FX初心者が大損しないために!あるあるパターンと対応策を解説

FX初心者が大損しないために!あるあるパターンと対応策を解説

『FXはじめてたばかりで、なかなか本番トレードに踏み出せません。

何百万もの資金を失うなんて話もあって、私も大きな損失を出しちゃいそうで怖いんですが、何に気をつければいいのでしょうか?』

たしかにFXってネットで調べると「一瞬で数百万が溶けたでござる・・」みたいな話もゴロゴロ転がっていますからね。

FXをまだ深く知っていない人からすれば、めちゃめちゃ危ないものだと認識しちゃうのも無理ありませんね(´Д`)

でもご安心ください。
こうした大損というものはFXの基礎中の基礎さえ抑えておけば簡単に回避できるものです^^

この記事を見ておけば、逆に大切な資金が一瞬で溶けるような大損をする方が難しい、となるはず。

また、一撃で大損しないにしても徐々に資金を減らしてしまう場合の「対策」も解説してみたので、参考にしてみてくだされ(´ー`)

ではズバッと見ていきましょう♪
前半は超初心者さん向けなので、んなことは知ってるぜ!という方は目次から飛んでくだされ。

前提のお話:シンプルに入金額を考えてから入金する

そもそもの話、FXトレードというものに元本保証なんてものはございませぬ。

トレードで大きな利益を得られることはもちろんありますが、大きな損失を負う場合も当然あります。

なので、最悪損して無くなっても大丈夫な資金を決めて、その分だけ入金しFXをはじめていきましょう!

もはやこれだけでも自分自身が想定していた以上のお金を失う可能性をグッと下げられます。

間違っても大事に大事に何年も貯めてきた貯金を全額突っ込むとかはやめましょうね(´ー`)

口座開設時とかにリスクについての注意喚起がしてあったりするのですが、初心者さんほど意外にも大胆な資金を突っ込んでしまったりするので、入金額はよくよく考えて計画的に!

とまあ、これで質問してくれた方の悩みは解消できた気もしますが、これだけだと流石に味気ないので、もうちょっと踏み込んだところも見ていきましょう♪

続いては実際のトレードで気をつけるべき「3つのポイント」を順々に書いていきますよ〜((((((((っ・ω・)っ

①資金に見合ったロット数(=取引金額)を設定すべし

実際のトレードで、はじめに気をつけたいのが『取引金額(=ロット数)』です!

ロット数とは、簡単に言えば掛け金のことを指します(・ω・`)

まずは下の表でロットに対する値動き1pipsあたりの損益金額を覚えちゃいましょう^^

※通貨ペアにより多少上下します

このように大きなロット数を掛ければその分、大きな金額の利益・損失になるので、トレードする際はこのロット数をバッチリ考えて設定することで、想定以上の大きな損失を防ぐことができます。

逆に、ロット数をテキトーに設定しちゃったり、利益にばかり目がいき損失リスクを負いすぎて自分の資金に対して大きすぎるロット数を設定すると、一瞬で大金を失うことになるので注意が必要です(・ω・`)

とは言えかつての私のように「どう設定すれええねん」という方や
「考えて設定してるつもりだけどつい無茶しちゃう」という方も多いと思うので、

続いてはこの数量設定する際の失敗パターンと、その対策をみてみましょう。

①-1資金に対するロット数をいくらにすれば良いのかわからない時

1番やってしまいがちなのが、そもそも「ロット数をどのくらいに設定すればいいか」わからないまま走り始めちゃうパターンですね!

私もFXをはじめたばかりの頃、どのくらいのロット数にすればいいかよくわからず、、、

テキトーに10ロットくらいでポジションを持ってしまって、ものの5秒で数万円の含み損を抱えて焦ったのは今でも覚えてます。゚(゚´Д`゚)゚。

こんな凡ミスで大切な資金を溶かしてしまうのは非常にモッタイナイので、ぜひ良い子の皆さまは真似しないように!

具体的な対策方法としては・・

☆自分の性格を把握し、目標金額を決めた上で適切なロット数を逆算して決める!

やはり、そもそもの資金自体もそうですが

・そこそこリスク取ってでもガッツリ稼ぎたい人
・初心者だからなるべく小さい損益でリアルトレードに慣れてたい

などなど、その人のトレード時の環境や目的・目標・技術レベルによって適切と考えられるロット数が違いますので、一律でこのロット数が良いといった「正解」があるわけではありません。

しっかりと自分の目標金額やトレードできる時間などを考慮して「このくらいのロットが自分自身にあってるな」という基準を決めることが大事です。

とはいえ、いきなり基準を決めるとなると「むーーーん」と悩んでしまう方も多いと思うので、教科書的な基準の

「資金に対する1トレードあたりの損失許容量 2%」

こちらをまずは参考にロット数を決めると良いと思います^^

別に一発で最適解を決めなくとも、トレードを重ねていくうちに微調整していければOKです(´ー`)

①-2負けが続いてきて、一発逆転を狙いたい気持ちに駆られた時

自分にあったロット数でトレードを始めたとしても油断は大敵。

ロット数を意図せず引き上げやすいタイミングとして「一発逆転を狙いたい衝動に駆られた時」にも気をつけましょう(・ω・`)

普段のトレードでは自分の資金に合わせたロット数で取引できていた人でも、負けトレードが5回・6回と続いてくると

「このままじゃダメだ!どうにか取り戻さなくちゃ!」

という焦りが出てきてしまい、結果ロット数を無理やりあげて一発逆転を狙おうとしちゃいがちなのです。

自分も似たようなケースでやらかした経験があるので気持ちはすご〜くわかります!!

でも私の経験から言うと一発逆転を狙ったところで上手くいった試しはないですし、運に左右される要素がデカくなりギャンブルと変わらなくなります。

運が良いと負けを帳消しにできたりしますが、こうした場面で毎回運任せにしてたらいつか資金を吹っ飛ばすのは目に見えていますよね。

かと言って、感情を完璧に抑え込むのは難しいので、感情が邪魔をして冷静な判断ができないような状況に陥ったら、1度冷静になる時間を作ったほうが得策です(・∀・)

具体的な対策方法としては・・

☆焦ってポジション持つ前に声に出して15秒間数えること

これは、あのタモリさんがタバコをやめた時につかったらしいマインドセットですね。

数字を数えることに意識を向かせて他のことを考えなくさせることで、冷静な頭の時にはやらないであろう無茶なロット数でトレードしたい欲を客観視できるようになるって感じです。

実際「人の欲は15秒で消える」と言われていますし、一度冷静になる瞑想タイムを取ることで無駄な衝動を押さえていきましょう(´ー`)

15秒じゃ大して相場も動きませんから、超高速スキャルでもない限りトレードに大きな影響はないと思います。

そのロット数はちゃんと冷静な頭で考えたものであるか?そもそもそのエントリーポイントは適切なところで仕掛けようとしているのか?

じっくりと考えてからポジションを持っても遅いということは全然ないですよ(・∀・)!

①-3ちょっと勝ち始めて、さらに稼ぎたいという欲が出てはじめた時

あとは少しずつトレードが上手くいきはじめ「もっと稼ぎたい!」という欲が出てきた時が意外に危ないんですよね(´;ω;`)

もちろん、勝って資金が増えてきたらロットを上げていくこと自体は全然良いことです(・∀・)

だがしかし。
ここで欲が出て大きくロットを上げすぎてしまうのが人の欲というもの。

「勝って兜の緒を締めよ」と言われているように、今一度ポジションを持つ前に適切なロット数かどうかを確認しましょう!

ただ、これだと分かっちゃいるけどやっちゃうんだよという方もいると思うので

具体的な対策方法としては・・

☆ある程度資金が増えたら出金する

というもの一つの手です!
資金10万円で始めたら元手の10万増えた時点で回収したりして、手元に資金を残していきましょう♪

出金してトレード資金が減ることでロット数を無茶にあげにくくなるし、安全圏に資金を残すことで心に余裕も生まれやすくなると思います(´ー`)

また、海外の口座であれば高いレバレッジを効かせることができるので、資金の一部を出金したとしても極端にロット数を減らしたりする必要がなくなります^^

ハイレバレッジが危険という話は其処彼処で耳にするかもしれませんが、使い方さえ間違えなければ便利なシステムです!

こうしたシステムも味方に資金をコントロールして無茶なロットを持たないようにしていきましょう(´ー`)

② 値動きが激しい時はより良いチャンスまで待とう!

次に気をつけたい大損のシチュエーションは『指標発表や要人発言などの激しい値動きに巻き込まれちゃうパターン』です!

相場の値動きというのは、いつも安定した動きをしているわけではなくて・・

時には、こんな感じで一瞬で巨大なローソク足が登場したり、上下に乱高下するような値動きが定期的に入ります(´゚д゚`)アタフタ

これは為替相場に強い影響を与える「経済指標の発表」「要人発言」「経済ニュースの発表」などにより、相場の売買が集中することで起こる、いわば相場の一大イベントです!

上下に大きく値動きが振れるということは、たとえ掛け金が小さかったとしても瞬間的に大きく値動きになる分、一瞬で大きな損失を抱えることにも繋がtちゃいます。

巻き込まれないようにすることが大切ですね(・ω・`)

重要指標を把握しておこう

1番やってしまいがちな失敗としては、「気づかぬ間に大きな値動きに巻き込まれてしまうパターン」だと思います(・ω・`)

そもそも重要指標や要人発言によって相場が大きく動くという事実を知らなかったために、突然現れた大きな値動きに巻き込まれてしまうというわけですね!

実は、こういった相場の一大イベントは「いつ発表されるか」を事前に発表されているため、トレード前にその週のイベントをチェックしておけばしっかりと回避することができます(・∀・)

具体的な対策方法としては・・

☆まずは重要指標を事前に調べる
☆重要指標や要人発言がある時はポジションを整理する

③ 含み損の放置による大損

最後に、気をつけたいのが『損切りせずにいつまでも含み損を抱え続けちゃうパターン』です!

損切りとは一般的に「含み損」となっているポジションの損失を確定(決済)し、それ以上の損失を防ぐことを指します。

FXはポジションを決済して初めて実際の資金が増えたり減ったりしますので、決済注文を出さない限りは損にも利益にもなりません!

が、だからといって含み損を放っておいてしまうと・・

ずーっとマイナス方向に動き続けて、そのまま資金が一発でなくなってしまう『強制ロスカットという大損』のリスクも含んでいます(´ー`)

強制ロスカットを免れたとしても、ずーっと含み損のポジションを持ち続けるための資金をキープしておかないといけないので、運用効率もすこぶる悪くなりますからね!

その上、必ずしも利益方向に帰ってくるとは限りませんので、ほぼデメリットしかありません。

なので自分の予測に反して損失方向へと大きく値動きしてしまった場合は「このポジションはダメだな」と見切りをつけて、傷が浅いうちに損切りをすることが重要なのです!

『こんな当たり前のことくらい、誰でも知ってるだろ。何を大げさに言ってんねん(・∀・)!』

と、ツッコみが入ってきそうですが、実際のトレードでは多くのトレーダーさんが損切できずに失敗しちゃうケースが非常に多いのです。

夜中にがっつりラーメン食べることが健康に悪いことは誰もが知っているのに、ついつい食べちゃうのが人間というもの。

そんな訳で、この損切の失敗が起こりやすいポイントとその対策も具体的にみていきましょう!

③-1損切くらい手動でできるだろうと己を過信する時

FXはじめたての頃にやってしまう失敗としては、「手動で損切タイミングを決めよう」としている時ですかね(´ー`)

一見するとあらかじめ決めていたポイントになったら、決済ボタンを押せばいいだけなので、そんなに難しそうなことには見えないかもしれません。

が、実際のトレードでいざ損切しようとすると、どうしても

「あとちょっとだけ待ってれば・・・反転してくれるんじゃないか

といった感じで、自分の見立てに執着してしまい、なかなか損切に踏み切ることができず。

結局、出来ずにズルズルと含み損を増やすことに繋がってしまうのです(;ω;`)

そんなことを繰り返していたら毎トレード必要以上に損失を出すことになったり、気づいた時には自分の想像をはるかに超えるような含み損を抱えてしまうことで

強制ロスカットまっしぐら

なんてことにもなりかねませんからね!

具体的な対策方法としては・・

☆毎トレード決済逆指値を入れて、自動で損切される仕組みを作る

やっぱり自分の判断にすべて決めようとすると、どうしてもトレード中に迷いが生まれてしまいますからね!

ポジション持ってからの迷いをなくすためにもエントリーと同時に決済逆指値を設定して、自動で損切される仕組みを作っておくのがいいと思います(・ω・`)

「どのあたりに決済逆指値を置けばいいか?」など具体的な解説はこちらの記事にまとめているので、良かったら参考にしてみてください♪

③-2 勝率が悪いところでエントリーしちゃっている時

これは毎トレード損切りができるようになった後のお悩みですね!

トレードにも慣れてくると自分ではいいポイントでポジれているように見えて、実は勝率の悪いタイミングでエントリーしちゃってた。

そんな残念なトレードが続いてしまい、「損切された後に見立てた方向に動くケース」が増えることがあります(・ω・`)

そんな時って「それならば損切ラインを取ってしまえば、自分の見立てた方向に動くのでは?」という誘惑に駆られてしまいがちで、損切ラインを撤廃したくなるんですよね^^;

んが!実際にやってみると案外見立てた方向には動かないもので(;^ω^)

このたった1回の誘惑に負けた時に限って、寝落ちしちゃったりそのまま大きく逆行してしまったり、結果として大きな損失を出してしまうことに繋がってしまうわけです。

せっかくコツコツと積み上げてきた資金が一気に崩れ去るなんていやですからね!

こういったお悩みにぶち当たった時には、損切ラインを取っ払うなんて無茶なリスクを背負うのではなく、一度エントリータイミングを見直してみるのがいいと思います(・∀・)

具体的な対策方法としては・・

☆エントリータイミングが適切かどうかを見直す

相場の見立てやエントリーポイントが合っていても、ちょっとしたタイミングの差で損切になってしまっているなんてこともあるので、一度

「勝率の高いエントリータイミングでポジションを持てているか?」

を確認してみるといいんじゃないかと思います(・ω・`)

ORZのエントリータイミングについてはブログ内でもまとめたことがあるので、トレード続けていく中でこの悩みにぶつかることがあれば参考にしてみてください♪

まとめ:大損は考えてトレードすれば自ずと回避可能

というわけで、今回はFXデビューから想定外の大損をなるべく回避し、トレードを続けられる方法を解説してみました(・ω・`)

まとめると

  1. まずは無茶しない入金額を入金
  2. ロット数がわからない時 → 資金の2%に抑えてみる
  3. 負けてロットを上げたい時 → 15秒声に出して数えてみる
  4. 勝ち始めて欲が出た時 → 出金して手元に残す
  5. 激しい値動きに巻き込まれないように経済指標を把握する
  6. 手動で損切りせずに決済逆指値を設定する
  7. 損切り貧乏になって来たら → エントリータイミングの見直し

って感じです(・∀・)

はじめは分からないことも多く、心配になってしまう部分もあると思いますが、こういったハイリスクなトレードにさえ気をつけておけば、まず自分の資金を全額溶かしちゃうようなトレードにはなりません!

なので安心してリアルトレードで経験を積んでいってくだされ^^

ただ、いくら大きな損失が回避できるようになったとしても、やっぱりFXは資金を増やしてなんぼの世界です。

防御力をある程度高められたら、攻撃力も鍛えてバランスの良いトレードを目指してみてください^^

例えば相場環境認識やエントリーポイントの勉強を重ねながら、しっかりとトレードスキルを磨いていきましょう!

このあたりはブログ内でもまとめているので、1人で黙々と進めてみるもよし!

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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