切りを30分足MA100の下に置けなかったことだけが悔やまれますが、今回は見込み利益も少ないですしね。
できれば利益と損失のリスクリワードは2:1以上を保ちたいので、-20pipsで損切りを置いた結果ここになりました(・ω・)まぁしょうがない
【ちょっとお知らせ】
リスクリワードと言えば、「なかなか損小利大のトレードができない」とお悩みの方も多いと思います。
ではでは、その後の経過を見ていきましょ〜((((((((っ・ω・)っ
エントリーから3時間後…
【EURJPY/5分足/16時00分】
利確目標まで残り5pips!
エントリー直後は下がったものの、そこからはグイグイ上昇(・∀・)勝ったな
すかさず利確目標+40pipsのところに指値を設置し、いつでもウェルカム状態。
しかし事件はそのすぐ後に起きますた…
【EURJPY/5分足/16時33分】
利確目標まで0.1pips足りず反転(・д・)w
+40pipsっていうキリの良い数字にこだわったことが仇となったか。
こんなにスレッスレで逃げられることもなかなかないですけどねw
しかしここで自分を曲げない
5分足の値動き的に上昇傾向がグイグイきていることは間違いないし、何かしら要因がなければここから一瞬で全戻しみたいになることは少ないので、この後高値に再トライする可能性もまだ十分ある!
逆指値も建値に移動したし、このまま引っ張ります(・3・)
仮にプラマイ0で終わったとしても次に切り替えるだけ!
こういうときに「少しでも利益が欲しい」と決済してしまうと、そういうのって徐々に癖になっちゃうと思うんですよね(・ω・)
チキン利食いを直す一番の方法は、自分の立てた戦略に自信を持つこと。
でもそれってなかなか簡単なことじゃないです。
そもそも毎トレード思い通りに利確できるわけじゃないですからね〜。
私だって未だに思い通りに運ばないことは多々あります(´ω`)
ただ戦略を立てないとどこで利確するかの判断基準ができないので、ある程度は根拠を持って利確ポイントを決める必要があるわけです。
だから「チキン利食いから抜け出せない」とお悩みでまだ自分の戦略に自信を持てないという方は、最低でもエントリー前に利確目標を決める。
そしてエントリーと同時に指値を入れて(もちろん逆指値も)、あとはチャートを見ない!という物理的なやり方も案外効果的なのかなと考えてます(・∀・)
結局のところ随時ポジの行方を確認しているから目先の値動きに感情を揺さぶられるわけで、そもそもチャートを見なければ手動で決済はできませんからね。
最初はメチャクチャそわそわするかもしれませんがw、もしそれである程度まとまった利益を取れるようになったら、自分の戦略に自信を持つことができるんじゃないでしょうか(´ω`*)
さて、ではその後のポジの行方を見てみましょう。
【EURJPY/5分足/19時28分】
結局あれから3時間ほどジリ貧状態になりましたが、ここに来てトントントーンと長い陽線が続きようやくこのモヤモヤした状況を抜け出す兆しが…!
「一歩違えばエントリーから3時間程度でサクッと+40pips取れてたのに(・3・)ちぇっ」という気持ちもありますが、んまぁそう全てが上手いこといかないのがFXですからね。
そして1時間半後…
【EURJPY/5分足/21時14分】
エントリーからおよそ8時間。
ミッションコンプリート(´ω`*)
+40pipsで利益GETです!
ちなみにエントリーの軸となった30分足はこんな感じ(・ω・)↓
【EURJPY/30分足21時14分】
終わってみれば概ね戦略どおりってところですかね(σ・∀・)σ
最後まで自分の戦略を信じてポジを保有し続けた結果かなとも思いますが、仮に損切りあるいは建値決済になっていたとしても後悔はなかったと思います。
利益になろうが損失になろうが、全てはエントリー前の想定通り。
目先の値動きに惑わされて中途半端なところで利確したり損切りラインをずらしたりせず、自分が立てた戦略を最後まで遂行することは一人前のトレーダーにとって非常に大切なことですからね(・ω・)
最大利益を得るには成功体験の積み重ねしかない
さて、今回はトレードと併せて利確についての解説を進めてきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にざっくりとまとめておきましょう(σ・∀・)σ
【利確ポイントに迷ってる人】
- 押し目・戻り目でエントリーする際の利確目標は前回高値・前回安値を基準にすべし。
- 前回高値・前回安値までの値幅が極端に狭い場合は、押し目・戻り目ではなくブレイクを狙ってエントリーすべし。
【利益を伸ばせない人】
- 自分の戦略に自信が持てないなら、まずは利確目標だけでも定めるべし。
- エントリー後に指値を入れ(もちろん逆指値も)、あとはチャートを見ないという強行手段もとってみるべし。
結局のところ、自分の戦略に自信を持つためには成功体験を積み重ねるしかないです(・ω・)
その成功体験の積み重ねが強靭な握力(=最大利益のために含み益ポジを保有し続けるメンタル)へと繋がります。
すでに手法が確立されているなら、利益損失どっちに転ぼうがまずは最後まで戦略を遂行すること。
それで上手くいけば徐々に自信はついていきますし、逆に結果が伴わないならトレードのやり方自体を見直す必要もあるかもしれません。
一方でそもそも「まだ手法が確立できていない」という方は、適切な利確目標を見極めること自体が難しいかも。
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております
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