決済判断。トレンドでがっつり利益を抜いてみた

決済判断。トレンドでがっつり利益を抜いてみた

さてさて、先週に入ってから米ドルが非常に元気ですね。

昨晩から少し調整気味の動きに入りましたが、ドルストレート(米ドル絡みの通貨ペア)はドル買いに引っ張られ、中期的に方向性がかなり明確になってました。

朝の中期相場

このチャンス逃すわけにはいかないぜ(・д・)!

というわけで今回はUSDJPYのトレンドに乗っかるべく、中期で順張り仕掛けていきますた。

最近は利益上げてたの短期ばっかだったんで、久しぶりに中期でバシッと利益ゲットするところをお見せしたい!!

ちなみに今回のトレードは「トレンドだけど押し目買いを仕掛けるにはちょっと中途半端?」的な相場状況で仕掛けていったので、ぜひ同じような相場に出会った際には参考にしてもらえたらと思います。

「どんな相場局面なのか?」ってところは見てもらった方が早いので、早速解説にいってみよ〜((((((((っ・ω・)っ

USDJPYの上昇トレンドをブレイク狙いでIFDトレード

初めましての方は下記のページで私の手法の概要を理解しておいてもらえると、この先の解説をスムーズに読み進めていただけると思います。

それじゃまずは今回のトレードのベースとなるUSDJPY1時間足から見ていきますか〜!

【USDJPY/1時間足】

非常にキレイな上昇トレンド。

MA20に沿って上昇しており、「まさに押し目買いチャンス!」と捉える方も多いんじゃないでしょうか(・∀・)

その考えも決して間違いではないんですが、FXのトレードっていうのはできる限り“リスクを排除”することも大切。

この相場で考えられるリスクはズバリ、「現在の価格と前回高値が極端に近い(10pips程度)=エントリー後に前回高値で跳ね返される可能性がある」です。

もちろん絶対に跳ね返されるっていう確証はないですが、まぁ10pips程度ならちょっと待って抜けてからエントリーした方が安全だよねってお話(´ー`)

そんなわけで今回は押し目買いではなくこの懸念要素である前回高値を抜けたところ(ブレイク)を狙っていきます。

では次に相場の大きな方向性や利確ポイントを探すために上位足を確認していきますよん。

【USDJPY/4時間足】

こちらの4時間足は1時間足以上に勢いの強い上昇トレンドですね(・∀・)
MA20からもグイグイ乖離を広げております。

目先に抵抗もなく方向性も全く問題ないですが、強いて懸念点を上げるとすればいつ戻しが入るか。

んまぁ1時間足が前回高値を抜けてくるぐらい勢いが出ればそうすぐに戻してくることもないでしょう(´ー`)

続いて日足も確認していきます。

【USDJPY/日足】

厳密にいうと上昇トレンドに転換しかけている相場って感じですが、んまぁ勢いを考えても上方向と考えて良いですね。

ちょっと前にトレンドラインとMA100を同時にブレイクした箇所(◯のポイント)を起点に一気に上昇の勢いが加速してます(・ω・)

このことから勢いと方向性は問題ないとして、利確ポイントをどうするか。

高値にバラつきがあり「明確に抵抗になりそう!」ってところがないんですが、ひとまずは前回高値ですかね〜。

この高値までで100pipsぐらいあるんですが、最近は中期で持ちすぎて建値決済とか損切りもチラホラあったので、展開によっては手堅く立ち回っても良いかなと考えてます。

まぁこの高値はあくまで目安って感じですね(・∀・)

ではここまでの戦略を一旦まとめましょ〜!

【ここまでの戦略まとめ】

  • 日足:勢いの強い上昇への転換相場。前回高値まで100pips。
  • 4時間足:勢いの強い上昇トレンド。戻しが懸念されるが勢いも考慮して問題ないと判断。
  • 1時間足:明確な上昇トレンド。押し目買いポイントだが、前回高値との近さを考慮してブレイク狙いを選択。
  • 戦略:1時間足前回高値ブレイク狙い。利確目標は日足前回高値までの+100pipsだがエントリー後の展開で決済判断。

ブレイク待つのはかったるいのでIFD注文

さて、最後に肝心のエントリータイミングですが、基本的にブレイクするのを待ってるとどんだけ時間がかかるかわかりやせん(´﹃`)

なのでここは「IFD注文」に頼っちゃいましょう。

ブレイクを狙うライン(価格)をもうちょい細かく見たかったので、IFDは15分足を確認しながら設置していきますた↓

【USDJPY/15分足】

気になる前回高値を少し上抜けた辺りに予約買い注文(Buy Stop)を設置。
約定と同時に損切りも入るように、こちらも-25pipsで設置完了です(´ー`)

あとはひたすら待ちぼうけ〜(´﹃`)

今回のようにブレイク狙いの際はIFD注文が結構有効なので、日中仕事や家事とかで忙しい副業トレーダーさんはオススメです。

そんなわけで注文をしてから2、3時間はちょいちょいチャートも気にしてたんですが…

いろいろやることあって注文の存在を忘れる始末(・∀・)てへぺろ

「そういえば」と思い出し確認してみたら、5時間も前に約定してましたw

【USDJPY/15分足】

注文発動後はまぁひとまず順調かなって感じですね(´ー`)

まだ全然利益出てないので、このまましばらく放置します。

【USDJPY/15分足】

しばらく放置したところ比較的順調に上昇し、含み益は+30pipsまで成長しました(゚∀゚)

ちょうど建値が1時間足MA20の下に回ってきたんで逆指値を建値に移動。

これで万が一でも損失オフでっせ(´ω`)

【USDJPY/15分足】

さらに数時間後、含み益は+50pipsまで成長したものの少し雲行きが怪しくなってきました。

高値圏でダブルトップを作り、このまま下がってくるとネックラインを抜けてきてもおかしくない(・д・)

ネックライン抜けてきたら急激に下げてくる可能性もありますからね〜。

この50pipsを不意にするのはちょいともったいないですし、切られてから上がるようならまた仕掛け直せば良き。

というわけで逆指値を+40pipsの価格まで押し上げ、動向を見守ることに(´﹃`)ハァハァ

【USDJPY/15分足】

大して粘ることもなくあっさりフィニッシュ!!

+40pipsゲット!!!

んまぁ焦って爆益狙う必要もないし、今回はこれで満足しましょう。

もしまた上がってくるようなら仕切り直すだけです(´ー`)

と思っていたんですが、その後の動きを見てみると…

【USDJPY/15分足】

あぶねー(・д・)

すでに私がエントリーした建値割ってきてるので、あのまま持ってたら利益すっ飛ばすとこでしたわ…。

USDJPYはこのまま下げ続けるのか、それとも再び中長期上昇の流れに収束していくのか、注目ですね(・∀・)

臨機応変な判断は知っていれば誰にでもできること

さて、今回のトレードは利確目標までは到達できなかったものの、エントリー・決済共になかなか良い判断ができたかなと思います。

  • エントリー判断:前回高値の近さを考慮し、押し目買いではなくブレイク狙いに切り替え。
  • 決済判断:利確目標到達前に反転の兆しを察知し、最低限の利益を確保。

こういった判断は何も難しいことではなく、“知っていればできること”です(・∀・)

「前回高値が極端に近い時は押し目買いよりもブレイクを待った方が安全」
「買いポジ保有中に高値圏での反転チャートパターン→ネックライン抜けは警戒すべし」

これらを知っていれば、今回のような相場でも私と同じような判断ができますからね。

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