エントリーから決済まで活用できる黄金FXチャートパターン集

エントリーから決済まで活用できる黄金FXチャートパターン集

今回のブログではテクニカル分析の基礎たる「チャートパターン」について解説していきたいと思います!!

チャートパターンってそもそも何や?って方のために簡単に説明しておくと、相場のある特定の局面でよく出てくる「チャートの形状あるある」のこと。

チャートの値動きというのは、人間の売買行動によって変動しているので「こうした場面ではこう考え行動しやすい」と言った普遍的なクセ・行動パターンが現れています。

したがって、一見はちゃめちゃに動いているように見える相場も完璧なランダムではなく、頻繁に見かけるパターン(形状)やあまり見ないパターンというものがあるんですよね(´ー`)

よくあるチャートパターンを覚えておくと、相場の動きを予測しやすくなったり、価格が大きく変化する「節目」を捉えられるようになるので、エントリー・決済の質をあげられる、つまりトレードで勝ちやすくなったりするわけですな(`・∀・´)

今回は 「これだけ覚えていればOK」と考えている「反転型のチャートパターン」と「保ちあい型のチャートパターンを学んでいきましょう♪

「チャートの形状みても、結局どっちに相場が動くのかよくわからん・・・(*´Д`)」と感じている方は、この記事を通じてチャートに出てくるあるあるパターンを覚えてトレードチャンスを見つけるコツを習得していただけたら嬉しいです♪

チャートパターン集、オススメの使い方!

まずはじめに、様々なチャートパターンを実際のトレードでどのように使うのが良いのか?と言うお話から。

相場の値動きというものは基本的にフラクタルな構造をしているので、長期的な相場全体の動き〜直近の短期的な動きまで、同じような形(パターン)が現れやすいです(・∀・)

画像の「W」みたいな形(後ほど書くダブルボトム)は、長期から短期までどの時間軸でもよく見かけるんですよね!
ちなみにフラクタルの意味はグーグル先生の解説をどうぞ。


フラクタル
形の適宜な一部を取ってもそれが全体と似ている成り立ちをしていること。自己相似的。 「―な構造」
▷ 海岸線や雲の形にこの性質が見られる。 fractal

ですので、こうしたパターンというのはスキャルでささっと狙う時も、スイングで大きな動きを狙う時も、どのトレードスタイルでも活かすことができます♪

逆にチャートパターンの使い方・活かし方はトレーダーによって変わるとも言えますね(´ー`)

そんなわけで、パターン解説の前にORZ的な使い方を書いておきますと。。。

デイトレーダーの自分は、全体的な相場の流れをインジケーターの雲&移動平均線で判断しているので、チャートパターンはもっぱら短期の動きを見て、エントリー・決済のタイミングに使うことが多いです!

具体的には、画像のようにインジケーターから中期(1時間足とか4時間足)でエントリー方向を決め、短期(5分足とか)で現れたチャートパターンでエントリー・決済のタイミングを判断、と言うのがORZの使い方です(・∀・)

使い方としては実にシンプルなので、初心者さんにもオススメですお♪

ではでは、チャートパターン解説にいってみよーう((((((((っ・ω・)っ

反転型のチャートパターン

相場にはそれまでの流れから一転して、相場の方向性が変わる瞬間があります。

その相場が反転する局面でよく表れやすいのがこの「反転型のチャートパターン」です!

まずは自分がトレードで意識することの多い「ダブルトップ」「トリプルトップ(三尊)」の二つのパターンをご紹介いたします(・∀・)bグッ!

ダブルトップとダブルボトム

ダブルトップは上昇局面で2回高値を付けてM字の天井(トップ)を形成したあとに、それまでの方向性から逆方向へ相場が「転換」していくチャートパターンです。

ダブルボトムはその逆で2回安値を付けてW字の底(ボトム)を形成します(・∀・)

上の画像は典型的な「ダブルトップ」が現れているチャートですが、それまで上昇傾向にあった相場がダブルトップを形成したことをキッカケに、今度は下降傾向に転換しておりますわね。

こんな感じで相場の方向が転換する際は、一気に逆方向の流れになるよりも2回目の高値・安値更新を試し、それが否定されると方向が転換していくことが多いです(´ー`)

こうしたパターンを形成する際のターニングポイントとなるのが通称「ネックライン」です。

「ネックライン」を上抜け・下抜け(ブレイク)することで、相場反転の可能性が高くなる傾向があるため、ネックラインがエントリーや決済といった判断の起点となります(・∀・)

また、中長期的な押し目買い・戻り売りを仕掛けようとする場合は、ポジションを建てるポイントがちょうどネックラインであったり、決済目標が前回高値の天井であったりすることが多いので、必然的にダブルトップ(ボトム)が形成されるかどうかを意識しながらトレード戦略を考える場面がでてきます。

まとめると、中長期的には反転とかはあまり気にせず、動きのパターンからエントリー・決済の「予測ポイント」として見たり、短期的にはネックラインのブレイクからエントリー・決済の「タイミング」として見たりするってわけですな(´ー`)

なかなか興味深いパターンですよね。
さらに詳しくダブルトップ・ダブルボトムについて知りたい方は、こちらの記事からどうぞ♪


ダブルトップ・ダブルボトムを上手に活用してチャートを攻略する方法! | 秘密の情報局(FX版)

トリプルトップ(三尊)&トリプルボトム(逆三尊)

さて、続いてはトリプルトップ&トリプルボトムです。

トリプルトップはダブルトップとは違って、高値を3回トライしてからネックラインをブレイクします。

ダブルトップと同じくトレンド転換の局面で出現しやすいため、転換判断をする時の後押しになるチャートパターンの一つですね。

トリプルトップは別名、三尊やヘッドアンドショルダーと言われています。
中央の山が頭のように突き出て、他2つがそれより低い(両肩)のが基本形なのです(・∀・)

トリプルボトムはその逆。
安値がピッタリ揃うよりも、中央の谷がより深くなっている形がチャート上でより多く見かけます(・∀・)

もし相場が転換局面を迎えてトリプルヘッドを形成し価格がネックラインを割ってきたら「相場転換する可能性が高そう!」と考えられます。

んま、基本はダブルトップ・ダブルボトムと同じような性質を持つパターンで、3つ山や谷を作るバージョンとして見ておけばOKですかね♪

ただ、これはダブルトップやその他のチャートパターンにも言えることですが、チャートパターンは判断材料の一つにすぎませんので、これだけで転換判断をして安易にエントリーしてしまうと「だまし」に合う可能性も少々高くなります(;・∀・)

あくまで「相場反転のあるあるパターン」として捉えて、その他の時間軸の展開などを加味して、転換判断を後押しする材料として使っていくのがチャートパターンをトレードで活かすコツですね♪

ソーサーボトム・ソーサートップ

お次はちょっと変わった相場の転換パターンです(・∀・)

ダブルトップ(ボトム)やトリプルトップ(ボトム)よりも頻繁にはチャートに現れないものの、こちらも普遍的なパターンなので覚えておくと

と言った感じで、パターンを活かしたテクニカル分析やトレードに繋げることができると思います♪

ではソーサーボトムとは何なのかというと、ソーサー(カップの下の受け皿)のように、下降したあとしばらく安値圏で停滞し、その後上昇へと転換していくチャートパターンです(・∀・)

ダブルボトムやトリプルボトムに比べて、非常にゆっくりとした動きの転換パターンですね!

値動きが過去のレジサポラインといった抵抗帯に差し掛かった際に、抵抗帯を抜けるほどの勢いもなく、かと言って勢いよく反転することもないって感じなので、「材料不足・迷い」の投資家心理の時に現れると考えられます。

そしてネックラインを抜けることができると、投資家たちの迷いが晴れて抜けた方向へ、大きく動いていく可能性が高くなるのです(・∀・)

どこがネックラインになるのかは、結構難しい判断なのですが、停滞している時の最高値をみていけば基本はOKかなと思います♪

ソーサートップはこの逆で、お皿をひっくり返したように高値圏での停滞後、下降へと移り変わっていくチャートパターンのことを言います(´ー`)

ネックラインは、高値で停滞している時の最安値を意識すると良いですね!

ただ、このパターンは形成中は分かりにくく、パターンが完成された後になって気がつくことが多いですので、実戦ではエントリーとして活用するのではなく、停滞してきたら決済したり、相場の方向性を見る時にインジケーターと合わせて使うようなことが多いですね(・∀・)

スパイクボトム(V字)・スパイクトップ(逆V字)

相場転換のチャートパターンとして最後にご紹介するは、スパイクボトムです(・∀・)

こいつぁ少々危険なやつでして、価格が下がり続けている状態(下降トレンド)で、その後もどんどん下がるかと思いきや、一気に戻ってきてVの字を形成するような、短期的に(見る時間軸によりますが)大きく動く反転パターンです。

ブログでは「V字回復」とか「全戻し」とか言ってますが、スパイクボトムというカッコいい名前があります♪

例のごとく、スパイクトップはこの逆のパターンですね^^

スパイクボトム・スパイクトップはテクニカル先行ではなく、ファンダメンタルズ的な材料で投資家心理が一気に逆転するような状況で現れると考えられます。

このパターンで 印象に残っているのはアメリカ大統領選で、ヒラリーさん優勢のニュースで(?)円買い・ドル売りが進み、そこからトランプさんが勝利したことで、一気に円売り・ドル買いの方向へ動いた時ですねぇ。

画像のチャートは実際の大統領選の時のやつです♪

連続大陰線でどんどん下がっていき、このまま下降が続くのかと思いきや一気に逆転、その後は右肩上がりの上昇トレンドを形成しているので、スパイクボトムが反転の起点になっていることが分かると思います。

まあスパイクボトム・トップの頂点から仕掛けられるのは、もはや神やインサイダーレベルですので、基本的には不可能だと思っておいたほうがいいですね(´ー`)

バイーンと反転した後の、押し目や戻り目、ダブルボトム・トップやトリプルボトム・トップなどのパターンと合わせて、トレードしていければOKだと思います♪

保ちあい型のチャートパターン

お次は「保ち合い型のチャートパターン」を解説していきたいと思います!

「保ち合い」というのは相場に方向感がなくほぼ横ばいでもみ合っている状況のことで、つまりはレンジ相場と言っても差し支えないでしょう(・∀・)

レンジ相場の局面で現れやすいチャートパターンを覚えておくと、エントリーポイントや決済どころの戦略を立てやすくなると思いますので、こちらもぜひ覚えておきましょう!

ペナント(三角保ち合い)

ペナント(三角保ち合い)は、前回の高値・安値を更新できない動きが続き、三角形の頂点に向かっていくように徐々に値幅が小さくなるチャートパターンです。

このジグザグの値動きには、一見複雑な投資家心理が絡んでいそうですが、実は至って単純な理由で「買いたい・売りたい」と思えるような材料がない時やトレンド相場の途中で「上がりすぎ・下がりすぎ」を警戒して、様子を見ながら揺れ動く投資家の心理状況そのまま形にしたようなチャートパターンなのです。

んがんがしかし!

様子見の相場とはいえ油断は禁物です( ゚Д゚)

ペナントのパターンでは、高値・安値が抑えられている斜めのラインをブレイクすることで、ブレイクした方向に勢いよく動く可能性が高くなるため、いきなり値動きが活発になったりします。

こうした値動きが段々と小さくなる相場では、トレーダー達が「まだか・・まだ動かぬのか・・・((´Д`))」と焦らされているので三角保ち合いが続けば続くほど、その反動で上抜け・下抜けした時のインパクトが強く、値動きの勢いが増す傾向にあるわけです。

その他にも上昇型・下降型の三角保ち合いもあります。

下降型は安値が抑えられ、高値が徐々に切り下がっていき、上昇型は高値が抑えられ、安値が徐々に切り上がっていく値動きのチャートパターンです。

こちらも三角のラインを明確に抜けるまでは様子見に徹して、抜けた後に勢いがついたらその方向に順張りで仕掛けていきたい相場状況です(´ー`)

フラッグ(切り上げ型のレンジ)

フラッグはペナントと同じくトレンドの踊り場的なレンジ相場の時に現れるチャートパターンです。

一定の値幅を上下に反発しながら推移していく形状が旗のようにみえるところから「フラッグ」と名付けられたみたいです。

形としては少しずつ高値・安値を切り上げ・切り下げするレンジ相場なので、このブログでは勝手に切り上げ型レンジ、切り下げ型レンジと言ったりしてます(・∀・)

フラッグはトレンドとまでは言えなくても、レジスタンス、サポートラインを作りながらじわじわと高値・安値を切り上げていきます。

そして、フラッグによって形成されたレジサポラインをブレイクすることを上放れ・下放れといい、ブレイク方向に価格が進行しやすくなります。

フラッグはトレンド中の戻しのポイントで形成されやすく、レジスタンス・サポートラインをわかりやすく形成してくれるため押し目や戻り目でエントリーしたい時に、このラインがそのままエントリーの後押しになることもあります(・∀・)

また、フラッグにはレジスタンスとサポートラインが平行になるボックス型と呼ばれるものもあります。

いわゆるボックス相場ですね♪

比較的狙いづらいレンジ相場でも、こうしたフラッグ型のパターンが形成されることで、反発しているポイントが非常にわかりやすくなるため、その反発をサポートしてくれる材料が見つかればレンジでもトレードチャンスが生まれてくるのです!!(・∀・)

まとめ~~!まとめのじかん~~っ!٩( ‘ω’ )و

今回は僕たち私たちが大好きなチャートが形成してくれる、様々なチャートパターンを解説させていただきました♪(´ー`)

こうしたチャートパターンはエントリーから決済まで、様々な局面でポジショニングを後押しする判断要因を与えてくれます。

やはり決め手に欠ける相場だとなかなか自信を持ってエントリーできないこともありますが、これらのパターンを頭の片隅に置いておくだけでも、相場展開をイメージしやすくなったり、トレードのチャンスも増えてくるはずです。

そして、あくまでも忘れないでいただきたいのは、チャートパターンはそれ単体でエントリー判断をするものではないということ!

例外だらけのトレードでセオリーを過信しすぎるのはいけません。

様々なテクニカル的な要因と組み合わせて、その時々の相場状況に合わせたトレード戦略を練ることでより効果的にチャートパターンを活用することができます!^^

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ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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