FXのポジポジ病克服方法4選!初心者が気づかない症状とは?

FXのポジポジ病克服方法4選!初心者が気づかない症状とは?

今回はポジポジ病の原因と克服する方法4つを、初心者さん目線で解説していきます!

ポジポジ病とは余計なポジションをたくさん持って資金を減らしてしまう状態のことで、特にトレード覚えたてのFX初心者さんが陥りやすいですね。

ポジポジ病が厄介なのは、その症状を自分で自覚するのが難しいという点。

自分ではちゃんと考えてトレードしてるつもりでも、客観的に見たら実は余計なトレードばかりってこともあるんです(´ω`)

なので今回は
・ポジポジ病に陥る人の行動
・ポジポジ病になる原因
・解決策
などをそれぞれのパターン毎に解説していきます!

自分を客観的に見ることができないとFXで勝つことはできません。

この記事で解説するポジポジ病の4つのパターンを是非自分自身と照らし合わせながら読んでみてください(・∀・)

チャンスを逃したくない!という心理からポジポジ病へ

まず1つ目は、チャンスを逃したくないという心理からポジポジ病になるパターン。

テクニカル的に根拠が薄いポイントでも、「もし見送って思っていた方向に伸びていったら利益を逃してしまう…」という心理から、ついつい勢いでエントリーしてしまうケースですね。

グイグイ伸びてるからとか、目立つラインに差し掛かってるから、という理由だけでポジションを持って後悔した経験を皆さんもお持ちではないでしょうか?

このパターンの原因は”得するよりも損したくない”という人間の心理が影響しています。

「利益が欲しいという欲よりも、エントリーを見送り利益を得る機会を逃すという損をしたくないという心理が無意識に作用しているのです。

「当たる確率は低くても機会損失したくないからとりあえず宝くじを買う」という行動もこの心理が影響していますね。

なのでこのパターンでついポジションを持ってしまう人は、機会損失をしないためにポジションを持つので、
・どこで決済するか
・何pips狙うか
などのトレードの出口を考えずにエントリーするという特徴があります。

どこで決済するかや、戦略を考えずに、とりあえずエントリーと利益のことばかり考えてしまう人が陥りやすいと言えますね(´ω`)(´ω`)

焦らない&トレードの準備をしよう

チャンスを逃したくないと、ついエントリーしてしまう人は、

・焦らないこと
・準備すること

を徹底していきましょう!

相場というものがなくなることはありませんし、コツコツと相場と向き合っていけば、チャンスはこれから何億回と訪れます。

FXの本質は1つのトレードで勝つことではなく、利益を残し続けることなのに、目の前のリスクの高いポイントに飛びついてしまうと資金がなくなって、

これから訪れるチャンスでトレードできないなんてことにもなっちゃいますからね。

長い目で見てトータルで利益を残すためにどうすればいいかという意識を常に持って、得体の知れないチャンスに対して焦らず立ち回れるようにしていきましょう!

また、「チャート観察→相場分析→トレードを考える」という工程に時間がかかる人ほどチャンスを掴めなかったり、チャンスが訪れると焦りやすくなります。

こうした準備を普段からしておくことで、いざトレードするときに焦らないようになりますからね(・∀・)

人間の感情を揺さぶるFXこそ感情のブレを無くすためにできる限りの準備はしておくことが大切ですよ〜!

それでも時間がないって方は準備&予約注文(IFD,OCO)も活用していきましょう!

損失を取り戻そうとしてポジポジ病へ

2つ目は損失を取り戻そうとして勢いでポジションを持ってしまいポジポジ病になるパターン

トレードで負けると、負けた金額を取り返そうとしてあらゆるところでエントリーしてしまい、結局資金を減らしてしまうってやつです。

特にじっくり考えた自信のあるトレードで負けてしまうと、やけになってその後ポジポジしてしまうというケースが多いです。

これはサンクコスト効果といって、すでに支払って戻ってこない時間的、労力的、金銭的なコストを取り返そうとしてしまう行動心理が大きく影響しています。

※別名、コンコルド効果とも言います。

「埋没費用効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。※Wikipediaより

ギャンブルでお金を注ぎ込みすぎて後に引けなくなる状態と同じですね(´ω`)

人間のショックの大きさというのは理想と現実のギャップの大きさが関係しているので、

勝てると思っていたトレードで負けるとメンタル的なショックが大きく、無意識のうちにその後の行動まで至ってしまうのです。

そのため感情的になりやすい性格の人だったり、そもそもトレードで勝つことに大きく期待しちゃう人がこのパターンに陥りやすいといえますね(´ω`)(´ω`)

損失は勉強代&他の支出を減らす

このパターンでポジポジ病になってしまう人は、

・損失を取り戻そうとしない
・トレード損益以外で支出を減らす

といった対処法を試してみてみましょう!

トレードは確率なので適当にポジションを持っても必ず負けるとは限りません。しかし適当にポジションを持つのはギャンブルと同じですし、確率の世界なのでその後の損益がどうなるかは誰にもわかりませんよね。

ただ1つ確実なことは、取り戻そうとして勝てるリターンよりも、更に負けて損失が膨らむリスクの方がダメージが大きいということです。

例えばあるトレードで「勝てば夢が叶う、負ければ地獄」であれば期待値は五分五分と言えますが、
既に損失を抱えている状態だと「勝てばちょっと楽、負ければ地獄」と、そもそも期待値がマイナスです。

冷静ではない状態でこんな勝負をするとなると結果は目に見えてますよね(´ω`)

トレードで負けたときは損失を取り戻そうとしないということがダメージを最小限に抑える対処法というわけです。

また自信のあるトレードで負けた悔しい気持ちを力に変えるのではなく、そもそも自信を持ちすぎないことも必要だと思います。

やはり確率の世界なので、希望を持つことも大切ですが、必ず勝てるとは限らないという意識を常に持ってニュートラルな気持ちで淡々とトレードしていきましょう。

それでも損失額が気になってしまうという人は、トレード以外の支出を減らすというのが現実的ですぐ実践できる対処法なのでおすすめですね!

たくさんお買い物をしてしまって罪悪感があると、その後は贅沢をちょっと控えるのと同じ様に、

トレードで負けたときにトレード以外で支出を減らすことで、自分の収入と支出のバランスを取ることができるのでメンタル的にも楽になりますよ〜(・∀・)

トレードすることが目的になりポジポジ病へ

3つ目はトレードすること自体が目的となってしまい、ポジポジ病へ陥るパターン

ポジポジ病のパターンの中でも一番症状を自覚するのが難しいケースですが、

例えば中期足の押し目買いを自分のトレードとしていた場合、押し目を見つけると、その押し目が優位かどうかという視点ではなく、

その押し目でトレードするためにその他の根拠を後付で自分の都合の良いように解釈してポジションを持ってしまうというケースです。

このケースでは、例えば中期押し目買いなら1日に1~2回ほどしかポジションを持たないので、一見ポジポジ病と認識しづらいのですが、

連敗続きとか、いくら自分なりに考えてトレードしても負けるという人は要注意ですね!

このパターンでポジポジ病になる人は、チャートを見る際、相場の流れを把握するのではなく、無意識のうちに自分がトレードできる所ばかり探してしまうという特徴があります。

また自分のトレードや手法を磨こうとせず、ただチャンスばかり探してしまう状態なので、

自分を客観的に見ることができなかったり、1つのことに固執して視野が狭くなってしまう人が陥りやすいと言えますね(´ω`)(´ω`)

自分の手法を磨く

このパターンでポジポジ病になってしまう人は、

・とにかく自分の手法を磨く

ことを意識していきましょう!

そもそも手法というのはエントリーするための指標なだけで、その通りにやれば必ず勝てるというものではありません。

初心者さんが「なんのインジケーター使ってるんですか〜?」という質問をする光景をよく見ますが、やはり最初は誰もが「手法こそが勝てる鍵」だと思いがちですよね(´ω`)

しかしどんな相場でどういうトレードをすれば勝てるのか、トレードと振り返りを積み重ねながら手法を再現性あるものにしていく必要があるんです。

何が正しいトレードで何がダメなトレードなのか判断するのは難しいのですが、勝てるトレードと負けるトレードを照らし合わせながら状況や条件をあぶり出していきましょう!

トレード戦略を考えてるつもりでも実はただトレードするための都合を立ててるだけなんてことがあるので、特にシナリオを描くことや、ポジションが決済された後も相場を観察する習慣をつけてみてください(・∀・)

振り返り方法はこちら↓↓↓
FXスキルが身につく。トレード振り返り方法(・∀・)

トレードシナリオを描く方法はこちら↓↓↓
シナリオを描く必要性と相場展開のイメージを膨らませる3つの視点とは?(・∀・)

なんとなく利益が出るかもという思い込みからポジポジ病へ

4つ目はなんとなく利益が出るんじゃないかという思い込みでポジションを持ってしまい、ポジポジ病になるパターン。

FXを始めてすぐビギナーズラックで勝ててしまった人にありがちなケースですね。

このケースでポジポジ病になる人は5分足など小さい時間を眺めながら目先の値動きに飛び乗る特徴があります。特に経済指標時の値動きでポジポジしちゃうことが多いですね!

またトレードを始めてから大きな損失を経験してないからつい小さな値動きでポジポジしちゃう、ある意味怖さを知らない状態ともいます。

この状態だと仮にポジポジして勝てたとしても、資金が溜まったタイミングでLot数を上げて、目先の値動きに飛びつき、結局資金ゼロにしてしまう、いわゆるコツコツドカンにも陥りやすいです。

なんとなくでポジポジしてしまうので楽観的で割と何事も器用にこなすような人がこのケースでポジポジ病になりやすい傾向にありますね(´ω`)(´ω`)

慎重になる&最悪のケースを想定する

このパターンでポジポジ病になってしまう人は、
・慎重にトレードする
・逆行のシナリオをイメージして最悪のケースを想定する

ことを意識していきましょう!

ここで言う慎重というのは、臆病になってポジションが持てないではなく、分析からエントリーまでしっかり時間をかけて1つのトレードに望むという意味です。

考えれば勝てるというものでもありませんが、大事なのはじっくり時間を掛けてトレードするということです。

FXではエントリーして利益が出る瞬間なんてほんの一瞬で、その一瞬のために準備して時間を掛けて望むものです。

勝てるトレーダーもチャートを見た瞬間にすぐエントリーして利益が出てるわけではないですからね。

また自分の思い込みは捨てて、逆行するシナリオも描くことも癖づけていきましょう!

逆行する場合の値動きをイメージするだけでも勢いでトレードすることはなくなります(・∀・)

最悪のケースを考えれば損切りの設定も忘れないですし、トレードを厳選する意識が身につきますからね!

ダメージが大きくなる前に丁寧にトレードする習慣を身につけていってください(`・ω・´)ゞ

まとめ

ポジポジ病は一度経験して未だに相場で生き残ってるトレーダーだけが自覚できるなので、初心者さんが気をつけようとしてもそもそも難しいかもしれません。

ただポジポジ病の原因を解明することは、ポジポジ病だけでなく、トレード全体へ良い効果がありますので、今回のお話をもとに自分自身を見つめ直してみてください(・∀・)

また欲を無くすだとか冷静になるだとか抽象的すぎる解決方法ではなかなか状況は変わりませんからね!

今回のお話をもとに自分の性格や状況、パターンなど照らし合わせて、トレードを改善していきましょう!

読者様へ

ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

1日1回の応援クリック情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。


為替・FXランキング

FXトレードについてカテゴリの最新記事