もう迷わない!FXトレード歴10年で導き出したベストなエントリー判断

もう迷わない!FXトレード歴10年で導き出したベストなエントリー判断

今回は、最近読者さんからよく質問を受ける「複数のエントリーポイントで迷った時の判断方法」についてのお話です!

読者さんの中でも、こんな状況に遭遇してしまって、エントリーに迷ってしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

このポイントは、狙っていたトレンド相場中の戻り売りチャンスですが、一見すると複数のエントリーシナリオが考えられてしまう、というちょっと困った局面でした。

こんな感じの似たようなポイントで、うかつに手を出して即損切りに遭ったり、逆に慎重に待ちすぎてチャンスを逃してしまったり、な〜んて苦い経験をされたFXトレーダーさんも多いと思います(´д`)

かつてはこのエントリーポイント選びに何度となく苦しめられてきました(笑)

んが、しか〜し!

このような2つ以上のエントリーポイントが現れたとしても「より反発が起こりやすいエントリーポイント」を見極める方法さえ理解していれば、「どこまで引きつければいいか」迷わずエントリーポイントを導き出すことができるようになるのですぞ(・∀・)

ということで、今回はこのFXトレーダーを苦しめる「複数のエントリーポイントで迷ってしまった時の対処法」について、私が何千何万回ものエントリー経験から導き出したベストな判断方法をまとめていきます。

最近エントリーが上手くいっとらん・・とお悩みの方、ぜひトレードの参考にしてみてくだされ!

迷った時は、反発の確率が高いほうをチョイス!

まず相場というのは確率がモノを言う世界です。

なので結論から言ってしまえば・・・エントリーポイントに迷った時には「より反発の期待値が高いポイント」を選んでいけばええんやで(๑•̀ㅂ•́)و✧

というのが やり方です。

ただ、ドラゴンボールのスカウターのように、各節目ごとに反発のしやすさが数値化されていれば、誰もがベストな反発ポイントを一発で見つけられるんですけどね(笑)

この現代では、そんな便利アイテムは開発されていないため、自分たちで相場分析しながら「より反発が起こりやすいポイント」を割り出していくことが必要です。

そのためにも、まずは反発が起こりやすいポイントとはなんぞやってところからお話していきます(・∀・)

反発の起こりやすさ=節目としての注目度の高さ

反発が起こりやすいポイントと聞くと、いろいろな視点で考えられてしまうのですが、

自分の中では

『反発の起こりやすさ=節目としての注目度の高さ』

だと考えています(・∀・)

なぜなら、注目度が高い節目ほど、「より多くの市場参加者の注文が集まりやすくなり、それまでの流れが止まりやすくなる」からです!

もちろんテキトーにポジションを持つ少数派もいますけど・・市場参加者の大多数は過去の値動き明確に反発した価格帯などから、新規注文や決済判断をおこなっています。

これは普段のトレードでも誰もが当たり前のようにやっていると思います(・∀・)

たとえば、110円あたりで何度も価格が反発していることを見つけたとして、

①すでにポジションを持っている人なら、ここで一旦決済してしまおうかな、とか
②まだポジション持っていない人なら、逆張りで新規注文を入れちゃおうかな、とか

過去の節目の値動きをもとに「今回も110円は超えないだろうな・・」と仮説を立てることで、エントリーや決済判断のことを考えますよね。

このように自分たちFXトレーダーをはじめ、多くの市場参加者は、なにか相場の中の規則性ある価格帯(=節目)で新規注文や決済判断をおこなう傾向があります(´ー`)

そのため、上位足の節目と重なっていたり、その他の抵抗帯として機能していたり、注目度の高い価格帯になるほど、より多くの市場参加者の新規注文や決済注文(指値、逆指値)が集まることで、「節目が1つの見えない壁としての役割」を果たすようになるのです。

節目に集まっている注文量が多いほど、その見えない壁は分厚くなり、それまでの流れが止まりやすくなるため、反発が起こりやすくなります!

逆に、節目としての注目度が低くなると、節目に集まる注文量も少なくなります。当然のことながら、見えない壁も薄くなり、それまでの流れが止まりにくくなることから、反発が起こりにくくなるのです。

そのため「いかに節目としての注目度が高いか」という視点で相場を分析していくことが、反発の起こりやすい価格帯をチョイスすることに繋がるわけです(・∀・)

両パターンを比較し、エントリーポイントを絞る!

では、具体的にエントリーポイントに迷ってしまった時「どうやってよりベストなエントリーポイントを導き出すか」このやり方についてまとめていきます(・∀・)

私自身はすでにカラダで覚えてしまっていることもあり、普段は相場を見ながら頭の中でぱぱぱーんと判断しちゃってるのですが(笑)

それだと誰にもエントリーポイント選びのコツを理解してもらえないと思うので、今回はFX初心者さんにも理解してもらうための基礎編として、それぞれの項目を採点していきながら、期待値を算出するというやり方を解説していきます

エントリーポイントを絞る方法は、迷っている各パターンの値動きを想定していきながら、どちらがより期待値の高い節目かを採点していきます。

普段気にしているチェック項目と採点基準は以下の通りです!

《4つのエントリーチェック項目》
・節目に到達した時の相場状況
・過去の移動平均線での反発の値動き
・レジサポライン等の抵抗帯
・ほかの時間軸の節目と相場環境

《採点基準》
◯:3点→節目としての期待値高い
△:1点→節目としての期待値微妙、判断に迷う
✕:0点→節目としての期待値低い

では、実際の両パターンを各項目ごとに比較しながらチェックしていきましょう(´ー`)

節目に到達した時の相場状況

まずは各パターンに到達した時の相場状況を想定します(・∀・)

※よりリアルタイムの値動きとして考えるため、画面右側を消しています。

ここでは時間の経過とともに、価格とインジケーターとの位置関係がどのように推移するのかを想定していきます!

《SMA20に到達した時点での相場状況》
・SMA20とSMA50は下向き
・SMA100はまだ横ばいの可能性が高い
・まだ下降雲も出現したばかり

買い・売りが明確なトレンド相場であったり、わかりやすいレンジ相場になっていることで、節目はより機能しやすくなります。

ただ、SMA20に到達した時点では、まだトレンドの初動気味であるため、「節目としての期待値はそこまで高くない」ことが推測できます。

《SMA50に到達した時点での相場状況》
・SMA3本すべてが下向き
・時間の経過とともに下降雲が大きくなる可能性が高い

逆にSMA50に到達する頃には、移動平均線もググッと伸び始めて、明確なトレンド相場が展開される可能性が高いため、「節目としての期待値は高い」と推測できます。

つまり、節目に到達した時の相場状況はこのような採点結果になります(´ー`)

過去の移動平均線での反発の値動き

続いては、過去の移動平均線での値動きを見ていきます。

相場の格言でも『2度あることは3度ある』という言葉があるように、相場の中で規則性ある価格帯ほど、多くの市場参加者が新規注文入れたり、決済判断をおこなったりしやすくなります。

そのため過去に反発している回数が多いほど、節目としての期待値は高くなります。

そこで今度はそれぞれ移動平均線20と50に到達した際の「過去の移動平均線での反発」に注目していきます

《SMA20に到達した時点での相場状況》
・SMA20は過去に何度も反発している

そのためSMA20に到達した時点は、「節目としての期待値は高い」と推測できます。

《SMA50に到達した時点での相場状況》
・SMA50は過去に一度も反発していない

逆にSMA50では一度も反発を起こしていないことから、「節目としての期待値は低い」と推測できます。

これを踏まえると、過去の移動平均線での値動きの採点結果はこんな感じになりますね〜

レジサポライン等の抵抗帯

また節目というのは、移動平均線のようなインジケータだけではありません。

レジサポラインのようなラインが価格に差し掛かっている場合にも、節目としての期待値は高くなります。

なぜならレジサポラインは上方向や下方向への値動きに対する抵抗となり、上昇・下降の勢いを抑えることがあるからです!

そこで今度はレジサポラインに差し掛かっているかどうかを確認していきます

《SMA20に到達した時点での相場状況》
・SMA20に到達する時間が早ければ、ギリギリレジサポラインに差し掛かるかも?

といった具合で、SMA20に到達した時点では、レジサポラインにかかるか微妙なので、「節目としての期待値はそこまで高くない」ことが推測できます。

《SMA50に到達した時点での相場状況》
・SMA50は順調に推移すれば、レジサポラインに差し掛かる可能性が高い

一方、順調にSMA50に到達すると、レジサポラインに差し掛かる可能性が高いため、この時点は「節目としての期待値が高い」と推測できます。

なので、レジサポラインの採点結果はこんな感じになりますね

ほかの時間軸の節目と相場環境

またここまでは1つの時間軸での値動きを想定していましたが、より多くの時間足の節目が重なっているほど、節目としての期待値は高くなります。

そこで1時間足の各パターンに到達した時の、各時間軸での値動きを確認していきます

コツとしては、おおよそ到達しそうな価格帯に水平線や平行線などで印をつけておくと、ほかの時間軸での値動きも想定しやすくなりますよ〜!

《SMA20に到達した時点での相場状況》
・30分足:移動平均線50くらいで上値が押さえられそう
・15分足:移動平均線100くらいで上値が押さえられそう

SMA20に到達した時点で、各時間軸の節目に重なるため、「節目としての期待値は高い」と推測できます。

《SMA50に到達した時点での相場状況》
・30分足:移動平均線100くらいで上値が押さえられそう
・15分足:レジサポラインで上値が押さえられそう

またSMA50に到達した時点でも、各時間軸の節目に重なるため、こちらも「節目としての期待値は高い」と推測できます。

ここまでの分析結果を踏まえると、ほかの時間軸の節目具合はこのような採点結果になりますね

反発の確率が高いエントリーポイントをチェキ(・∀・)

さて、ここまで各項目をチェックできたので、あとは両パターンの結果から、より期待値の高いポイントを割り出します!

ここまで各項目で割り出した分析結果をもとに、トータルの合計点を計算すると・・

かなりの僅差ではありますが・・より節目としての注目度が高い(=反発の期待値が高い)ポイントは『SMA50』という結果が見えてくるのです。

もちろん今回は迷った節目のSMA20もかなり強力な節目でありますし、こんだけ高い点数を叩き出しているのでここから狙っていくのも全然ありです

ただ、普段からエントリーポイントを見つけたらすぐに飛び込むのではなく、一旦落ち着いて見極める癖を身につけておくと、全然期待値の低いポイントを見送ることもできるようになります。

なので、最近ちょいエントリー焦り気味だったなという方は、一度じっくりエントリーポイントを吟味するお時間を取ってみてくだされ!それだけでもエントリーの精度はかなり変わってくると思いますよ〜

この結果を踏まえて、SMA50まで引きつけてからポジションゲッツしてみたところ・・

んんん〜!ゴ〜〜〜〜〜ル(`・∀・ ´ )ノ

という嬉しい結果にも繋がりました!

もちろん相場にゼッタイはないので、残念ながらどれだけ反発の期待値を高めたとしても反発の確率を100%にすることは出来ません。

当然のことながら見立てが外れてしまったり、突然の指標発表や要人発言で、相場が逆行する可能性もゼロではないので、しっかりとセーフティネットとして「損切ライン」を設置することはお忘れなく〜♪

まとめのお時間でございます

というわけで、今回は「複数のエントリーポイントで迷ってしまった時の判断方法」についてまとめてみました

もちろん相場に迷いはつきものですので、これだけですべてが解決するわけではないですが(笑)

ただ、今回のようにエントリーポイントに迷った時には『反発の期待値』に注目してみると、うかつに手を出して即損切りに遭ったり逆に慎重に待ちすぎてチャンスを逃してしまったり、な〜んて手痛い失敗からはすぐに脱却できると思います(´ー`)

読者様へ

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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