FXのロジカルシンキングとは「具体性」【FXで必要な頭の良さとは】

FXのロジカルシンキングとは「具体性」【FXで必要な頭の良さとは】

今回はFXと頭の良さというテーマでお話していきます!

FXと頭の良さってのは大いに関係あり、「考える力」がなければ相場分析力や自分のトレードを向上させることはできません!

パソコンにアプリとかツールとか色々詰め込んでも、パソコンの処理能力自体が悪ければ宝の持ち腐れになっちゃうのと同じです。

「なるほど…やっぱ頭悪いと頑張ってもFXで勝てないんだな…」

心配いりません(・∀・)ドヤッ

FXで必要な考える力は鍛えていけば誰でも身につけることはできます。

今回は考える力とはなんぞや?ってところから、FXにどう活きるのか?その鍛え方を解説していきます!

頭が悪いけどFXで勝てるかな?って不安な方は是非参考にしてみてください!

すでにFXに挑戦している方も、手法とかインジケーターとか理論とか色々詰め込む前に、これらを処理する自分の脳みそを一度見つめ直していきましょう!

FXで必要は頭の良さとは

まずはFXで必要な頭の良さ「考える力」について解説していきます(・∀・)

「考える力」とは、物事を具体的に考えられる力のことになります。

ロジカルシンキング(論理的思考)とも言われてますね!

具体的というのは物事の因果関係を明らかにした状態のことで、反対語は「抽象的」です。

例えば「調子はどう?」という質問に対して、

→「調子が悪い」だとなんで調子が悪いのか?原因が分からない抽象的な返答であり
→「昨晩食べすぎてお腹が痛いから調子が悪い」だと調子が悪い原因が明らかで具体的な返答

ということになります。

抽象的な返答はなぜ調子が悪いのか原因がわからないので問題を解決することができません。

具体的であれば、お腹が痛いという原因がわかるので、正露丸を飲むなど解決方法を導き出せることができます。

もちろん抽象的であることがすべて悪というわけではなく、概要を伝えたり、イメージを伝えたりする際には非常に便利なので、場面によって使い分けていけば何も問題ありません。

しかしFXの場合は、相場状況の定義を細かくしたり、トレードの根拠や原因を突き止めるために具体的である必要があります。

相場分析の場合で例を出すと、「上昇トレンド」というのは抽象的な定義、「移動平均線3本が上向き、ローソク足が高値更新している」が具体的な定義となります。

上昇トレンドの中にも様々な状況があり、それぞれの上昇トレンドに適切なトレードの仕方というのがありますが、

ひとまとめに「上昇トレンド」と定義してしまうと、細かいテクニカルを認識できずに、ずべて同じトレードで通用すると勘違いしてしまいます。

上昇トレンドだから押し目買いって考え方の人とかは要注意ですね(´ω`)

具体的に何をもって上昇トレンドとするのか?その理由や根拠を自分の中で明らかにしなければ、通用しない相場状況を見分けられないので、負けやすいトレードをしてしまうのです。

自分の中での定義を具体的にすることが大事

初心者さんにありがちな質問に「これは上昇トレンドですか?」というのがありますが、上昇トレンドかどうかなんてのはぶっちゃけトレードにはあまり関係ありません。

勝ちやすい上昇トレンドのような正解を求めたがる人が多いのですが、

・自分の手法にあった相場を見つけられること

がトレードでは重要であり、そのために、

・自分の手法にあった相場とはどういう相場状況か?具体的にテクニカルを定義できること

が必要なスキルです。

「上昇トレンド」は相場状況の1つの種類みたいなものですからね。

トレンドラインを軸に押し目買いが自分の手法なら、

・移動平均線3本を表示してMAを下抜けてる上昇トレンド
・ローソク足だけのチャートにラインを引いて安値を更新してる上昇トレンド

という感じで、判断方法は何でも問題ありません。

インジケーターや手法は何でも良いってやつですね!

要は自分のトレードに合った相場を自分なりに定義ができればそれで問題ないのです(・∀・)

初心者さんだと手法を身に着けてなかったり、相場の定義をすることもできないので、まずは1つの型として本やネットの情報を元に基礎基本を学んでいきますが、

これができたら次は自分がトレードする相場状況を具体的に定義していきましょう!

〈余談〉高学歴はFXに有利なのか?

これは余談ですが、読者さんからこれに関してご質問を多くいただくのでちょっと解説(・∀・)

「高学歴な人はプライドが高くて負けを認められないからFXでは勝てない」

とかって話は聞きますが、ぶっちゃけこれは性格の問題で頭の良さとは関係ないです(´ω`)

「高学歴はプライドが高い」が何の前提なのかわからないのですが、高学歴じゃなくてもプライド高い人っていっぱいいますからね。

むしろコツコツと継続できたり、問題の原因を捉えて解決していくスキルが備わっている人が多いので、高学歴はFXには向いているのかと思います(・∀・)

FXで具体的に考える力の効果

お次は具体的に考えられる力がトレードにどういう効果をもたらすのか?解説していきます!

ただ”具体的に考えればいい”だとイメージも湧きづらいと思うので、FXで活きる例を3パターンご紹介していきます(・∀・)

具体的なFXの効果①:トレードの再現性

1つ目はトレードする相場を具体的に定義できることによるトレードの再現性です。

先ほど解説した相場分析の例と同じなので簡単に説明しますが…

自分がトレードする相場をテクニカル分析を使って具体的に定義することで、トレードが通用する相場、トレードが通用しない相場を見分けることができます。

トレードが通用しない相場を見分けることができれば確率の低いトレードをしなくなるので、勝率の高いトレードに厳選することができるのです(・∀・)

特に勝率の悪い人は、毎回同じ相場状況で仕掛けているつもりでも実はテクニカル的にぜんぜん違う相場ってこともあるので、意識することをオススメします!

具体的なFXの効果②:分析力の向上

2つ目は相場状況を具体的に定義することによる分析力の向上ですね!

相場状況を細かく定義できればそれぞれの相場状況のパターンや傾向が少しずつ見えてきます。

すると自分の手法では手を出さない相場のパターンや傾向も同時に見えてくるので、それぞれのパターンに合わせたトレードをしていくことができます。

1つ目でトレードを厳選して、勝率を高め、この2つ目で色々な相場状況に合わせて仕掛けられる、トレードの引き出しを増やすイメージですね!

なので少し中級者向けではありますが、やることは1つ目と同様、相場状況を具体的に定義することなので、こちらも意識しながらやってみるといいでしょう(・∀・)

具体的なFXの効果③:トレードの課題解決

3つ目はトレード後の課題解決力の向上です!

冒頭で具体的だと原因や根拠が明らかにできる解説しましたが、トレードにおいても悪い部分を具体的にすることで問題点を丸裸にできちゃいます(・∀・)

例えば「エントリーが悪くて勝てない」という改善点があるとします。よくあるやつですね(´ω`)

しかし「エントリーが悪い」だとあまりに抽象的すぎて何がどう悪いのか?イマイチわからないですよね。

・エントリータイミングが早すぎて戻しに巻き込まれて損切りになる
・目先の値動きに惑わされてついエントリーしてしまう

エントリーが悪いのなかにも様々な状態があって、それぞれに改善方法は異なります。

・エントリータイミングが早すぎて戻しに巻き込まれて損切りになる
→チャートパターンなどエントリーの型を覚える
・目先の値動きに惑わされてついエントリーしてしまう
→メンタル管理、「待つ」癖をつける

もちろん基本的なスキルとしてチャートパターンとか覚えるのも大事なのですが、それよりも実際にエントリーにチャレンジして自分の改善点を具体的に解明し解決していくことが重要なのです。

課題を認識して初めてインプットした知識が活きるって感じですね!

ホームランバッターがイチローのマネばかりしていてもなかなか打率が上がらない様に、まずは自分のトレードや長所短所を知ることが大事です。

具体的に自分のトレードを書き出すことがトレード向上の近道と言えます(・∀・)

具体的な思考はこうやって鍛える

ではお待ちかね!最後に具体的な思考の鍛え方について解説していきます(・∀・)

最もシンプルで誰でもできる具体的な思考の鍛え方は言葉を分解することです。

上昇トレンド→【移動平均線3本が上向きでローソク足が高値更新してる状況】
エントリーが悪い→【エントリーが早すぎて戻しに巻き込まれる状態】

という感じで、その理由や根拠、状況、状態を書き出していきましょう!

コツは人に説明して理解してもらえるかを意識することです(・∀・)

人に説明するとなると自分の基準で判断した文章は上手く伝わらないなんてこともありますからね。

また具体的にする際、理屈っぽくなっちゃったり、ただの理由付けになっちゃう人がいますが、

人に説明してわかりやすいかを意識すればシンプルで且つ理由や根拠のはっきりした言葉にできるのでオススメです♪

また本やネットから情報収集したり勉強する際も言葉を分解して意味を正しく理解していきましょう!

ゴールデンクロスしたら買い」のように抽象的な覚え方では、実際の相場で役に立たないですからね。

ゴールデンクロスとは何なのか?なんでゴールデンクロスしたところで買うのか?などその中身まで掘り下げていきましょう!

トレードの振り返り方法はこちらを参考に!
FXスキルが身につく。トレード振り返り方法(・∀・)

思考を鍛えてFXで生き残る

何事も学んだことを正しく解釈できるかってところで差が生まれてきますが、

FXの場合はそもそも確率の世界なので、自分の脳みそまでぼんやりしてると、曖昧なもの×曖昧なものとなってしまって、いざトレードする際に訳わからん感じになっちゃいます(´ω`)

確実にできるところは確実に再現性を表していくことがトレーダーになるためには必要なのです。

そのために必要な思考法を今回はお伝えできたかなと思いますので、ぜひ参考にしてみてください♪

ではでは次回のブログもお楽しみに〜(・∀・)

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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