さて今日はトレンド系テクニカルツール
「EMA（指数平滑移動平均線）」についてお話します
この難しそうな名前のツールをはじめ
FXトレーダーであれば、利益を稼ぐためには
一度は触れているであろう手法（テクニカルツール）。
もはやFXトレーダーにとっては、相棒といっても過言ではないでしょう(・∀・)
ただし、そんな相棒の手法（テクニカルツール）にも
調子が良い時と悪い時があります。
というのもFX手法のサインとは、全ての相場を網羅できるわけではなく
その手法毎に、得意・不得意な相手（相場状況）や
通用するパターン・通用しないパターンというものが存在しているのです！
だからこそ、１つ１つのテクニカルツールの力を最大限活かすためには
まずは相場状況を正しく把握することが欠かせないのです
さてそんな中、今回のFXブログで紹介するのは
トレンド系テクニカルツール「EMA（指数平滑移動平均線）」は
「Exponential Moving Average」を略したもの
自分のFX手法で用いているSMA（単純移動平均線）とは
似て非なるものと考えてください♪
同じ移動平均線にして、一体どのような違いがあるのか？
SMAとEMAを比較しながら見てみましょう
EMAはより直近の価格を重視
例えば平均値を出す日数を50日間に設定したとします。
自分が使用しているSMAはこの場合、50日間全てのデータを平等に扱って
平均値を算出します。
つまり、50日間の合計した数値を50で割ったものがSMAとして表示されるわけです。
言い換えれば、
「昨日だろうが1ヶ月前だろうが関係ない！皆平等なんだ！」「平等！平等！」
こういうことです。
対してEMAは現実主義、つまり直近のデータを重視します。
平均値を算出する際は、50日前のデータよりも前日のデータに重きを置きます。
言い換えれば、
「平等なんてクソ食らえだ！大切なのは今じゃないか！」「現実！現実！」
こういうことです。
前置きが長くなりましたが、実際のチャートで見比べてみましょう
まずは分かりやすいように、EMA・SMA共に平均日数は50日、
長めの時間軸で表示してみました
同じ日数で平均値を出しているにも関わらず、これほどの違いがあります。
EMAは直近の価格を重視しているため、よりローソク足の動きに敏感になります。
対して平等がモットーのSMAは相変わらず緩やかな動きですね。
ではこれを平均日数20日、
さらに短い時間軸のレンジ相場で表示させたらEMAはどうなってしまうんでしょう？
ガクガクブルブルしてますね。
このようにレンジ相場では価格に振り回されてしまうため、
あまり効果は期待できません
この場合は長期の方向を見定めるといった意味でSMAを参考にするのが賢明ですね^^
では具体的にEMAはどのようなタイミングでその力を発揮出来るんでしょうか？
直近のトレンドの転換点をEMAで見極める！
そうです、これだけ直近の価格に敏感なわけですから、
トレンドの転換点をいち早く捉えるにはもってこいのツールなんです
画像をご覧下さい↓
注目すべきは〇で囲った①と②です。
①＝一見上昇に転じるタイミングは一緒のように見えます。
しかしEMAがより鋭角になっていることから、この上昇トレンドの勢いが
強いと判断することが出来ます。
②＝EMAがいち早く横ばいになり、上昇トレンドの終わりを示唆しています。
この時SMAに注目してみると、一旦戻しきった後にようやく横ばいになっているので、
短期で売買している場合は時既に遅しって可能性もありますね。
このようにEMAは海外FXで短期売買をする際には非常に心強い味方になります
直近のトレンドの転換点をいち早く見極めて尻尾からエントリー、
またはサクッと早期利確。
EMAだけでこれが出来るようになれば、
海外FXの取引も格段に楽になりますね(´∀｀）
しかしEMA1つで取引するには、
直近の価格に敏感であるがゆえに少し物足りない部分があります。
自分のFX手法で普段から使用しているSMAは、時にレジ・サポラインにもなり得ます。
対してEMAは、レジ・サポにするには少々落ち着きがなさ過ぎるので、
その効果は期待出来ません。
この欠点は他のテクニカルツールで埋めてしまえば問題はないんですけどね^^
なんにせよ、短期売買のデイトレーダーにとってはかなり有用なテクニカルツールで
あることは間違いないので、是非このFXブログを参考にトレードで活用してみて下さい♪
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております
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