インジケーター使ってトレンド相場とレンジ相場を判断してみた

インジケーター使ってトレンド相場とレンジ相場を判断してみた

今回はFXトレードをする上で、基本の”キ”とも言える「相場状況(トレンド・レンジ)の判断」をテーマに記事を書いていきたいと思います^^

FXを始めたばかりの方は、相場状況なんて言われても「一体なんのこっちゃ?」という感じだと思いますが・・・安心してください!

相場状況って基本的には、トレンド相場とレンジ相場の2パターンしかないのです(・∀・)

(転換相場とか定義できない謎の相場もありますが、そういった場面ではそもそもトレードしないのでまずはトレンド・レンジを判断できればおk)

今日はそもそも相場状況とは何なのか?相場を判断できるとどんないいことがあるのか?というところから、インジケーターを使った具体的なトレンド相場・レンジ相場の判断方法まで、イチから解説していきます!

インジケーターは私が長年愛用している『移動平均線(20・50・100)』『一目均衡表』を用いるので、こちらも合わせて読んでみると分かりやすいかと思います(o・∀・)ノ

たった3本で15年間FXで稼ぎ続けた。移動平均線の活用方法
一目均衡表は「雲」に注目!その理由・活用方法とは?

相場状況を正しく判断できればこそ、根拠のある戦略が立てられます!
すでに知ってるよって方も、復習がてら参考にしてみてください(`・ω・´)ゞ

相場状況って、そもそもなんですの?

相場状況とは、その名のとおり相場がどんな状況にあるかのことで、その状況を値動き(ローソク足)の特徴やインジケーターなどを駆使して把握することが「相場状況の判断」ということです!

相場には大きく分けて2つの状況があるので、まずはこの2つをしっかりと覚えていきましょう(´ー`)

1つ目は通貨ペアの力関係がどちらか一方に傾き、「上がり続けてる」または「下がり続けてる」といった状況のトレンド相場です。

2つ目はトレンド相場とは反対に、通貨ペアの力関係が持ち合い、方向性がない状況のレンジ(持ち合い)相場です。

トレンド相場・レンジ相場のイメージは下の画像のような感じですね。

通貨も身の回りの物価などと同じで、基本的に買いたい人(需要)が増えて、売りたい人(供給)を上回れば価格は上がっていきます。逆に売りたい人が増えて、買いたい人を上回れば下がっていきます。

トレンド相場は、ある通貨を買いたい(もしくは売りたい)人がたくさんいるという状況なので、天秤が一方に傾き、更にその値動きに乗って利益をあげようとする傾向が強くなり、相場はどんどん高値や安値を更新していきます。

反対にレンジ相場では、買いたい人も売りたい人も同じくらいで、天秤が釣り合っているような状態になるので、値動きは方向性がはっきりせず、高値・安値を更新しないで、ある一定の価格帯を上がったり下がったりするというわけです。

相場を判断することのメリットやいかに

では、それらの相場状況を判断できるようになると何が嬉しいのかというと、各相場状況に適した戦略が立てられるようになります(`・ω・´)ゞ

FX初心者あるあるですが、グイグイ上がり続けてる相場なんかを見て「とりあえず飛び乗っときゃ勝てるっしょ」みたいに安易に考えてトレードしてしまいがちです。

そして、これが案外当たったりすることもあって、FX楽勝〜ってノリだけで続けていくと当然ラッキーパンチが当たり続けるわけもなく、例外なく負けトレーダーへの仲間入りを果たしてしまうというわけなんですね(・∀・;)

相場を正確に捉えられれば、避けるべき相場では期待値の低いトレードを回避することができます。

さらには、トレンド相場やレンジ相場を認識したうえで、その中でもリスクを抑えつつリターンが大きく見込める、いわば期待値の高いポイントで勝負していけるようになるってわけなのです(・∀・)!

それでは、いよいよ具体的な相場の判断方法について解説して行くとしましょ〜

具体的なトレンド相場の見極め方法!

まずはトレンド相場を見てみましょう。
トレンド相場の判断は以下の3つのポイントを順番に見ていくとバッチリと判断できます^^

  • ① 移動平均線3本(期間2050100)がクロス
  • ② 移動平均線3本(特に移動平均線100)が上下どちらかに傾いている
  • ③ 一目均衡表の上昇雲or下降雲が形成されている

これらのインジケーターの法則が揃うと、まごう事なきトレンド相場と判断できるのです(・∀・)

百聞は一見にしかずということで、実際のチャートを見てみましょう。

どう見ても右肩上がりのチャートなので、パッと見で上昇トレンドと判断できるかもしれませんが、インジケーターを根拠に細かく分析していくと、

画像左側で、まず移動平均線(SMA)20・50・100がそれぞれゴールデンクロスしています。
更にゴールデンクロスと同時に一目均衡表が下降雲(青雲)から上昇雲(赤雲)に切り替わり、上昇を示唆しています。

この時点で「これから上昇トレンドが発生するかも・・・」と考えられますが、まだ明確な上昇トレンドと断定するのはちょっと早いのです。

このあともみ合うような展開になることも全然ありうるので、もうひと押しの判断材料として、移動平均線3本(特に移動平均線100)がしっかり傾いてからトレンドと判断するようにしてるってわけです(・ω・)

この判断方法はローソク足がある程度上がってきてから上昇トレンドと判断することになるので「もっと早く判断してエントリーしないともったいない!」と感じるかもしれません。

がしかし、トレンド発生の初期を捉えるのは逆行リスクが高いし、トレンドというものは基本的に「継続するもの」と考えらえるので、じっくりと判断を待ってからでも遅くないと私は考えているのです。

1回のトレードで何百pipsも狙う必要はないですし、トレードする目的は『最終的に勝ち越すこと』なので、目先の利益を求めて期待値の低いトレードはしないよう心がけていきましょう!

トレンド相場をしっかり判断できるようになったら、『トレンド相場での仕掛け方』を解説したこちらの記事も読んでみてください(`・ω・´)ゞ

FXで『押し目・戻り目』を見極める方法とエントリー判断

レンジ相場の見極め方法!

次にレンジ相場の具体的な判断方法をご紹介していきます(´ー`)

レンジ相場の判断で注目すべきところは以下の4つのポイントです。

  • ① 移動平均線100が横ばいで方向感があまり無い
  • ② 高値・安値で反発し一定範囲内をウロウロしている
  • ③ 上昇雲と下降雲の転換を繰り返している
  • ④ ローソク足が移動平均線・雲を抵抗とせず、すぐに抜けている

レンジ相場では、通貨の力関係がもち合う形となっているため、移動平均線のゴールデンクロスもデッドクロスも、雲の抵抗も効果が薄くなります。

これらの条件が揃うと明確なレンジ相場だと判断することができますが、基本的にレンジのサインは順不同で現れます(´ー`)

ただトレンド相場の判断は移動平均線100の傾きがキーになっているので、レンジ相場を判断する際には移動平均線100が横ばいであることはしっかり確認しておきましょう。

てことで、実際のチャートのレンジ相場を見てみましょう。

先ほどのトレンド相場と違い、SMAと雲とローソク足が絡みまくっててごちゃごちゃした印象を受けますね^^;

リアルタイムで判断するとなると上の画像の場合は、安値→高値→安値・・・と来たあたりでレンジ相場だと判断できるでしょう(´ー`)

レンジ相場と判断したら価格の反発ポイント(高値or安値)を目安にエントリーすることができます♪

レンジ相場でのより詳しい仕掛け方については、こちらの記事にまとめてあります。

レジサポラインの引き方と手法3段活用!

分かりやすく高値・安値で反発しているレンジ相場を、特に「ボックス相場」なんて読んだりしますが、ボックス相場では逆張りトレードでウハウハできる可能性が高まりますヽ(•̀ω•́ )ゝ

上の画像では高値から安値の間が300pips弱あるので、反発を確認したあとに仕掛けたとしても100pips以上は取れそうですよね(・∀・)ウハウハ

てなわけで、以上が相場状況を把握する具体的な方法でした。

まとめ

さて今回は私の『インジケーターを用いた相場の判断方法』について解説してみました。

トレンド・レンジの判断ポイントをおさらいすると、

トレンド相場

  • ① 移動平均線3本(期間2050100)がクロス
  • ② 移動平均線3本(特に移動平均線100)が上下どちらかに傾いている
  • ③ 一目均衡表の上昇雲or下降雲が形成されている

レンジ相場

  • ① 移動平均線100が横ばいで方向感があまり無い
  • ② 高値・安値で反発し一定範囲内をウロウロしている
  • ③ 上昇雲と下降雲の転換を繰り返している
  • ④ ローソク足が移動平均線・雲を抵抗とせず、すぐに抜けている

てな具合でしたね(・∀・)!

トレードに慣れてくるとおろそかになりがちな部分ですが、相場状況によって仕掛け方も変わってくるので、相場分析を正しくおこなうことはトレードの非常に重要な部分となります。

ここでつまづいてしまうと、その後いかに立派な戦略を立てたとしてもうまくいかなくなってしまうので、毎度気を引き締めてやってきましょう。

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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