レンジ相場とは?判断方法からFX手法まで完全網羅してみたぞ

レンジ相場とは?判断方法からFX手法まで完全網羅してみたぞ

最近は「レンジ相場」を展開している通貨ペアが多いので、あらためてレンジ相場についてまとめてみました!

さて、いきなりですが、読者のみなさま「レンジ相場」についてどれくらい知っていますか?

多くの方が「方向性がない、ウロウロしてるような相場」って感じで、改めて問われると知ってるようで詳しくはよく知らないのではないでしょうか(´ー`)

まあ巷では「FXは基本トレンドフォローさえしておけば良いんだよ」なんて説もあるらしいので、レンジ相場というものは色々と軽視されがちではありますよね^^

一方で「相場は7割がレンジ」とも言われています(´ー`)
たしかに、仕掛けやすいトレンド相場(チャンス相場)というものは、なかなかお目にかかれません。

ですのでトレンド相場だけを狙っていたら、チャートを見ているうちの7割がトレードできないと考えられるので、それはそれでしんどいですよね^^;
レンジもトレンドも両方で勝率高いトレードができると最高です(・∀・)

そんなわけで。
今回のFXブログは色々と謎の多い【レンジ】がメインテーマです!

今更かもしれませんが(笑)

そもそもレンジってなに?ってところの再確認から、レンジに合うトレード手法まで、深掘りして書いていきますので、レンジ相場??って感じの初心者さんから、レンジ相場でのトレードもバリバリこなしたいベテランさんまで、ぜひ参考にしてみてください♪

今回レンジをテーマにブログを書くにあたって、自分のレンジでのトレードを振り返ってみたのですが、意外にも結構勝率高かったんですよね^^

レンジ相場でも割と勝ててます!

改めてレンジについて考えたり振り返ったりしてみると、読者さんの中にも「あれ、あたし意外とレンジの方が勝てるかも♪」

なんて方もいるかもしれませんよ!

そいじゃ、レンジについて色々みていきましょう〜((((((((っ・ω・)っ

FXにおけるレンジとは?そもそもなんのことだい?

まずはじめに、レンジとは何か?をバッチリ再確認してみます。

レンジ(range)とは、グーグルさんに聞いてみると


1.火口(ひぐち)の付いた、(天火のある)料理台。「ガス―」。同様の機能を持つ、電子式で箱形の道具。 「電子―」
2.そのものの存する範囲。

こんな感じの答えが返ってきました。
もちろんFXでは2の「あるものの範囲」って意味で使われます(・∀・)

為替ニュースとか、ちょっとお堅い感じのメディアでは「ドル円は100 – 101円のレンジで推移する見込みです」って感じで「変動幅」的な意味の使われ方もしますが、このブログとかでは

「うーん、ドル円レンジだな」って感じで主に「レンジ相場」という言葉の意味で使われ、これはその通貨の価格がある範囲内で動いているような相場のことを言います。

基本的には後者のレンジ相場って意味で使われることの方が多いと思います。
レンジ = レンジ相場と思ってOK^^

ではここで実際のチャートでレンジ相場をみてみましょう(・∀・)

ドル円・MT4チャート

何を持ってレンジ相場と判断するかは後ほど書くので一旦置いといて。

レンジ相場はトレンド相場のように一方向への連続した動きではなく、上の画像のように上がったり下がったりを繰り返しウロウロしているような相場です^^

方向性の無いレンジ相場はなぜ発生する?

ではこのレンジ相場がなんで発生するのか、考えたことはありますか(´ー`)?

発生のメカニズムの知識を持っておけば、エントリー・決済といった損益に直結する判断をする際にも役立つと思いますので、ちょいとニートと学んでいきましょう♪

まず、前提知識として《疑問》テクニカル分析ってなぜ通用するの?まさか無駄なのか?でも書いたように、FX(為替)の価格変動というものは需要と供給のバランスで動いております。

そして、レンジ相場はだいたい以下の3パターンが原因で発生すると考えられます。

  1. 需給のバランスが同じくらいで真っ二つに割れた時
  2. ファンダ等で需給のバランスがシーソーゲームのように揺れ動いた時
  3. 市場参加者が少ない時

それぞれの大きな違いはボラティリティ(変動率)です。ちょっと1こずつ見ていくと・・・

1.需給のバランスが同じくらいで割れている時

これは売りたい人・買いたい人がおんなじくらいいて、取引のバランスが保たれているので安定状態とも言えるかもしれません。

投資家心理的に「だいたいこのあたりの価格が適正だよね」って感じで、一定範囲を大きく上がりもせず下がりもせずに推移していきます(´ー`)

イメージは「きのこ VS たけのこ」みたいな感じでしょうか・・・ちょっと違うか。

価格変動に大きな影響与えるファンダメンタルズ的なニュースがしばらく無い時に多く見られます。

2.ファンダ等で需給のバランスがシーソーゲームのように揺れ動いた時

こちらは売りたい人・買いたい人のバランスがあっちいったりこっちいったり、迷走状態のレンジです。

各国の偉い人の会見中や、災害など市場参加者のサプライズとなりながらも、情報が錯綜したりして需給のバランスが完全に一方向に傾かずに揺れうごいている時に発生したりします( ゚Д゚)

急速なターンが特徴ですね。
みんなスマホで情報を手に入れられるからか、最近の雇用統計発表時なんかはこんな感じのレンジになりやすい気がします^^

3.市場参加者が少ない時

こちらは年末年始やサマーバケーションなどの世界的な休日や、重要指標がすぐ後に控えている時など、そもそも取引している人が少ない時に現れます。

当然、ボラティリティは低く元気の無い感じでウロウロしているレンジですね(´ー`)

また、日本が休日だといわゆる東京時間だけ元気の無いレンジになったり、クロス円が動きにくかったり、それぞれの国の時間帯や通貨限定で現れることもあります(・∀・)

レンジ相場発生のメカニズム的にはだいたいこの3パターンに当てはまるのではないでしょうか♪

値動きが特徴的なレンジ相場の種類2パターン

ここまでの通りレンジ相場は需要と供給のバランスが拮抗している時に現れ、上がったり下がったりウロウロする値動きなのですが、そんなレンジ相場でも特徴的な値動きをするパターンがいくつかあります(´ー`)

続いては特徴的な値動きのレンジパターン2つを見ていきましょう♪

① BOXレンジ(または単にBOX)

BOXレンジはその名前の通り、箱に収まっているかのごとくレンジ幅が揃って値動きしているような状態の相場を指します。

実際のチャートで見るとこんな感じですね(・∀・)↓

② 三角保ち合い(ペナント)

上下にウロウロしながらも、投資家たちが徐々に様子見モードになりボラティリティが低くなっていくと、三角形を描くように価格が推移していく場合があるんですよね。

このようなレンジ相場を三角保ち合いまたはペナントって呼びます(・∀・)

また、多くの投資家に意識されているレジサポラインを突破する際は、徐々に高値・安値を切り上げ・切り下げながらラインブレイクをすることも多いので、水平線(レジサポライン)と斜めの線(トレンドライン)で構成される三角保ち合いもあります♪

特徴的なレンジ相場はだいたいこの2パターンでしょうか。
その他の特にパターン化されていない値動きのものは全部ひっくるめてレンジ相場って呼んでますね(´ー`)

レンジをブレイクするとトレンドの発生ポイントになる?

レンジ相場の特徴として、それまで一定のレンジで動いていた価格の高値・安値が大きく更新されると、更新された方向へのトレンドが発生することが多くなります(・∀・)

いわゆるレンジブレイクってやつですね!
※ブレイクに関してはこちらをどうぞ

テーマはブレイクアウト手法!勝率を上げるコツやトレード事例を解説するよ!

これは先ほどの三角保ち合いのパターンでも同じです(´ー`)

レンジ相場というのは、需要と供給が拮抗しているような状態なので、その拮抗が破られる出来事があると相場はトレンドへと転換していくというわけです。

もちろん、レンジを更新したあとに再びレンジになることはありますが(・∀・)

基本的には、レンジがブレイクするとその値動きに投資家も反応して「乗っかろう」と考えるので、ブレイクをきっかけに買いが買い(または逆)を呼び、需給のバランスが傾くトレンドが発生しやすくなります。

というよりは、トレンドが発生するようなニュースなどの出来事がない限りレンジが続くとも考えられますね!

この辺りは鶏が先か卵が先か。。。って感じですが、レンジ幅の更新が起こった時はトレンドへの転換の期待値が高まるのはたしかです(´ー`)

レンジ相場の判断方法

トレンドもレンジも後からチャートを見れば

「たしかにトレンドになっているな・レンジになっているな」

と分かるのですが、リアルタイムでどこからトレンドと判断するか・どこからレンジと判断するかは明確に定義するのは難しいところです。

が、基本はやはりダウ理論ですかね(・∀・)
ダウ理論ではトレンドが定義されているので、それが崩れたところがレンジへの転換を示唆するポイントの1つとして見れます。

高値・安値の切り上げ・切り下げができなかったところですね(´ー`)

とはいえ、相場というものは完璧に予測したり定義したりするのは難しいので、ORZ的にはダウ理論のトレンドが崩れたところはあくまで、レンジへの転換を示唆するポイントの1つとして考えております。

そして「これはもうレンジ相場と判断していいのでは?」と考えるポイントは、移動平均線の期間100が横ばいで推移し出したらを目安にしています(・∀・)

ローソク足100本分の平均値が横ばいで動いていれば、上下に多少動いていたとしても一定範囲をウロウロしているレンジ相場だなと言えると思います♪

そのほかには、ボラティリティとか移動平均線とローソク足の乖離とかもひっくるめて全体的に判断していますが、そのあたりの話はこちらを参考に(´ー`)

FX初心者必見!トレンド相場とレンジ相場を判断しよう!

ま、基本はトレンド中に高値・安値の更新が止まったらレンジを警戒して、移動平均線の100が横ばいになったらモロにレンジ相場だなと判断するって感じです♪

レンジ相場で効果的なFX手法

では実践的にレンジ相場でのトレード手法を書いていきたいと思います^^

レンジ相場では行ったり来たりの動きを利用する「逆張り」が基本的に合いますね(・∀・)!

高値圏・安値圏でターンしているところに注目し、限界まで高くなってきたところを売る・安くなってきたところを買います。

その際、価格がなんども跳ね返っているポイントにレジサポラインを引くとよりトレードしやすくなると思います(´ー`)

手法にはマルチタイムフレームを取り入れよう

マルチタイムフレームに関して詳しくは以下の記事を参考にしてほしいのですが

FX初心者の鬼門。マルチタイムフレーム分析を身に着けよう!

基本的にFXでトレードをする際は、自分がどの時間軸を狙ったトレードをしているのかを把握しておくことが重要です。

短期的なレンジを狙ってポジションを建てたのに、長期的に引っ張ってもウロウロするだけで利益は増えることは少ないと考えられますし、長期的なレンジの中には短期的なトレンドが存在したりするので、逆張りというよりはトレンドフォロー気味になったりします(・∀・)

私の場合、1時間・4時間(中期)を主に狙うデイトレーダーですので、中期的なレンジの中の短期的な転換チャートパターンでエントリーを判断したり、短期のブレイクアウトでエントリーしたりしているのです^^

ちなみにチャートパターンに関してはこちらをどうぞ。

エントリーから決済まで活用できる”黄金FXチャートパターン”集

こんな感じで相場の7割と言われているレンジ相場を攻略することで、トレードの幅も広がりチャンスを増やしていけますね!

参考になったら幸いです。

また、私が長年かけて編み出してきた、FX手法・ロジック・知識などは全てFX道場で体系的に学ぶことができますので、そんな企画も活かしてナイスなFXライフを楽しみましょう(・∀・)

それでは次回のブログもお楽しみにん♪

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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