さてさて、今週に入ってからまたちょっと中長期ではトレードしづらい相場になってきたような気がしますね。
1時間足と4時間足共に方向感がなく、どういう戦略を立てていけば良いのかわからない方も多いんじゃないかと思います。

フム、「中期でチャンス見つけづらいなら短期で狙えないのか?」っていうのは至極まっとうな考えですね(・∀・)
本来私は、中期ベースでのんびりまったりなスタイルでトレードしているので、基本的に短期トレードはやりません。
チャンスないなら待ってれば良いだけの話ですからね(´ー`)
そんな中で「短期トレード」の需要があることも事実ですし、良い機会なので試しにやってみました。
5分足を軸にした短期トレード(・∀・)それも2本。
実際にやろうと思ったら今の手法のやり方・考え方を短期的な目線にシフトすれば良いだけなので、実は短期トレードだからといって特別新しいことをやる必要はないんです。
意識されているラインや抵抗帯での反転を狙っていくってところは同じですし、基本的にはいつも中期でやっていることをそのまま短期に落とし込むだけ。
とはいっても文章だけじゃ具体的にイメージしにくいと思うので、早速私の短期トレードを2本続けて見ていきましょ〜((((((((っ・ω・)っ
EURAUDの短期レンジを狙った逆張りトレード
今回の短期トレードは試験的な部分も大きいため、いつもよりチャート画像は少なめですがご了承を。
サクサクっと解説していきますね〜ん(・∀・)
まずは1本目、EURAUDのトレードから!!
今回はあくまで短期足を軸に戦略を立てていくので、最初は5分足から確認していきました。
【EURAUD/5分足】

上昇雲と下降雲が入れ替わり、MA(移動平均線)3本も絡み合ってるレンジ。
同じような高値と安値で何度も反発し明確に抵抗帯を作っているので、再びこの安値からの反発で逆張りを狙えそうな雰囲気ですな(・∀・)
短期足を軸にする以上利益の引っ張り過ぎはNGなので、レンジ幅の半分15pips辺りでサクッと逃げるのがベターかなと。
【なぜ利益の引っ張り過ぎはNGなのかというと…】
短期足の流れはより大きな時間足の流れに引っ張られやすいからですね(・ω・)
ズルズルとポジションを持ち続けてしまうと、上位足の抵抗に引っかかったり突然方向転換したりで一気に利益を失ってしまいかねません。
なのである程度小さめの利益を狙ってサクッと逃げるのが吉ってわけです。
そういったこともあり、もちろん上位足の確認は必須(・∀・)
中期の流れを確認しつつ、理想を言えば中期足の進行方向と同じ方向にエントリーできることが望ましいですね!
1時間足を見てみましょう!
【EURAUD/1時間足】

1時間足も結構キレイなレンジですね。
レンジ幅が約100pipsあり「この中期レンジを狙っても良いかな?」とも思いましたが、5分足がレンジってことはこの1時間足レンジが“上げ渋ってる”ってことなのかなと。
そうなると仮に高値までの100pipsを狙っても時間かかりそうだし、短期レンジでサクッと取っていくのがベストな選択なのかなと(σ・∀・)σ
1時間足もちょうど安値ゾーンの逆張りポイントなので5分足の狙い目と同じ!
信頼度も高そうですしね!
とまぁ非常に簡潔ですが戦略の部分はこんな感じでおk(・∀・)
あとは5分足よりもさらに小さい1分足でより細かい値動きを確認しながらエントリータイミングを測っていきまっする。
※ちなみに1分足は値動きが荒くノイズも頻発するので中期トレードの時は一切見ません。
ただ今回は短期トレードといっても基本的なトレードの流れは変わらないので、5分足を軸にする以上は下位足である1分足で確認するしかないですよね(・ω・)
【EURAUD/1分足】

安値ゾーン付近でダブルボトムを作り、MA20を上抜けたところでエントリー開始!
この辺りはいつものトレードの際、5分足を見ながらやっていることと変わりませんね(・∀・)
→FXのエントリータイミング術!!下位足でのベストタイミングの取り方
ちなみに今回は損切りを-10pipsと決めていたんですが、スプレッドの関係上エントリー後すぐに逆指値を設置することが難しかったので、しばらくチャートに張り付きながら狙い目の方向に進んだところで逆指値と指値を設置しますた↓
【EURAUD/5分足】

短期トレードの場合は利益引っ張ることが目的じゃないので、このように指値と逆指値さえ入れちゃえばあとは放置でおk(・ω・)
楽チン楽チン♪
そんで放置すること2時間…
【EURAUD/5分足】

+15pipsゲーッツ(´ω`)!
+15pips獲得のために2時間って考えると、わりと時間かかったほうかな〜。
まぁでも中期でチャンスを見つけづらい中でしっかり利益刻んでいけるってのは結構大きい気もしますよね(・∀・)
相場のボラが高い時間帯ならもっと短時間で利益出せるんじゃないかなと^^
てなわけでひとまずはこんな感じですがいかがでしょう?
まずは主役となる時間足でエントリーポイントを決めて、次に上位足で相場の大きな流れや抵抗の有無を確認。
最後に下位足で細かい値動きを確認しつつ、反転&狙い目の方向に勢いが出たらエントリー。
いつもやっているトレードと根本は変わらないってことがお分かりいただけましたかね(´ω`)?
テクニカル的な考え方は変えず、狙う利幅や損切り幅を全体的にスケールダウンさせるイメージかな。
幸先の良いスタートも切れたし、2つ目のトレードもこの調子でいっちゃいましょう((((((((っ・ω・)っ
AUDJPY中期トレンドの戻しを短期トレンド順張りで抜いていくスタイル
2つ目はAUDJPYのトレードです。
まずは5分足をチェケラ(σ・∀・)σ
【AUDJPY/5分足】

ずっと抑えられていた高値ゾーンを抜け、上昇雲を形成+MA3本も上向きに傾斜し始め、まさに上昇トレンドの始まりといったところ。
今現在は下がってきてるものの、先程抜けた高値ゾーン(レジスタンス)がサポートに変わることが期待でき、且つMA20の押し目が重なっているポイント!
これはイケそう(・∀・)
続いて上位足の相場状況を確認してみましょう!
【AUDJPY/1時間足】

安値を更新できず非常に勢いは弱いですが下降トレンドですね(・ω・)
ちょうどMA50を上抜けて、「ここからMA100まで戻すか?」って局面です。
これはつまり先程の5分足の上昇トレンドに上手く乗っかれれば、この1時間足MA100までの値動きをすっぽり取れちゃうんじゃないの?っていう戦略になります(・∀・)
ちなみにこのMA100までの値幅は現時点で15〜20pipsってとこなので、今回も15pips狙いでいきまっす。
では仕上げにサクサクっと1分足を見てエントリータイミングを測っていきますぞ。
【AUDJPY/1分足】

1分足のMA100と今回の狙い目である5分足のMA20は同じなので、1分足MA100付近でのアクションに注目していきます(σ・∀・)σ
しばらく観察しているとMA100付近で逆三尊(反転を示唆するチャートパターン)を形成してきたので、ネックラインを抜けたところですかさずエントリーボタンをポチり。
また先程同様、逆指値はエントリー直後に入れられなかったので、ある程度狙い目の方向に動くまでチャートに張り付いてました。
【AUDJPY/1時間足】

5分足だと指値と逆指値が画面外で見づらかったため1時間足で(・∀・)
こんな感じで、1回目のトレードと同じように利確+15pipsに対して損切りは-10pipsで設置完了!
あとは放置して待つのみ(・3・)♪
【AUDJPY/1時間足】

途中グダグダと保ち合ったせいでエントリーしてからおよそ5時間とかなり時間がかかりましたが、特に危なげなく目標のMA100に到達( ´Д`)=3
こちらも+15pipsゲッチュです♪
ちなみにトレードの軸だった5分足はこんな感じ↓
【AUDJPY/5分足】

しかしあれですね。
短期トレードだからといって短時間で終わるとは限らないっていう良い例ですねw
んまぁ順調に行けばもっと早いだろうし、結局のところは相場次第。
指値と逆指値さえ入れちゃえばあとは放置でOKだし、今回のトレードも終わってみれば短期2連発で+30pipsですからね!
及第点と言って良いんじゃないでしょうか(・∀・)
そんなわけで最後に余談ですが、決済後のチャートを見ると今回の2トレードが短期で良かった&戦略がバチッとハマっていたことがわかったのでチャート画像を貼っておきます♪
【EURAUD/5分足】

EURAUDの方は、レンジ幅の半分狙いで逃げてなきゃ今頃利益全部持ってかれてましたねw
うむ、ナイス(´ー`)
【AUDJPY/1時間足】

一方1時間足MA100までの戻しの動きを狙っていたAUDJPYですが、こちらはMA100に到達した直後ドーンと落ちてます(・д・)
ズバリ戦略通りだけど、もう少しグダってたらヤバかった。
我ながらナイスな短期トレードだったかなと自画自賛です(´ω`*)
短期はチャンスが増える分、ポジポジには要注意
さて、今回は短期足を軸にしたトレードを2本お届けしました〜!
普段はのんびりまったりをモットーにトレードしている私ですが、思ったよりもセカセカしないし短期トレードもたまには良いもんですね(・∀・)
ちなみに短期の相場は中長期に比べて展開が早く比較的すぐにトレンドやレンジが発生するので、今回のようなエントリーチャンスは自然と増えてくるはずです。
そのため仮に短期トレードをやるにしても“ポジポジ病”だけには十分注意したいですね(`・ω・´)
熱くなってしまいそうなときは、一旦チャートから離れて客観的に自分が置かれた状況を見ることも大切かなと。
また今回の記事では話しきれなかった“短期を軸にしたトレードの注意点”とかは改めて極意にまとめて道場に追加しても良いかなと考えております。