ボラティリティが低いときのトレード戦略、3つの極みを伝授!

ボラティリティが低いときのトレード戦略、3つの極みを伝授!

《そもそも、FOMCってなに・・・?》
連邦公開市場委員会(れんぽうこうかいしじょういいんかい、英語: Federal Open Market Committee; FOMC)とは、アメリカ合衆国の金融政策の一つである公開市場操作(国債買いオペなどを通じて金融機関の資金需給を調節すること)の方針を決定する委員会のこと。

おおかたの予想では、来年1月に辞めちゃうイエレンさんが締めのお仕事として利上げを敢行するかもってことで相場は賑わってますし、その他にも明日は欧州・英国と、各国の政策金利発表も控えていますからね!

いまはそんなビックイベントを前にした、『嵐の前の静けさ』といったところでしょうか。

こんだけボラティリティが低いこともあってか、FX道場生さんや読者さんからもボラが低い時の戦い方を教えてくださ〜い(゚д゚)!

みたいなご要望も多かったので、今日はこんな重要指標前などのボラティリティが低くなる相場で、どのようにトレードしていくべきか?私流ボラティリティの低い相場のトレード戦略を紹介していきたいと思います(・∀・)

なが〜いトレード人生、必ずしもイケイケドンドンお祭り騒ぎのボラ高めの相場ばかりではないですからね!こういったボラティリティの低い相場では、少〜しトレード戦略を工夫しながら戦っていくことが大切なのですYO!

ボラティリティが低い相場のトレード戦略3選!

さてさて、米・FOMCの発表が控えているので、相場は全体的に様子見モードが広がちゃって、どの通貨ペアもボラティリティが低いですからね〜♪

自分のトレードスタイルは1時間足や4時間足の時間軸を基準に40〜50pipsくらいを狙うデイトレードですので、こういったボラティリティが低い相場では、なかなか利益幅が伸びなかったり、そもそもエントリーポイントまで動いてくれなかったりするので一筋縄ではいかないもの。

なので、こういった相場でのトレード戦略を立てる時は、一工夫して考えていくことが必要となります!今回は自分がボラが低い相場の時でのトレードで意識している3つのポイントを書いていきたいと思います(`・ω・´)ゞ

《ボラが低い時のトレード戦略、3つのポイント!》

・いつもと違う通貨ペアを見てみる
・短期の時間軸を基準にする
・いつもより小さい値幅を狙う

いつもと違う通貨も見てみる!

通貨ペアってドル円・ユーロ円など、メジャーな通貨ペアから手を出すのがベタですからね!もちろんそんな感じで、まずは自分が知っているようなメジャーな通貨ペアを中心に2〜3通貨ペアに絞って攻略していくのもありだと思います(・∀・)

ただ、米雇用統計・FOMCなど、重要指標の発表前になると、世界一の流通量を誇る「ドル」が発表まで様子見モードと意識されることが多いので、必然的にドル関連の相場全体でボラティリティが下がる事になります。

なので、そんな重要指標の中心通貨である「ドル関連」を見ていても、ボラティリティの低い分なかなかチャンスに恵まれなくなっちゃいます!

ゲームで表すなら、石化した状態のまま敵と戦わなくちゃいけないっていう縛りプレイをしているイメージですね!

わざわざそんな縛りプレイを自分に課す必要はないですし、そんなボラティリティが低い相場で戦うくらいなら、いっそのこといつもとは違う通貨ペアを見る事でトレードの幅が広げられるかもしれませんよ(´ー`)

たとえば、重要指標のど真ん中にいるよう通貨ペアは避けて、値動きが激しいといわれている「GBP」と絡む通貨ペアだったり、資源国系の「AUD・NZD」が絡む通貨ペアに注目していくみたいな感じですね!案外普段と変わらないくらいのボラティリティをキープしていることが多いのでオススメですね♪

んが、しか〜し!

あんまりにもチャンスを広げようとしすぎて、この通貨ってどこの国なの?と思われちゃうような超マイナーな通貨(RUB・SGD・HUFみたいなヤツ)は流通量が極端に少ないため、逆に値動きが安定せず、突発的な動きをする可能性が高いのでご注意を!

FXをはじめたばかりの方なら、まずは主要通貨(ドル・円・ユーロ・ポンド・豪ドル)+おまけ通貨(ニュージー・カナダドル)くらいに留めておくのが無難なところだと自分は思います(・∀・)

具体的な通貨ペアの選び方は、こちらの記事でも紹介しているので良かったら参考にしてみてください♪
→ トレード始める、その前に。通貨ペアの選び方、徹底公開しやす(・∀・)

短期の時間軸を基準する

【12月7日のトレード記事より、AUD/JPY:4時間足】

またボラティリティの低い相場では、1時間足や4時間足といった中長期を軸にトレードを見立てようとすると、値動きが小幅になるのでテクニカル的にエントリーのポイントが分かりずらかったりします。

なので、このような場合には1時間足〜4時間足の『相場の流れ』に乗っかれるように・・・

【12月7日のトレード記事より、AUD/JPY:30分足】

15分足・30分足といった短期の時間軸で相場を見てみるとレジサポラインが綺麗に引けたり、トレンド相場と判断できたりと、テクニカル的なエントリーポイントが見つけられる場合があります!こういう感じ柔軟にトレード戦略を考えていくと、エントリーチャンスを見つけていくことができてきますよ〜(・∀・)

いつもより小さい利幅を狙う!

普段のボラティリティが高い相場なら、40〜50pipsくらいを狙ってもサクサク取れちゃうことも多いですが、いまのような指標前だったり、相場のボラティリティが低い時にはせっかく含み益が乗っても目標の利益幅までなかなか動かず、ものすご〜く時間がかかってしまう事がよくあります(´・ω・`)

なのでボラティリティが低い相場では、いつもより利益目標を少〜し引き下げて25〜30pipsくらいの含み益が乗ったらサクッと決済するくらいの考えでトレード戦略を考えています。

ただし、利益幅を下げる場合は、その分損切幅を調整しておかないと、損小利大のトレード戦略になりにくいですからね!

なので私の場合は・・・
・『利益目標:損切幅=2:1』くらいになるようにちょっと損切幅も狭めに設定したり、
・上手〜くロット数を調整することで、獲得できる利益を合わせたり、

といった一工夫を施すことが多いですね!(・∀・)

いまのボラティリティが低い相場ではけっこう決済目標までの値幅が狭かったりする分、いつものように『40pips分の利益目標:-20pips分の損切幅』といったテンプレ通りのトレードにはならないことが多いですからね!

そこで、その時の値幅や細かいロット数を計算していくことで、普段のトレードと変わらないような利益額・損失額でのトレードが出来るようになるのです(・∀・)

詳しい計算方法や計算ツールはこちらの記事でも解説しているので、チェックしてもらえたらと思います!

→ これぞ「ザ・FX」!!ロット調整してハイレバトレードしたよ〜♪
→ pipsとは?1pipsでいくら稼げる・損する?を計算してみよう!

ボラティリティが低い時でも、トレードチャンスは広げていける!

ってわけで、ここまでボラティリティが低い相場でのトレード戦略をご紹介してみました〜!

これが今回のまとめといったところですね!

《ボラティリティ低い相場での3つの極み》

◯いつもと違う通貨ペアを見てみる
・メジャーな2〜3通貨だけを監視しているとチャンスが見つかりにくいからこそ、主要5通貨+αなど通貨ペアを見る範囲を広げてみよう!

◯短期の時間軸を基準にする
・中期の1〜4時間足ではチャンスに巡り合いにくいからこそ、短期の15分〜30分足あたりを軸にトレード戦略を立てていこう!

◯いつもより小さい値幅を狙う
・狙える値幅が狭いからこそ、値幅や細かいロット数を計算していくことで、普段のトレードと変わらないような利益額・損失額でのトレードしていこう!

こんな感じでボラが低かったとしても、その相場状況に合わせて戦い方を一工夫していくことでトレードチャンスは広げることが出来るのです(・∀・)

FXってチャートを前にしちゃうので、いろいろ難しく考えてしまいがちですが、基本は普段やってきたゲームの世界と同じ!相手(相場)の属性・状況に合わせて、武器や戦術を変えていけばOKってことです(´ー`)

ぜひぜひ今回の記事での戦い方を参考に、
ともに、この相場を戦い抜いていきましょうぞ(((;゚Д゚)))!!!

またこういったトレードチャンスの見つけ方は、このブログ内でも紹介していますし、イチから学校みたいに体系立てて学びたい!ということであれば、ブログでも伝授しているのでお気軽に活用してみてくだされ♪

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