今回はみんな気になる「トレンド転換の見極め方」について解説していきます(・∀・)
FXのトレードにおいて最もシンプルであり且つ最強のトレンドフォロー。
頭では分かっていても実際の相場でトレンド相場を捕まえるのに苦戦してしまい、多くのFX初心者がトレンドの見極め方で挫折して退場していきます(´ω`)
しかし!
実はたった1つのこと「過去の値動きを見る」だけで、トレンド相場の始まりは捕まえることができるのです(・∀・)
もちろん相場に絶対は無いので100%ではありませんが、この記事を読み終わる頃には、
『「ゴールデンクロスしたから上昇すると思ったらめっちゃ下がってきた」』
なんてことはなくなるでしょう!
「トレンド相場が全く予測できないぜ!」って方は、ぜひとも今回のお話を参考にしてみてください♪
【大前提】トレンドはリアルタイムで予測できない!
まずは大前提として、トレンド相場はリアルタイムの動いているチャートを見ながら予測できるものではありません。
当ブログにも、
「インジケーターは何を使ってますか?」
「トレンド相場の始まりはどう判断していますか?」
「ゴールデンクロスの見極め方を教えてほしいです」
などなどトレンドフォローに関するご質問をいただくのですが、
これらのご質問には、トレンドは目の前の値動きから予測するものという勘違いをしているといった共通点があります。
・インジケーターの設定にトレンドの始まりを合図するサインがあるのでは?
・ローソク足の動きでトレンドの始まりがわかるのでは?
・本物のゴールデンクロスを見極めればトレンドを捕まえられるのでは?
特に1分足や5分足、15分足あたりの動いているチャートとにらめっこして、先の相場を予測している初心者さんも多いのではないでしょうか(´ω`)
しかし、徹夜して過去検証したり勉強したりしても、動いているチャートから先の相場を予測することはできません。
目の前のチャートは今現在の状況
なぜリアルタイムの相場からトレンドは予測できないのか?
その理由は、目の前のチャートが表しているのは「今現在の状況」だからです。
相場というのは価格の変動なので、一番右側のローソク足は今の価格を表しているに過ぎません。
またインジケーターも過去との対比であり、「過去と比べた今の価格(状況)」を表しています。
初心者さんの中にはインジケーターをたくさん表示させてる人も多いですが、これは「今現在の状況のいろいろな表現」に過ぎないです。
例えるなら、いろいろな言い方で1つの事柄を表現してるみたいなイメージですね(´ω`)
もちろん一般的に言われている傾向はあるので、リアルタイムで動いている価格から未来の相場の手がかりになりそうなものも多少ありますが、情報量としては100あるうちの5ぐらいです。
ゴールデンクロスで買って下落して損切りっていう初心者さんあるあるは、100あるうちの5の情報量でトレードしちゃってるというわけです。
これは判断方法やインジケーターが悪いとかトレードが下手とかではなく、そもそも不可能なことをしているので、
「リアルタイムで判断できません!」
って人は今すぐリアルタイムの値動きからトレンド相場を予測するのはやめましょう!
今現在の状況のみ把握すればOK
ただ言い換えれば、リアルタイムの値動きからは今現在の状況を確実に把握すれば問題ナッシングということです。
今現在の状況というのは、
・ローソク足やインジケーターなどから上がりそうか下がりそうかといった今現在の挙動
・過去と比べた時に今現在の価格が高くなってるか安くなっているか
の2つですね!
先程「リアルタイムの値動きから未来の手がかりになるのは100あるうちの5ぐらい」と解説しましたが、この5を確実に把握することが大切です。
例えば「ゴールデンクロスしているから、直近では上昇傾向にある」とか、「高値更新しているから上昇傾向にある」といった具合です(・∀・)
また相場は上がって下がってを繰り返すのが基本なので、過去と比べたときの今の価格の把握が未来の相場の手がかりになります。
リアルタイムの値動きからはこれらの情報を把握(相場環境認識)ができれば問題なしです♪
今の状況の把握ができればいいので、インジケーターも何を使ってもOK
【トレンド予測の大前提】
・リアルタイムの動いているチャートからトレンド相場は予測できない
→リアルタイムのチャートが表すのは今現在の状況
→リアルタイムのチャートからは今現在の状況が把握できればOK
まずはこちらを理解して、お次のトレンド予測方法へ参りましょう!
【実践】トレンドの予測方法
トレンド相場の予測方法はズバリ「過去の値動きをみること」です(・∀・)
過去の値動きを見ることで、トレンドの始まりを捕まえることができます。
例えばこちらの5分足のトレンド相場
過去にトレンドが始まっているポイントを線で結ぶ事ができるので、次もこのラインからトレンドが始まるのではないか?という予測をすることができます。
これは相場を作っている”相場に参加している人の心理”によって、過去に反発が起きた価格帯が意識されるため、こうした規則性が相場に現れます。
相場に参加している人というのは基本的に「損したくなく利益を得たい」ので、価格の上昇下降が切り替わるタイミングを狙ってるのですね(・∀・)
切り替わるタイミングというのは、テクニカル的な言い方で言えば価格の反発です。
価格の反発についてはこちら!
→FX・エントリーポイントの見つけ方。完全マニュアル
そのため相場に参加している人同様に、価格が切り替わるタイミングを見つけられればトレンド相場の予測はできるというわけです(・∀・)
もちろんトレンド中に乗っかるのもありですが、反対方向へ動くリスクを考えた場合、より多くのお金が集まるポイントで入るほうが安全安心ですからね!
これは相場に参加している人の「損したくなく利益を得たい」心理によって、過去に価格が切り替わっている価格帯のほうが、お金が集まりやすいためです。
たくさんのお金が集まりやすい箇所で自分もエントリーするはFXの真理ですね。
このように価格が切り替わるタイミングは、過去の値動きからパターンを把握することで予測することができるため、トレンドの予測には過去の値動きを見ることが必須なのです(・∀・)
複数時間足の話
「過去の値動きを見る」というのは相場で食っているトレーダーなら誰もがやっていることですが、
1つのチャートを大きくして過去の値動きを見る人は少なく、基本的には上位足を使って過去の値動きを確認します。
5分足を大きくしたチャートは過去の値動きまで遡ることはできますが、ローソク足が小さくなって見づらくなってしまうため、大きな時間足で過去の値動きまで遡っていきます(・∀・)
5分足を大きくしたチャートと上位足のチャートを照らし合わせると同じ値動きになっているのがわかるかと思います。
トレンド相場を捕まえる5分足と過去の値動きを見る上位足の2つ以上の時間足を確認しながらトレードする方法は、
MTF(マルチタイムフレーム)分析と言われています!
詳しくはこちら
→勝つには必須!マルチタイムフレーム分析を徹底解説する。
トレードスタイル毎に確認する時間足はざっくりと以下の通り
トレンド相場を予測する時間足 | 過去の値動きを確認する時間足 | |
---|---|---|
スキャルピング | 1分足 | 5分足〜15分足 |
デイトレード | 5分足〜15分足 | 30分足〜4時間足 |
スイングトレード | 15分足 | 4時間足〜週足 |
もちろん「トレンド相場を捕まえる」「過去の値動きを見る」という目的が明確だったり、そもそも複数の時間足を見ることに慣れているという場合は、どの時間足を組み合わせても問題なしです(・∀・)
トレンドフォローが得意なORZも、普段チャートを見るときは息を吐くようにMTF分析をしています。
トレンド相場の予測にMTF分析は欠かせないので、初心者さんは少しずつ練習して慣れていきましょう。
「時間足毎に相場の向きがばらばらで混乱してしまう!」という初心者さんは、
5分足や15分足を大きくしたチャートと上位足のチャートを照らしあわせながら、時間足の縮尺の関係を学んでみてください。
【この章のまとめ】
・トレンド相場の予測は過去の値動きを見る
→過去の値動きからパターン・傾向を分析し、未来のトレンド発生を予測する
・過去の値動きは大きい時間足で見ること
→MTF分析で時間足の縮尺の関係を理解する
【実践】トレンド予測の手順
最後に今回のお話のまとめとして、トレンド予測手順を解説していきます。
今回は5分足のトレンド相場を狙うことが多い、デイトレードの場合で解説していきます!
まずは1時間足でざっくりと相場を眺めます。
このとき過去の値動きとして、
・全体の状況
・値動きのパターンや傾向(価格の折返し)
を確認しましょう(・∀・)
全体の状況というのは大きく、トレンド相場、レンジ相場の判断ですね!
トレンド・レンジ毎に値動きのパターンや傾向に特徴があるので、いきなり値動きを追いかけるのではなく、まずは全体の状況の確認が必要です。
「トレンド・レンジは判断できてもトレードできない!」ってパターンの人は、次のステップの値動きのパターンや傾向の把握を学んでいきましょう。
値動きのパターンや傾向の分析は、価格が折り返しているポイントに注目してラインを引いていく作業です。
トレンドラインやレジサポラインと言われるやつがここで活躍します(・∀・)
詳しくはこちら!
→トレンドラインの正しい引き方と手法を身につけて勝率をあげよう
→レジサポラインの引き方と手法3段活用!
これらの線が引けたら、今現在の価格がラインに到達するまでじっくり待ちます。
ラインとは反対方向へ言っちゃった場合は分析し直しですが、想定通りラインに到達した場合は、
5分足などトレンド相場を捕まえる時間足に切り替えて、トレンドが始まるタイミングを測っていきます(・∀・)
これがトレンド相場予測の一般的な手順ですね!
もちろん、
・過去の値動きを分析する際の相場環境認識スキル
・トレンドライン・レジサポラインを引くスキル
・5分足でトレンドの始まりを捕まえるスキル
など、この一連の流れの中にもたくさんのスキルが必要です。
このトレンド予測の流れを意識しながら、それぞれのスキルについて学んでみてください(・∀・)
【この章のまとめ】
①1時間足などで過去の値動きを確認する
→全体の状況
トレンド相場かレンジ相場かの判断(相場環境認識)
→値動きのパターンや傾向(価格の折返し)
トレンドライン・レジサポラインを引く②価格がラインに到達するまで待つ
→(反対方向へ行けば分析し直し)
③5分足などトレンド相場を捕まえる時間足に切り替え、トレンドの始まりを判断する
ぜひともこの流れをトレンド相場予測の参考にしてみてください(・∀・)
トレンド相場予測まとめ
【トレンド予測の大前提】
・リアルタイムの動いているチャートからトレンド相場は予測できない
→リアルタイムのチャートが表すのは今現在の状況
→リアルタイムのチャートからは今現在の状況が把握できればOK【トレンド予測の真実】
・トレンド相場の予測は過去の値動きを見る
→過去の値動きからパターン・傾向を分析し、未来のトレンド発生を予測する
・過去の値動きは大きい時間足で見ること
→MTF分析で時間足の縮尺の関係を理解する
【トレンド予測手順】
①1時間足などで過去の値動きを確認する
→全体の状況
トレンド相場かレンジ相場かの判断(相場環境認識)
→値動きのパターンや傾向(価格の折返し)
トレンドライン・レジサポラインを引く
②価格がラインに到達するまで待つ
→(反対方向へ行けば分析し直し)
③5分足などトレンド相場を捕まえる時間足に切り替え、トレンドの始まりを判断する
FXの勉強は相場状況の判断方法だったり、インジケーターの使い方だったりと断片的な学習になりがちです。
そのため実際のトレードの流れのなかでどう活用できるのかがわからず、「GCしたら上昇トレンドだから買う」みたいな、断片的な知識のままトレードしてしまう人が多いのです(´ω`)
ガンダムのプラモデルでも説明書無しにパーツだけ渡されても作ることはできません。
初心者さんはトレンド相場予測の概要を今回の記事で掴んで、今後のトレードに活かしていただければと思います!
さらに!トレンド予測がより精密にできるようになるFX道場なるものも開催しておりますので、ぜひこちらへも遊びに来てみてください!
ではではまた次回(・∀・)!
読者様へ
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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております
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