トレンドは出るものの、それが長続きしなかったりちょっとした要因でいきなり大きく逆行したり。
仮に中期でうまく入れたとしても、利益は引っ張りづらい相場なのかなといった印象です(´ー`)
【今日の午前中のEURAUD1時間足】

↑のような感じで、「トレンドとしてはこれから」ってときにギューンと逆行してそのままトレンド終わっちゃうみたいなケースが非常に多いですね。
前回の記事で「中期でもチャンスあれば積極的に狙っていくお」とお話しましたが、んまぁチャンスがなけりゃムリに仕掛けることもないのかなと。
というわけで今日は短期トレードを2つ公開します!!
今回の戦績は1勝1分けですね(・∀・)
どちらかというと引き分けで終わったトレードのほうが参考にしてもらえるかなと思ってます^^
というのも、六の極意の中では「短期トレードはエントリーしたら逆指値と指値入れて放置」を推奨していますよね(・∀・)?
しかし明らかに分が悪い展開になった場合、いわゆる“引き際”さえわかっていれば、早めに手仕舞いして損失を回避することもできるんです。
今日のトレードをご覧いただくことで、「なぜFXは上位足との兼ね合いを意識して(マルチタイムで)トレードすべきなのか?」といったところがお分かりいただけるんじゃなかろうかと思います(´∀`)
では早速いきまっせ〜((((((((っ・ω・)っ
今日お届けするFXトレードは短期2つ!
さて、今回お届けするトレードはこの2つ!
解説に入る前に、まずは短期トレードの流れをおさらいしておきますよ〜ん(σ・∀・)σ
【短期トレードの手順】
- ①時間足表示を5分足にして、一通り通貨ペアを確認する。
- ②5分足で仕掛けやすそうなトレンドかレンジを見つけたらその通貨をロックオン。
- ③上位足を見て相場の大きな流れ・方向性、抵抗の有無を確認。
- ④決済目標がどの辺りになるのか把握しておく。
- ⑤1分足でエントリータイミングを測ってエントリー!
- ⑥逆指値(損切り)と指値(利確)を入れて放置(´ー`)
この短期トレードは普段ORZがやっている中期トレードのやり方と基本は同じ。
ただ見る時間足が小さくなっているだけって感じなので、中期トレードの方法を知らないって方はコチラをどうぞ〜(´ω`)
ではでは1つ目のトレードから見ていきましょ〜!
1.EURAUD短期レンジを逆張りで攻略!
まずはEURAUDで形成されていた短期レンジ相場がターゲットでっせ(・∀・)
【EURAUD/5分足】

MA(移動平均線)3本がゴチャゴチャで上昇雲と下降雲もコロコロ入れ替わっており、さらには同じような高値と安値で反発しながらヨコヨコに推移。
うむ、良い感じのボックスレンジ相場ですな(´ー`)
ちょうど安値ゾーンに到達しているので、こっから逆張りロングで狙えそう。
レンジ幅は25pips程度あるので、15pips程度なら問題なく抜いていけるんじゃないかなと(´∀`)
ちなみに短期のレンジは値幅自体が狭いので、中期のように「レンジの半分ぐらいで決済」とかはこだわらなくて大丈夫です(・3・)
そもそも中期に関してもある程度利益を確保できてこその“半分ぐらいで決済”ですからね。
レンジ幅が全然ないのに半分で決済にこだわりすぎて薄利で終わっちゃうのは本末転倒でっせ。
では上位足の方も見ていきましょう。
【EURAUD/1時間足】

1時間足の方はなかなか安値を突破できず下降トレンドに転換できないって感じの相場ですね。
何度も同じような安値で反発したため、今となってはとても強そうなレジサポが出来上がっております(・∀・)これはありがたい。
このレジサポは先ほどの5分足安値ゾーンと重なっているので、買いで入る根拠としてはかなり強力なものになったかなと♪
しかしこの安値を抜いてくると一気に下降トレンドに転換していく可能性が高いので、
- 安値ゾーンで反発の挙動をしっかり見極めてからエントリーすること
- 損切りを絶対に入れること
当たり前っちゃ当たり前ですがこの2つは徹底していきたいですね(´ー`)
んじゃここまでの戦略をまとめましょう。
【ここまでの戦略まとめ】
- 1時間足:転換相場。安値を抜けられず強力なレジサポが形成。
- 5分足:ボックスレンジ相場。1時間足のレジサポと安値ゾーンが重なっているので、逆張りロングが狙えそう。
- 戦略:5分足の安値ゾーンから逆張りで+15pipsを狙う。
仕上げに1分足でエントリータイミングを測っていきますぞ〜(゚∀゚)
【EURAUD/1分足】

5分足の安値ゾーン付近でダブルボトムを形成し、そこからネックライン&MA20を上抜けてきたところでポチッとな。
1.65728でローングエントリー(゚∀゚)!
1分足ってかなり動きが激しいのでよく値が飛んだりするんですが※1、今回は珍しくメチャクチャキレイなカタチで入れました。
※1…本来チャート上では1つ前のローソク足の終値と次のローソク足の始値は同じはずだけど、1分足ではそれがズレて表示されることがよくある。
決済注文はこんな感じです↓
【EURAUD/5分足】

指値は高値ゾーンよりちょい手前に。
若干スプレッドが広かったので逆指値は-10pipsで入れられませんでしたが、安値ゾーンより下に。
うむ、良い感じに設置できましたね(・∀・)
レンジの場合はこのように決済注文を設置することで、
- 指値…利確目標に届く前に高値ゾーンで反発される可能性が減る。
- 逆指値…逆行しても損切りにかかる前に安値ゾーンで跳ね返してくれる可能性がある。
といった優位性を持ってトレードを遂行することができます(´∀`)
※逆張り売りで入った場合はこの逆の考えですね。
そいじゃサクッと結果を見ていきましょう!
【EURAUD/5分足】

ボラの低い時間帯に仕掛けちゃったんでちょっとグダる展開もありましたが、終わってみれば戦略通りの結果でモロタ(゚∀゚)!
+15pipsでフィニーッシュ!!
今回は短期トレード且つレンジ自体が方向性のない相場なのでできれば早期決着が望ましかったですが、んまぁ概ね狙い通りなので良しとしましょう(´ー`)
ではお次のトレードいきますよ〜!
2.USDCADほぼプラマイ0で終わったものの引き際の判断は良き。
次に狙ったのはUSDCADです(・∀・)
来週11月3日(火)に大統領選を控えていることで、最近は何かと突発的な動きが多いUSD。
現在のドルストレートはコロコロ展開が変わるので中期で利益引っ張るには向いてない印象ですが、動き自体は出やすいので短期でサクッと抜いていく分には良いのかな〜とか思ったりしてました(・3・)
早速5分足の方から見ていきましょう。
【USDCAD/5分足】

3本のMAが下向き、下降雲も形成され、安値を更新してきたことで明確な下降トレンドになってます。
ちょうどMA20付近が前回つけた安値とのレジサポになっており、ここから戻り売りが狙えるんじゃないかと考えますた(・∀・)
ただこれだけだとちょっと根拠がうすぃ〜ので上位足の方も確認していきましょ。
【USDCAD/1時間足】

上昇トレンドへの転換かなって感じの相場ですが、高値圏でダブルトップ作ってから下落が止まらず、ネックラインとMA20を割ってきているような状況です。
これだけでも十分下落の勢いが強いことがわかりますし、このままMA50辺りまで戻す可能性も全然アリですね(・∀・)
5分足の相場状況と合わせて売りで入る根拠としては上々でしょう。
次の抵抗となりうるMA50までは20pipsほどあるんで、+15pips程度ならサクッと抜いていけるかなと。
ただグダグダしてるといつMA50が押し目として意識されるかもわからんので、わりとスピード勝負になってきそうっすね(・3・)
さて、ここまでの戦略をまとめましょう。
- 1時間足:上昇トレンドへの転換。高値圏で反転、ネックライン&MA20を割って下落ちう。
- 5分足:明確な下降トレンド。MA20+レジサポで戻り売りが狙えそう。
- 戦略:5分足MA20で戻り売りを狙う。利確目標は+15pipsだが、1時間MA50との距離・挙動には注意。
そいじゃ1分足見てエントリーしていきますよ〜ん(σ・∀・)σ
【USDCAD/1分足】

んまぁここはいつもどおりですね。
狙い目の抵抗付近で反転のチャートパターンを形成し、狙い目方向に進んでネックラインを抜けたところでエントリーボタンをポチッとな(・∀・)
1.31841でショートエントリーですじゃッ!!
決済注文はこんな感じ↓
【USDCAD/5分足】

今回のトレードでわりと重要な1時間足のMA50を5分足に表示させるのを忘れました(・∀・;)
→MT4で上位足の移動平均線を短期足に表示する方法とそのメリット
んまぁとりあえずこの時点では+15pipsの指値で1時間足MA50よりも上に置けているので、中期でMA50が押し目として意識される前にササッと落ちてほしいですね!
というわけで気になる結果は…!?
【USDCAD/5分足】

エントリーしてからはわりと順調に落ちていたものの指値のわずか手前で反転…!
安値圏で逆三尊を形成し、MA20とMA50をぶち抜いてきました。
どうやら時が来てしまったようですな(´ー`)悪い意味で
【USDCAD/同時刻の1時間足】

ハイ、当初の懸念どおりバッチリ1時間足MA50が押し目として意識されちゃいましたね。
このように上位の相場で節目が意識されて動き始めると短期はその流れに引っ張られやすいです。
分が悪いポジションを持ち続けても結局損失になる可能性が高いので、このように引くべき相場展開になっちゃったときは損切りにかかるのを待たずにササッと手仕舞いしちゃうのも上手な立ち回りの1つかなと思います。
というわけで今回は各時間足の相場状況を踏まえ明らかに分が悪くなったので、ほぼプラマイ0のうちに手動で決済しますた(・3・)
本日2回目のトレードは-1pipsで終いですじゃ!!まー引き分けってことで。
しかし今思うとこんなにギリギリの局面で攻めなくても良かったかなっていうのが今回の反省点ですね(・∀・;)
良いカタチだったし下落の勢いも信じてつい仕掛けちゃいましたが、もう少し余裕(伸びしろ)のある局面をじっくり探しても良かったのかなと。
この反省は次回に活かします!!
ちなみにその後の5分足はというと…
【USDCAD/決済後の5分足】

結局上昇の勢いは収まらず、当初設置してた逆指値の位置まで到達してますね。
つまりあのまま持ち続けてたら結局損切りになってたってことになるので、引き際の判断は正しかったのかなと(・∀・)
余談ですが、文中で触れたように来週11月3日(火)はアメリカの大統領選。
当日は相場がかなり荒れるんじゃないかと予想はしてますが、ぶっちゃけどう動くかは全くわかりません。
もし余裕があれば大統領選の行方やタイムスケジュールを把握しておき、トレードする際は万が一に備えて損切りの設定は徹底しておきたいですね(・∀・)
引き際を見極めるにはマルチに相場を見ることが大事
さて、今回のトレードは以上となりますがいかがだったでしょうか?
今回お話しした“引き際”ですが、ちょっと誤解を生みそうなところもあるので一応説明しておくと…
『エントリー直後に逆行してきたから損切りにかかるまえに決済しちゃおう!!アセアセ』
↑これは引き際ではなく、ただ逆行にビビって決済してるだけです(・∀・)言い方悪いですが。
エントリー直後の多少の逆行は日常茶飯事ですし、目先の一時的な動きにビビって損切りを狭めたり早とちりで決済するのは非常にもったいない。
そのまま耐えてれば狙い目の方向に進むことも多々ありますからね(´ー`)
一方引き際っていうのは、“どういう展開になったら分が悪くなるのか”を事前に把握しておくこと。
予め分が悪い展開がわかっていれば、いざその展開になったときに利益が見込めないポジションをムリに持ち続けるってこともなくなりますからね(・ω・)
この判断ができるようになるだけでもトータルの損失は大分軽減できるんじゃないかと。
そしてこの引き際を事前に把握するためには、各時間足の相場状況を的確に読み解く『マルチタイムフレーム分析』のスキルが必須なのです。
FXについて少しでも勉強していればこのマルチタイムフレーム分析の重要性っていうのは誰しもご存知だと思いますが、これを身につけようと思うとなかなか独学では一筋縄でいかないのも事実。
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております
1日1回の応援クリック情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。