中国経済の衰退が各国に与えた影響の大きさは!?

中国経済の衰退が各国に与えた影響の大きさは!?

先週はスマホでのトレードIFDでのトレードと、
今までとは少し違ったトレードを試みてみました

会社員の方や主婦の方、なかなか1日を通して、
トレードに時間を割けないという兼業トレーダーの方には
心強いトレード方法だと思いますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います♪

また、別の記事ではスマホMT4の使用方法も公開しているので、
良かったらそちらも参考にしてみてください。

さて、今週の相場はと言いますと、
先週までの相場とは一転、かなりトレンドが明確な相場となっていますね。
どれも勢いが強いトレンドばかり。

このトレンドの強さを活かして
短期でサクッと利益を得ることに成功しました♪

「なぜ突然相場がこのような動きになったの?」

と、疑問に思っている方も多いと思います。
自分は普段のトレードで基本的にはファンダメンタルズを気にせず、
テクニカル重視でトレードを行っているのですが、
さすがにこれほど強い影響を相場に与えているのであれば、無視はできません

今の相場で特に勢いが強いのは、円、ユーロ、そして豪ドルです。

今日の記事では、何が原因でこの3つの通貨が
このようなトレンドに発展したのか、
ということについてお話していきたいと思います。

大局を動かすファンダメンタルズに関しては、
頭に入れておくだけでも損はありませんので、ぜひ参考にしていただければと思います

事の発端は中国経済の先行き不透明感

回、相場があのような値動きになった事の発端は、中国経済の衰退です。
中国は世界一の消費大国、活発に物を消費し、買い入れてくれます。
言い換えれば、中国は世界各国からすると、
自国の輸出物を買い取ってくれる大事な取引先ということになりますね

基本的に物が売れなければ、国の経済はなかなか成長しませんし、
それに比例して株価は下がっていきます。

消費大国である中国の景気が悪いとなれば、
「気前よく商品を買ってもらえない」という懸念が広まり、
これに伴った各国の株価安が、現在の相場の値動きの原因であると言えます。

では、中国が各国にどのような影響を与えているのか、
またそれによって、為替相場はどう動いているのか、
ということについて、簡潔にお話ししていきます

中国経済衰退のとばっちりを最も受けるのは・・?

中国人民銀行は、相次ぐ自国の経済指標不振を背景に、
人民元の切り下げ、つまり利下げを発表しました。

これが現在の世界的株安の発端となっているわけですが、
まず、国として最も中国経済衰退の影響を受けるのはオーストラリアです。
オーストラリアは世界有数の資源国、その豊富な資源から、
経済的にかなり輸出頼みの国なのですが、、、、、。

なんとその輸出先の約3割強は中国が占めているんです!
つまり中国はオーストラリアのお得意様ということですね

そんなお得意様である中国が、今回利下げに踏み切った、
景気衰退の意を目に見えて示した。
これはオーストラリアからすれば大問題です。

普段はそれほどボラティリティが高くない豪ドルから考えれば、
かなりの値動きであることがわかります。
それほどオーストラリアにとってダメージは大きいということですね

もちろん中国経済の衰退はその他の国にも影響を与えます。

欧米株も中国経済衰退に反応

欧米の株価も中国の景気減速に反応して、下落を続けています。
米株価、ダウは、調整局面に入り下落、
それほど勢いは強くないものの、為替相場はドル売り傾向となっています。

しかし、一方の欧州株価も同様に下落を続けながらも、
なぜか為替相場でユーロは買われ続けています。
この理由としては、先週の米FOMCでアメリカの利上げ観測が遠のいたことにより、
ファンディング通貨であるユーロがリスク回避で買われたそうです。

ファンディング通貨とは・・・キャリートレードをするための低金利通貨。

キャリートレードとは・・・まず、金利の低い通貨を調達して、
その通貨を金利の高い通貨に両替、そこから金利差益などを得る方法。

つまり、欧州の景気が良いから、安全だからユーロが買われたわけではなく、
単に高金利通貨を調達するための「通り道」として、一度ユーロが買われていたんですね。
ということを踏まえると、
今のユーロ高の勢いもそう長くは続かないように感じますが・・・。

この原因は、ユーロ買い、豪ドル売りという
各通貨のトレンドが明確であるということ。
このチャートで言えば、ユーロ買い、または豪ドル売りでチャートは上昇、
反対に豪ドル買い、またはユーロ売りでチャートは下降します。
当然どちらとも買われる、または売られればチャートは拮抗状態になりますよね

しかし今回、両通貨の売買傾向がハッキリ分かれたことで、
EURAUDはこのような明確な上昇トレンドになったというわけです。

各国経済の大局の流れを読んで、今はどの国の通貨が強いのか、
これを頭に入れておくことで、どの通貨ペアにトレンドが発生しやすいのかを
把握することもできるんですね

しかし、これはあくまで「大局の流れ」を読む、
つまり、その国の景気が良い方向に向いているのか、
そうでないのかを長期スパンで参考にするわけであって、
一つ一つの経済指標を鵜呑みにして、
それをトレードに落とし込むのは危険です。

どの通貨が強いのかは、ファンダメンタルズを気にしていなくても、
各通貨ペアのチャートをよく観察することで
テクニカル的に判断することもできますので、
ぜひ意識して見てみるようにしてください♪

さて、ここまでで中国経済の衰退が欧米、
そしてオーストラリアに影響を与えたことは簡潔にお分かりいただけたかと思いますが、
同じアジア圏である我が国日本も当然のごとくその影響をもろに受けます。

安全な国【日本】は、まさにオアシス

日本は本当に安全な国です。
これには治安ももちろん含まれますが、
それ以上に「経済的にも安全」と各諸外国に思われているということです。

そのため、何が起きるかと言いますと、
各諸外国が経済的な打撃を受けた時、
「もうこの国の通貨を持っているのは危険だ!安全な日本円に両替しよう!」
と、リスクを回避するために日本円が買われるんですね

例えば今回の一件、同じアジア圏の中国とオーストラリアが共倒れとなれば、
人民元と豪ドルが売られて、安全な日本円が買われるのは必然です。

ちなみにリスク回避のために日本円が買われるのは、
今回の中国が「お隣様だったから」というわけではありません。
直近で言ってしまえば先日のギリシャ懸念でユーロが売られ、
日本円が買われましたし、遡れば今年初めのスイスショック。
この時はユーロが爆発的に売られ、スイスフランが爆発的に買われましたが、
少なからずそのリスク回避先として、日本円も買われました。

スイスフランも比較的安全な通貨として有名ですが、
この一件をキッカケに一層日本円の安全さが際立ったかもしれませんね

つまり、日本円は全世界的に
「安全な通貨」としてリスク回避のためのオアシスというわけです。

ちなみに今ニュースでも散々報道されていますが、日経平均が下落を続けています。
為替相場の傾向としては、日経平均が株安になると円高、
株高になると円安になる傾向がありますが、
これを紐解いてお話するとかなり複雑になってしまうので、
そういう傾向になる、ということだけ覚えておいていただければと思います

今後の為替も中国次第?

ここまでで、中国が世界にどれだけ多大な影響を与えているかが
お分かりいただけたかと思います。

果たして中国経済は近いうちに立て直すことができるのか?
それともこのまま各国の株安が継続することで、世界的な不況が訪れてしまうのか!?

現時点で後者の可能性は低いとされていますが、
中国の景気回復が世界各国の経済成長に欠かせないことは間違いないので、
早期の回復を望みたいところですね

とはいえ、FXに関しては、相場が明確なトレンドを展開している今が
トレードのチャンスであることは間違いありません!

トレンドが明確で、且つボラティリティが高い相場では、
わざわざ長期でポジションを保有しなくても、
短期で十分利益を狙うことができます。

トレンドに乗っかるだけで短期的に利益を得られる・・・・
今はこのようなチャンス相場が舞い込んできやすいので、
すかさず利益を狙えるように構えておきましょう

中国がある程度何らかの政策を打ち出さない限りは
今のトレンド傾向がしばらく続くかもしれないので、
テクニカル的にチャンスと感じれば積極的に仕掛けて行きましょう

もちろんストップの設定はお忘れなく・・・・。

それでは次回のFXブログもお楽しみに♪

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なおこちらの内容はhttps://海外fxブログ.jpを参考にしております

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