“節目”と”短期トレンド”を味方に。中期の戻しを狙う逆張りトレード

“節目”と”短期トレンド”を味方に。中期の戻しを狙う逆張りトレード

先週までは中期的に綺麗なトレンドを形成していたので、前回のトレードでもバッチリその流れに乗っかってモロタできたのですが・・・

いまはそんな中期的なトレンドも一服。「押し目買い・戻り売り」ポイントまでの戻し局面に入っていることもあり、なんともチャンスが見つけづらい相場ですこと(´д`)

また1時間足や4時間足などの戻しを待つとなると、少なくともエントリーできるまでに1〜2日は時間がかかってしまいますし、エントリータイミングにピンポイントで出くわせる保証もないし、、

こ、こんな時、どないすりゃええねん・・( Д )

と、傷心気味のトレーダーさんも多かったんじゃないかと思います。

そこで、今回は視点を変えた『中期の戻しを狙った逆張りトレード』という戦略を立ててみたので、この時のトレードを解説していきます!

「なかなかチャンスが見つからんぜ。。。(´・ω・`)」という方、ぜひ今後のトレードの参考にしてみてくだされ〜♪

節目を味方につけて、トレンドの戻しを狙った戦略立て

では、本日も相場の見立てから振り返っていきましょう。今回は昨日の15時くらいからユーロドルでポジションゲットしました(・∀・)

昨日の通貨ペアの動きとしては、お昼から夕方あたりにかけて徐々に欧州勢(ユーロ・ポンド)の買いが先行してたので、その流れに乗っかってしまおうという算段です。

さっそく長期足さんからチェックしていくと・・

《ユーロドル:日足》

長期足の日足は上昇トレンドから転換中の局面ですね。

直近の値動きはレジサポラインで価格がばっちり反発して上向きに向っている局面であることからも、ここから上昇の勢いが期待できそう!

《ユーロドル:週足》

またこの価格帯は、週足でも上昇トレンド中の節目の1つ、移動平均線50の押し目買いポイントに差し掛かっていることからも、一時的に下落の勢いが押さえられる可能性は高そう。

そこで4時間足のチャートを見ていくと、

《ユーロドル:4時間足》

移動平均線(SMA)3本が下向きですし、モックモクの下降雲が展開していることからも、相場状況としては下降トレンドの真っ只中

流れとしては移動平均線50をブレイクして、移動平均線100への戻しに向っている局面でもあるので、SMA100からの戻り売りポイントまで引きつけるのも1つの手です。

ただ、SMA100までの乖離幅は60〜70pipsほど開いていますし、週足・日足の相場状況をチェックする限り、一時的に下落の勢いが押さえられやすく、上昇の勢いも期待できそうな局面。

それならばちょいと視点を変えて、この乖離幅を埋める動きを期待して、短期的に買い目線で狙っていけないだろうか?という目線で考えていました。

とはいっても、中期的な下降トレンドには思いっきり逆らう戦略になることからも、闇雲に仕掛けていくのはややリスク高め。なので下位足の相場状況次第で乗っかるかどうか決めていきたいところ(´д`)

そこで短期足の相場状況をチェックしてみると・・

4時間足では直近の値動きではSMA100に向かって、上向きの流れが続いていたため、下位足の30分足では上昇トレンドを形成中!

これだけ明確な上昇トレンドを形成しているのであれば、この流れが継続する限りは4時間足のSMA100までの乖離幅もサクッと狙っていけそう。

また直近の値動きに注目すると、SMA20でべったり絡み合っていることからも、ここらでまた下落の勢いが押さえられるのであれば、この上昇トレンドにも乗っかっていけるかも(・∀・)

というわけで、ここまでの見立てをまとめてみると・・

【今日のトレード戦略】
日足:レジサポラインで反発しているため、短期的な流れは上向き
週足:上昇トレンド中の節目で、下落の勢いも押さえられそう
4時間足:下降トレンド中SMA100までの乖離幅60〜70pipsは狙える?

↓↓↓そこで!

30分足:SMA20の押し目買いで上昇トレンドの勢いに乗っかろう

中期の4時間足の相場状況だけで判断すると少々リスキーな局面ではありますが、上位足・下位足の相場状況を見ていくことで、下落のリスクが低く、しばらく上昇の勢いが続いてくれそうな流れであることもわかりました。

まぁ、もしも途中で流れが変わってしまって、30分足のトレンドが崩れてしまったら、サクッと損切してしまえばいいだけですからね(´~`)

各相場状況で買いエントリーを味方してくれるだけの根拠は揃っているので、あとはこの流れに乗っかるエントリーポイントを短期足で探していきますぞ!

短期足は、勢いが押さえられたら乗っかろう!!

より細かい値動きを5分足でチェックしていくと…

《ユーロドル:5分足》→エントリー前

この時の5分足はこんな感じ!移動平均線の向きや上昇雲から上昇トレンドと判断してます^^

価格は高値からスコーンと落ちてきているものの、30分足のSMA20ラインでは過去に何度も跳ね返っているので、今回もここで反発してくれたら狙っていきたいところ。

相場を見守ること数分・・

《ユーロドル:5分足》→エントリー直前



《ユーロドル:5分足》→エントリー直後

30分足のSMA20ラインで価格が押さえられ、そのまま上昇の勢いが出てきたので

ここですかさず・・・

1.19619でポジションゲット(・∀・)!

決済逆指値はマイナス20pipsで設置。30分足のSMA20の外側に置いておきました^^

《ユーロドル:4時間足》

『4時間足のSMA100までの戻しを狙う』というのが今回のトレード戦略の主軸。

とはいえ、4時間足の大きな流れは下降トレンドですし、あんまり欲張りすぎてSMA100の際っきわまで狙ってしまうと、逆行してくる可能性も考えられるので、SMA100のちょい手前あたりに決済指値を設置しておきました〜(´д`)

ここまでやっておけば、あとは相場を見守るのみ。

果たしてどんな展開が待っているのか・・後半へ続く!

すべては シナリオ通り・・のはずが

《ユーロドル:5分足》→14日の20時くらい

こりゃ完全にモロタコースですな(・∀・)ニヤニヤ

エントリー直後こそ-10pipsくらい逆行してたので、やや冷や汗をかきましたが・・その後はどうにか持ち直し、気づけば+25pipsまで到達!

この調子なら邪魔者が入ってくる気配もなさそうだったので、あとは決済指値くんにお任せしてORZは早めのゲームタイムに突入しちゃいました。

このあと、そんなイージーモードが一変してしまうとは露知らず。

《ユーロドル:5分足》→翌朝の10時くらい

翌朝、チャートを見てみると、

大・逆・行( ゚д゚)!!!

それまでの流れが嘘だったかのように・・・ここまで積み上げた上げ幅50pipsくらいを一気に巻き戻し。そのまま決済逆指値に刺さってしまいましたのでジ・エンドでございます。

というわけで、今回は-20pipsでファイナルアンサー(´;ω;`)

どうやらECB(欧州中央銀行)の理事であるクーレさんっていうおじさまの「政策金利」についての発言が、ユーロドルさんのご機嫌を損ねて、結果的に流れが180度変わってしまったみたいですね。

ロイターのニュース

遠く離れたヨーロッパのおじさまに邪魔されてしまうとは(´д`;)トホホ…

・・・まぁどんだけ精度の高い分析をしていったところで、「相場にゼッタイはない」わけですし、ここで意地を張って損切せずに含み損を抱え続けてしまったら、3〜4倍に膨れ上がってしまう可能性も十分に考えられますからね。

相場で生き残っている限り、いつでも取り返すチャンスはあるわけなので、ここは冷静に、つとめて冷静に損切という現実を受け入れるとしましょう。



でも、最後にこれだけ言わせてください。

こんのぉぉ、くっそーじじいぃぃ!!( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

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