FX初心者がコツコツドカンを抜け出して損小利大を目指すには?

FX初心者がコツコツドカンを抜け出して損小利大を目指すには?

今回のFXブログは久しぶりにFXお悩み相談コーナーのお時間!

今宵は多くのFX初心者の方が陥ってしまいがちな「コツコツドカン」について、昔の記事をリライトしてみたんでこちらをご紹介していきま〜すΣ(・∀・;)

FXにおいて『利益確定・損切り』というのは非常に重要です(´ー`)

極端な話、どんなに優れたFX手法を持っていて、勝率が高かったとしても、利確と損切りのやり方がコツコツドカンになってしまっていては結果的に利益を残すことができません。

逆にテクニカル分析に関係なくトレードしていても、損切・決済のルールを定めて損小利大が実現できていれば、それだけで利益を残せる可能性がググッとアップします。

それだけ「損小利大」というのはFXで勝ち続けるために重要な要素なのです(・∀・)

そこで今回の記事では、コツコツドカンに陥ってしまう原因をしっかりと自覚し、改善していくための具体的な方法をご紹介していきたいと思います!この損小利大の考え方が理解できていれば、2020年もロケットスタートを切っていけること間違いなしですので、良かったらお立ち寄りくださいませ〜♪

FX初心者が陥りやすいコツコツドカンとは?

そもそも「コツコツドカン」のトレードとは、その名の通り「コツコツと小さく積み上げてきた利益を1回のトレードでドカンと失ってしまうこと」です。

その特徴として・・・

【コツコツドカンの特徴】
・含み益が小さなうちに利確確定してしまい、利益を大きく伸ばせなかったり(利小)
・反対に、損失が小さいうちに損切りができず、含み損が大きく膨らんでしまう(損大)

ということから、損大利小のトレードとも呼ばれてますね。

本来なら損大利小とは、真逆の損小利大の決済ができることが理想なのですが、これがなかなかできずに利益を伸ばせていないトレーダーの方が多いのです。

(´Д`)<「利確しなければ、もっと大きく利益を伸ばせていたのに・・・」
( ゚Д゚)<「損するのが嫌で損切りしなかったら、どんどん含み損が増えてしまった!」

トレードを経験したことがある方であれば、1度はこうした経験があるのではないでしょうか(´Д`)

かくいう自分も、FXを始めたばかりの頃はこういった経験をして痛い目にたくさんあってました・・・

コツコツドカンを損小利大に変えていくためには、まずなぜコツコツドカンのトレードをしてしまうのか?というところをしっかりと自覚するだけでも改善につながっていきます^^

道場に参加いただいている方の中でも、道場のカリキュラムを通じて利小損大を改善したことによって、トレード成績が何倍もよくなった方がたくさんいます。

もちろんテクニカル分析や手法といったテクニックの上達もあったと思いますが、このように損切りルールをしっかり設けて積極的に損小利大のトレードを実践したことによって、大きく利益をあげることに成功したのです!!

なぜトレーダーはコツコツドカンに陥ってしまうのか?

ここまでのお話で、FX初心者さんには
「損小利大の決済にすれば良いんでしょ?なんか簡単そう(・∀・)」
と思われたかもしれませんが、実際にリアルトレードを続けてみると
これがなかなか出来ないのがトレーダー心理なのです。

実はコツコツドカンになってしまう人間の心理というのは「プロスペクト理論」として学術的にも証明されていて、理論を提唱したダニエル・カーネマンさんはノーベル経済学賞を受賞しています。

実感していただくためにも以下の2つの質問を考えてみましょう^^

質問1:あなたは次の2つの選択肢のうち、どちらを選びますか?

選択肢A:100万円が無条件で手に入る。
選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

質問2:あなたは200万円の負債を抱えています。
そのとき以下の2つの選択肢のうち、どちらを選びますか?

選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。
選択肢B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが
裏が出たら負債総額は変わらない。

いかがだったでしょうか(´ー`)?

質問1では無条件に100万円を手に入れられる
「選択肢A」を選んだ人が圧倒的に多いとされています。

では、質問2でも無条件に負債が100万円減額される
「選択肢A」を選ぶ人が多いのかというとそうではなく、
質問1で堅実的な「選択肢A」を選んだほとんどの人が、
質問2ではギャンブル性の高い「選択肢B」を選ぶことが実証されているのです!

つまり人間は、利益に対しては確実に取れる方法を選択し、損失に対してはリスクを取ってでも、損失全てを回避できる方法を選択する傾向があるのです。

これをFXに当てはめると、例えば含み益が30pipsある場合は、利益が0になってしまうのを回避しようとして、100pips取れる可能性があるのにも関わらず利確したり・・・

含み損が30pipsある場合は損失が0になることを期待して、マイナス100pipsになってしまう可能性があるのに保有し続けてしまう、といったリスクの高い行動をとってしまいがちなのです!

このように、多くのトレーダー達が実践トレードを行っていく中で、知らず知らずのうちに利小損大に陥ってしまうと言うわけです(´Д`)

これでは含み益は小さく限定されてしまい、反対に含み損は大きく伸ばしてしまう決済になってしまうので、たとえコツコツ利益をコツコツ積み上げたとしても、いつかの日かドカン!と利益が吹き飛んでしまうことが想像ができますよね・・・

こうした悪循環から抜け出すためには、自分自身で「結果的に利益が残せない決済行動をしているんだ」としっかり自覚した上で、損を小さく・利益を大きくしていけるように損失や利益に対する考え方の転換をしていく必要があります(´ー`)

コツコツドカンを抜け出して「損小利大」のトレードへ!

FX初心者の方が、ただ単に損小利大を意識しただけではなかなか実践することが難しいと思いますので、トレードする際は「決済ルール」を設けて、決済行動をよりシステマチックにすると効果的です。

例えば「マイナス20pipsで損切り、プラス40pips以上で利益確定する」といったように、損小利大となるような具体的な数字を決めて、それを徹底していけるようにすることが理想ですね^^

また決済ルールも機械的に数字を決めるのではなく、明確なトレンドが発生しているチャンス相場で、大きな利益が取れそうな場合はその分損失も30pips許容したり、短時間でサクッと30pips狙う時は、損切り幅を15pipsに限定したり・・

許容できる損失リスクと狙う利益のバランスを考えながら、ポジションを建てる前にシナリオ(戦略)を描くことがルールを徹底できるコツになります!

シナリオというのは相場の様々な展開パターンを考えて、エントリーから決済の流れをあらかじめ想定しておくことを指します。

例えるならば、相手の数手先を読んで自分の一手を決める棋士の如しですね(・∀・)!

ここでシナリオの具体例を見てみましょう^^

上の画像のように、エントリーポイントから損切り・利益確定を行うポイントをあらかじめ決めておいて、どちらに値動きしたとしても「想定の範囲内」に収めることで冷静な判断がしやすくなり、決済ルールを徹底していける可能性がぐっと高くなります。

自分も実際のトレードではシナリオを描くことで目先の値動きに捉われずに、含み損は潔く損切りし、含み益は多少の戻りがあってもあらかじめ決めたポイントまでしっかりと伸ばすことが出来ています♪

利小損大のトレードに陥ってしまい、なかなか抜け出せない方は今回の記事を参考に、損小利大のトレードを極めていってほしいと思います!

コツコツ負けていたとしても、負け分を取り戻す利益をドカンと獲得できた時に
「損小利大を続けていければ勝ち続けることが出来る( ゚Д゚)!」
と実感していただけるはずです!

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なおこちらの内容https://海外fxブログ.jpを参考にしております

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