英国のEU離脱期限が10月31日まで延長されることが決定しました。目先の合意なき離脱は回避されたということでポンドがジワジワ買い戻されています
ロイター通信の記事(→英離脱、10月末まで再延期 EU首脳会議で合意)を簡単にまとめると上記のようになります。まぁ英議会が欧州議会選挙に参加しないという判断を下すと、6月1日に合意なき離脱になる可能性は残されていると。もっとも、可能性はほぼないでしょうが。
また、6月の定例EU首脳会談で進捗状況を確認するとのこと。まぁ大甘のトゥスクEU大統領は、あくまで加盟国に状況を知らせるためとしていますが、この6月20〜21日で行われるEUサミットは注目されるでしょうし、相場が一定レベル動きそうですので念の為、警戒しておきましょう
マクロン仏大統領が6月30日までという主張で最後の最後までゴネて、最終的に間をとって10月31日となったようですから、流石にこれ以上の延長、再々延長はなさそうな気がしますね
で、ブレグジットの今後の展望については、2度目の国民投票、あるいは解散総選挙の2択しかないとされています。やはり現在、労働党が提示している条件をメイ首相が飲むことはできないだろうとの見方がほとんどですからね。保守党のマニフェストにも反すわけで。
仮にメイ首相(保守党)とコービン党首(労働党)が妥結に至ったとしても、両方の党から離反者が出て議会で過半数を獲得することはできないだろうと。だからまぁ、もう最終的に2択しかないんだよねと。
目先の合意なき離脱を回避したので、ポンドはとりあえず底堅い値動きを続けそうではありますね。あとは、今後の英議会の動向待ちというか、英議会から新情報が出てくるのを待ちたいところでしょう
今後としては詰んでいる、2択しかないといったネガティブな見方もあるものの、既にこの2年間で合意なき離脱を含めて十分織り込みが進んできたので、繰り返している通り、今後のポンドはどちらかといえば上げやすいでしょう。
なので、トレードとしては押し目買い・ロングが自然なのではと考えています

チャート的には弱気の三角保ち合いではあるんですよね。上値を切り下げていて、上昇力が弱まっているのは気がかりですね。
ただ、ファンダ的には上値リスクを重く見て押し目・ロングと考えています。何れにせよ新たな材料が出るまでは1.300〜1.315ドルレベルのレンジを意識してトレードしておきましょう。
というわけで、トレードアイディアとしては、引き続き損切りを200日移動平均線(1.29734ドル)や89日移動平均線(1.29599ドル)割れにおきつつ、1.300〜1.305ドルぐらいで拾って1.310ドル前後で利食いといったところでしょう。
ポンドトレードは結構いい感じでした。ちな、ポンドは暴騰・暴落に伴い一般のFX会社の通常の指値だと、指値レートと決済レートのズレによって思わぬ損失を被る可能性がありますから、トレードする際はIG証券のノースリッページ注文を使うことをオススメしています。
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