そもそもFXって何?仕組み・特徴・全体像をわかりやすく解説

そもそもFXって何?仕組み・特徴・全体像をわかりやすく解説
そもそもFXって何?仕組み・特徴・全体像をわかりやすく解説

「働かずにFXで稼いで生きていく」と腹を括ってから、気づけばもう10年以上。今日も変わらず、FXトレーダー生活を満喫しています。

今の自分にとってFXは、毎日の歯磨きみたいに“生活の一部”。でも世間一般のイメージは、まだまだこんな感じじゃないでしょうか。

たしかに、何も分からないまま始めて大きく負けた…という話はあります。
ただ、仕組みもリスク管理も理解せずに突っ込めば、どんなものでも危ないのは当たり前。

逆に言えば、基本を押さえて“普通に”やれば、「いきなり大損して人生終了」みたいなことはそうそう起きません。むしろFXって、お金の知識やリスクとの付き合い方を学べる、かなり実用的な題材だと僕は思っています。

とはいえ、甘い言葉や派手な広告に釣られて、FXの仕組みすら分からないままスタートして、無駄にリスクを背負ってしまう人が多いのも事実なんですよね…(´ー`)

というわけでここからは、FXを一度もやったことがない人でも「そもそもFXって何?」がスッと理解できるように、現役FXニートがガチで分かりやすく解説していきます。

そもそもFXって何?仕組み・特徴・全体像をわかりやすく解説

そもそもFXとは 「Foreign eXchange trading(外国為替証拠金取引)」 の略です。
海外では 「Forex(フォレックス)」 と呼ばれることも多いですね。

…とはいえ、正式名称を丸暗記する必要はありません。ポイントは 「exchange=交換」 という部分。
FXは、各国の通貨を 売ったり買ったり(両替するようなイメージ) して、その差額で利益や損失が出る取引です。

仕組みをざっくり言うなら、FXは 「通貨を、より手軽に両替して差益を狙うもの」 だと思ってOKです。

では、なぜ両替で得したり損したりするのか。
それは、野菜や果物の値段(物価)が日々変わるのと同じように、円やドルなどの通貨の“価格”も毎日動いている からです。

たとえば、同じ1ドルでも

  • 今日は「1ドル=150円」
  • 明日は「1ドル=148円」

というように価値が変わります。
この変動を利用して、安く買って高く売れれば利益に、高く買って安く売ってしまえば損失になる——これがFXの基本です。

今日のドル円相場は、○○円〜△△円で推移しています」といったニュース、たまに目にしますよね。

FXは、こうした日々の値動きを利用して利益を狙う取引です。
基本はシンプルで、通貨の価格が「これから上がりそう」と思えば安いタイミングで買い、上がったところで売る。逆に下がれば損益が出る——この差額が利益(または損失)になります。

仕組みだけで言えば、「安く仕入れて、高く売る」という点で、メルカリの転売と大きくは変わりません

たとえば、こんなイメージです。

  • 1ドル=100円 のときに、1万円分(=100ドル) を買う
  • その後、1ドル=110円 になったタイミングで、持っている 100ドルを円に戻す(=売る)
  • すると 100ドル×110円=1万1000円 になるので、差額の 1000円が利益 になります

…という感じですね。

もちろん、取引できるのはドルだけではありません。FXでは、ユーロポンド(イギリスの通貨) など、世界中のいろいろな通貨を売買できます。

もっと身近な例で言うと、海外旅行のときに 日本円をドルに両替する のも、考え方としてはかなり近いです。
昔、旅行用に替えたドルを、今あらためて円に戻したら「当時よりレートが上がっていて儲かる」なんてことも、普通にあり得ます(´ー`)

こうした通貨の売買を、ブローカー(FX業者) を通して、平日ならほぼ24時間、PCやスマホからポチポチするだけでできる。
しかも、両替よりも 手数料(コスト)がかなり安く、手軽に取引できる——それがFXです。

画像は、実際にFXの取引で使う、FX業者が提供している「チャート」です。

横軸が時間、縦軸が価格——ただそれだけの、かなりシンプルなグラフみたいなものですね。
しかも、画面左上あたりにある売買ボタンを押せば、文字通り“秒で”取引できてしまいます。(´ー`)ほんとお手軽。

ここまで説明してきた通り、FXの基本的な仕組み自体はそこまで難しくありません。

ただ、簡単に始められるからこそ要注意。
仕組みやリスクをよく分からないまま触ると、思っている以上にあっさりお金を失う可能性もあります。

というわけで次は、FXならではの「大きな特徴」を3つほど解説していきます。
ここを押さえると、「FXって結局なに?」がもっとクリアになるはずです。

FXの最大の特徴「少額で大きく動かせる仕組み(レバレッジ)」とは?

FXを語るうえで欠かせない最大の特徴が、「レバレッジ取引」です。
レバレッジとは、口座に入れた資金(証拠金)を担保にして、その何倍もの金額の通貨を売買できる仕組みのこと。少ない元手でも大きな取引ができるため、値動きがうまく噛み合えば効率よく利益を狙えるのが魅力です。

ただし、レバレッジは“利益だけを増やす魔法”ではありません。
相場が逆に動けば、損失も同じように大きくなります。だからこそ大事なのは、レバレッジの仕組みを正しく理解して、自分が取れるリスクの範囲でコントロールすること。

このあと、初心者でもイメージできるように、具体例を使って「レバレッジで何が起きるのか」を分かりやすく解説していきます。

レバレッジを理解するために、まずは「レバレッジなし」と「レバレッジあり」を同じ条件で比べてみます。数字で見ると、一発でイメージが掴めます。

レバレッジなし(現物感覚)の場合

たとえば、口座に10万円入れていたとしても、10万円分の取引しかできません。
ドル円が少し動いたとしても、増える(減る)金額はゆるやかで、「大勝ちもしにくいけど、大事故にもなりにくい」イメージです。

レバレッジあり(FXらしい世界)の場合

一方、レバレッジをかけると、同じ10万円でも「その何倍もの取引」ができます。
たとえばレバレッジ10倍なら、ざっくり 100万円分 の取引ができる、という感じですね。

つまり、相場が思惑通りに動けば利益の伸びも速い。
でも逆に動けば、減るスピードも速い。ここがレバレッジの本質です。

FXは「下がる相場」でもチャンスがある

株の現物取引だと、景気悪化などで価格が下がっている局面は、基本的に「上がるのを待つ」しかなく、利益を出しづらい場面になりがちです。
一方FXは、売りから入れるので、相場が下落しているときでも利益を狙えます。

やり方はシンプルで、

  • 先に売って(売りから入る)
  • 価格が下がったら買い戻す(決済する)

この差額が利益になります。

整理すると、FXの基本パターンはこの2つです。

  • 買い → 売り:安い価格で買って、高い価格で売る
  • 売り → 買い:高い価格で売って、安い価格で買い戻す

普段の買い物って「買う」のが当たり前なので、「え、売りから入るって何?」となりやすいんですが、ここは最初は深く考えなくてOKです。
まずは FXは上がる相場だけじゃなく、下がる相場でも利益を狙える ——この点が分かれば十分です。

(ちなみに株でも信用取引なら空売りはできますが、FXはこの“売りから入れる”のが最初から標準装備、というイメージですね。)

通貨の金利差でお小遣い稼ぎ?スワップポイントとは

そして、もう1つFXならではの大きな特徴が 「スワップポイント」 です。

スワップポイントをざっくり言うと、銀行預金でもらえる利息に近い“金利収入(または金利負担)” みたいなものですね(´ー`)

FXは、通貨を「買う」「売る」の注文を入れたあと、決済するまでは利益も損失も確定しません
そのポジション(建玉)を持っている間、2つの通貨の金利差に応じて、利益(または損失)が日々発生します。

そしてこの金利差による損益が、毎日決まったタイミングで口座に反映されていく──これがスワップポイント(スワップ金利)です。

各国の通貨にはそれぞれ政策金利があり、組み合わせる通貨ペアによって金利差は変わります。
基本的には、金利差が大きい通貨同士ほど、スワップも大きくなりやすい と覚えておけばOKです。

たとえば、「円」や「ユーロ」などの低金利通貨で、「豪ドル」や「トルコリラ」といった高金利通貨を買ってポジションを保有していると、2国間の金利差に応じてスワップポイントが発生します。
※スワップの付与額はFX業者によって異なります。

何もしなくても、毎日コツコツとお金が口座に積み上がっていく――一見夢みたいな話ですが、FXではこれが仕組みとして実際に起こり得ます。

このスワップ収益をメインに狙い、レバレッジを活用して高金利通貨を多めに保有し、数ヶ月〜数年といった長期間ポジションを持ち続ける「スワップトレーダー」と呼ばれる人たちもいます。

もちろん、スワップが入っても、為替差損で大きくマイナスになってしまったら本末転倒。
だからスワップトレーダーは、金利差だけでなく、長期目線での値動き(為替の変動リスク) も踏まえたうえで通貨やタイミングを選んで運用しているんですね^^

このようにFXでは損益が生まれるチャンスが多岐にわたるのです

🤔 月5万?月100万?──FXで稼げる金額のリアルを正直に語る

ここまでで「FXとは何か?」と「3つの大きな特徴」について見てきたので、FXの全体像はだいぶ掴めてきたんじゃないでしょうか?

ただ、これから始めようと思っている人が一番気になるのは、やっぱりここですよね。
「結局、FXってどれくらい稼げるの?」(´ー`)

先に結論を言うと、答えはどうしても 「取引の仕方次第」 になります。
とはいえ今回は、“現実的に確約できる話”というより、FXがどれだけの伸びしろを持っているか(可能性) をイメージできるように考えてみます。

そのときに分かりやすいのが、複利(ふくり) の考え方です^^

複利は本来、利息の計算でよく使われる言葉ですが、FXに置き換えるなら、

  • 元手で利益が出る
  • その利益を次のトレード資金に上乗せする
  • これを繰り返すほど、増え方が加速していく

というイメージ。
うまく連勝できれば、資金が雪だるま式に増えていく可能性があるわけです( ゚Д゚)

もちろん、かなり極端な例にはなるかもしれませんが、
ここから 複利で資金がどう増えていくのか を、シミュレーションでざっくり見てみましょう。

こちらのサイトのシミュレーションツールを拝借しております。
→ FX複利運用計算シミュレータ

資金5万円・レバレッジ100倍で運用し、1回の取引で「0.1円(=約10pips)」ほど取れる前提で複利計算してみると……

なんと、たった10回の取引で資金が約2倍になります。
さらに同じペースで回し続けられたとしたら、

  • 50回で資金は350万円超
  • 100回で約2億7000万円

……という、とんでもない数字になる計算です(((・∀・)))

もちろんこれは、あくまで「計算上はこうなる」というシミュレーションで、負けずに勝ちを積み上げ続けることが前提。現実には途中で負けも入りますし、常に同じ条件で回せるわけでもありません。とはいえ、可能性として完全にゼロかと言われると、そうとも言い切れないのがFXの面白いところです(笑)

複利、恐るべしですね。

ちなみにFX未経験の方だとピンと来ないかもしれませんが、10pips程度の値動きなら、相場によっては数分〜十数分で動いてしまうことも普通にあります。

100回の取引は、やろうと思えば1日の値動きの中でも十分にこなせます。
極端な話ですが、理屈の上では「たった1日で5万円を2億円まで増やすことも可能」という計算になります。

つまり、トレードのやり方次第では、稼げる金額に上限はないということです。

もちろん、これはあくまで“可能性”の話で、現実には常に勝ち続ける前提が必要になります。
それでも、5万円を元手に短期間でここまで増える余地があるのなら、5万円を失うリスクを取る価値はある——そう考える人がいるのも分かりますし、レバレッジはやはり魅力の大きい仕組みだと思います。

 甘い話だけじゃない──FXで「大損する可能性」と向き合う

これだけ稼げる可能性があるなら、「逆に大損して借金を抱えることもあるんじゃないの?」と不安になる人もいると思います。

ただ、FXには多くの場合、資金が一定ラインを下回りそうになるとポジションが強制的に決済される 「強制ロスカット」 という仕組みがあります。
そのため、基本的には口座資金以上の損失(借金)になりにくい設計になっています。

とはいえ、注意点もあります。
レバレッジを最大限にかけた状態で、リーマンショック級の急変動が起きた場合などは、ロスカットが作動するより先に相場が大きく飛んでしまい、決済が間に合わないことがあります。

その結果、ごく稀にですが、画像のように 口座残高がマイナスになるケース も起こり得ます。

その場合、追証が発生し、マイナスになった分は追加で入金して支払わなければならなくなります。

とはいえ、最初に「基本的に借金になりにくい」と話した通り、さらにもう一段のセーフティネットが用意されているケースもあります。

業者によって仕組みは異なりますが、特に海外のFX業者では 「ゼロカット」 と呼ばれる制度を採用しているところが多く、万が一口座残高が一時的にマイナス表示になったとしても、その不足分を業者側が補填してくれます。
そのため、トレーダー側が追加で支払う必要がなく、借金にならない設計になっています。

※日本のFX業者の場合、「ゼロカット」が付いていないケースが多い点には注意が必要です。

まとめると、強制ロスカットや(業者によっては)ゼロカットといった仕組みがあることで、口座資金以上の損失=借金を抱えるリスクは基本的に抑えられます。
その一方で、余剰資金の範囲であっても、レバレッジを活かして大きなリターンを狙えるチャンスがある。これがFXの特徴です。

だからこそ結論はシンプルで、口座に入れるお金は「最悪なくなっても生活に支障がない金額」までにする。これだけで、リスク管理はかなり楽になります。

もちろん、借金をしてFXを始めるような場合は話が別です。資金管理以前に、リスクの取り方そのものを見直す必要があります。

 正しい知識がすべての土台──稼げるトレーダーになるための第一歩

ここまで、FXの基本的な仕組みや特徴、どれくらい稼げる可能性があるのか、そして大きなリスクに対して業者側にどんな安全装置があるのか――そういった全体像を解説してきました。

仕組みをきちんと理解できれば、必要以上に怖がることはありません。
よほど無茶なリスクを取らない限り、借金を背負うような事態は起こりにくいですし、そもそも余剰資金でやるのは、仕組み以前の大前提です。

というわけで、1時限目はここまで。
次回からは、実際にFXを始める手順を見ていきます。取引を始めるまでに必要なものや準備について、分かりやすく解説していきます。

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