今回、この記事ではFXでよく聞くトレードスタイルについて具体的に解説していきたいと思います!
自分に合ったトレードスタイルを見つけることは、FXではかなり大事なことです。
最初にトレードスタイルを間違えてしまうと、全然勝てないなんてこともざらにあります。
「そもそもトレードスタイルって何なのか?」という所から、「どういうトレードスタイルがあなたに合っているのか」等、トレードスタイルの全てを理解できるよう徹底的に解説していきます!
そもそもトレードスタイルって何?
まず皆さん疑問に思うのが、「そもそもトレードスタイルって何なの?」という所ではないでしょうか?
トレードスタイルとは、直訳すると、取引のやり方という意味になります。
FXでは、新規注文から決済注文までのポジションを持っている時間の違いによってトレードスタイルを4つに分けることができます。
また、為替差益を狙うのかスワップポイントを狙うのかでも分けることができますし、自分で取引するのか自動売買を使うのかでも分かれます。
つまり、自分のトレードスタイルを見つけることは、自分がFXでこれからどうやって利益を出していくのかを明確にすることになります。
そこがしっかりしてれば、実際に取引を始めてもブレることなく取引を行う事ができます。
また、トレードスタイルが決まれば、覚えなければならないテクニカル指標なども限られますので、効率よくFXの知識を身につけることができます。
自分に合うトレードスタイルを見ていこう!
それでは、具体的に色々なトレードスタイルを見ながら、自分に合ったトレードスタイルを探すことにしましょう。
最初は新規注文から決済注文までの、ポジションを保有している時間によって分かれる4つのトレードスタイルを、ポジション保有時間の少ない順から紹介していきたいと思います。
スキャルピングトレード(数秒から数分)
スキャルピングとは、「頭の皮を剥ぐ」という意味で、そこから「頭の皮を剥ぐような、薄い利益をもぎ取る」という意味で使われています。
スキャルピングトレードというと、数十秒から数分程度で何度も売買を繰り返して、少しの利益をいくつも積上げていくトレード手法の事を指します。
このスキャルピングトレードはFXになれてきた玄人が行う取引手法です。
なぜなら、スキャルピングは一瞬の値動きを予測して利益を出していくトレード手法なので、次にチャートがどう動くのか豊富なFX経験と知識をフル活用して先を読む必要があるからです。
また、取引中はチャートから離れることはできず、かなりの集中力が求められます。
なので、スキャルピングトレードをFX初心者がやろうと思ってもなかなか難しいものです。
正直言って、FX初心者はあまり手を出さない方が良いトレードスタイルと言えるでしょう。
しかし、ポジションを持っている期間が非常に短いので、間違ったと思ってもすぐにロスカットができ、損失リスクは最も低いトレードスタイルになります。

下の図から分かるように、一日の中で何度も何度も取引を行い、利益を出していくのがスキャルピングトレードです。
スキャルピングトレードの補足情報
スキャルピングトレードはFX業者から嫌われている。
短期で何度も注文を出して売買を行う為、FX業者のサーバーに大きな負荷がかかるという理由と、その売買の速さからFX業者のカバー取引ができないという主にこの2つの理由で、多くのFX業者ではスキャルピングトレードは禁止になっていたりします。
スキャルピングトレードをやる人は、スキャルパー
FXの本やサイトなんかを見ていると、スキャルパーという言葉をかなりよく見かけますが、これはスキャルピングトレードを行うFXトレーダーのことを指します。
スキャルピングするならスプレッドはなるべく狭く
スキャルピングトレードの場合、短時間に何度も取引を行い、薄い利益を得ることを目標とします。この時に、スプレッドが高い業者ならもともと薄い利益がより薄くなってしまい、まったく利益がでないなんてこともあります。なので、「スキャルピグするなら低スプレッド」は鉄則です。
デイトレード(数十分から数時間)
デイトレードは、皆さん一番聞いたことのあるトレードスタイルではないでしょうか?
初心者の方がFXを始めた場合、オススメのトレードスタイルはこのデイトレードです。
デイトレードとは、その名の通り、その日のうちに売買を終わらせるトレードスタイルです。
つまり、次の日に前日のポジションを持ち越すような事はしません。
通貨ペアを買ってから決済するまでのポジション保有期間はスキャルピングと比べると長く、人によって違いますが、大体数十分から数時間ほどポジションを持ちます。
デイトレードをFX初心者にオススメする理由として、①その日の内に取引を終わらせるので、為替が気になって寝れないなんていうことも起きないですし、週明けに値段が飛んで損切り、、、なんてことも無く、大きなリスクを抱える心配が無い。
②スキャルピングではあまり得られない短期トレンドを読む力が養われる。
③スキャルピングに比べて、一回の取引でより多くの利益を出すことができる。
④後に説明するスイングや長期トレードと比べて売買回数が多く、FX経験を多く積むことができる。
という以上の三点があげられます
やはり、デイトレ最大の魅力は、毎日ゼロからスタートできるという点ではないでしょうか?

デイトレードの補足情報
デイトレードする人を、デイトレーダーと言う
デイトレードを基本のトレードスタイルとしているトレーダーの事を、「デイトレーダー」と言います。おそらくFXトレーダーの中で最も多いのがデイトレーダーでしょう。
スプレッドは低い方が有利
やはり、デイトレードもスキャルピング同様に、なるべくスプレッドの低い業者を選ぶことが、より高い利益をあげるポイントになります。
スイングトレード(数日から数週間)
スイングトレードとは、数日から数週間ほどポジションを保有して売買を行う中期的なトレードスタイルです。
スイングトレードは、一度その通貨を買うと数日から数週間はポジションを持ち続けますので、特に毎日取引画面に張り付く必要もなく気長にトレードを行うことができます。
なので、普段は仕事で忙しい兼業トレーダー向きのトレードスタイルと言えます。
また、最終的に利益がでればいいので、短期の相場の変動もあまり気にする必要がありません。
基本的には、トレンドの始まりから終わりまでの一つの波を狙う取引になります。
つまり、レンジ相場はなるべく避けて、ある程度のトレンドが出ている時が狙い目になります。
長くポジションを持つ分、トレンドを見誤った時のリスクも考えれば、レバレッジは3~5倍が最適なラインでしょう。
また、デイトレなどに比べて回転数が遅くなるので、一度で狙う利益は大体100pipsから300pipsくらいです。(1円から3円くらいの間)

スイングトレードの補足情報
スイングトレードをやる人は、スインガー
やはり、スキャルピングとデイトレに続いて、スイングトレードにもスインガーという呼び名があります。
スイングトレードは大損しないの?
スイングトレードに関して、うまくトレンドにのれたらその分儲けは大きい反面、外したときはその分損失も大きくなると思ってる方が意外に多いのですが、そんなことはありません。
トレンドを見誤った場合は、すぐに取引量を調整すれば損失を簡単に軽減することができます。(逆指値注文をいれておくのも一つのやり方です)
スイングトレードにはメジャー通貨が最適
スイングトレードでは相場のトレンドを狙って取引を行うのですが、通貨ペアの中にはトレンドが発生しやすく継続しやすいものが存在します。
基本的に、マイナー通貨はボラティリティが高いのでスイングトレードには不向きです。
スイングトレードにオススメのトレンドが発生しやすく安定しやすいメジャー通貨ペアはユーロ/米ドルです。
長期トレード(数ヶ月から数年)
長期トレードとは、短くて数ヶ月、長いものだと数年もの間ポジションを保有し続けるトレードの事を指します。
他のトレードスタイルに比べ、ポジションを持っている時間が長く、テクニカル分析に加えて、ファンダメンタルズ分析も大切になります。
長期トレードのメリットとして、チャートに張り付く必要がないというポイントがあります。一度ポジションを持つと、かなり長い間そのままにしておきますので、毎日相場を見る必要もなく、特に短期の変動などを気にする必要もありません。
また、短期だとあまりスワップポイントを気にする必要はありませんが、長期で取引を行うなら、スワップポイントでも十分に利益を出すことができますので、スワップポイントの高いFX業者を選ぶようにしましょう。
通貨ペアは、スイングトレード同様トレンドが発生しやすく継続しやすいという点ではユーロ/ドルが適しており、スワップポイントの点からは、豪ドル/円などがオススメです。

長期トレードの補足情報
ポジショントレードとも呼ばれる。
長期トレードは、長い間ポジションを保有し続けるトレードスタイルであるため、ポジショントレードとも言われます。
ストップ注文は必須!
長期トレードでは、数ヶ月や多くて数年もの間ポジションを持ち続けますので、途中で何か大事件が起きて、相場が急落してしまうなんてことも可能性としては考えられます。なので、それに備えてストップロスは必ず入れておくようにしましょう。
外貨運用には、FXでの長期取引の方が有利!
FXでの長期トレードを普通の銀行での外貨預金と比較すると、FXの方が手数料が安いですし、なおかつスワップポイントがもらえるという利点があり、長期で外貨運用を行いたいのであればFXの方がお得です。
スワップポイント派
スワップポイントを得ることを目的として、FXを行っているトレーダーをスワップ派と言います。
スワップ派は、多くのトレーダーが行うような、為替差益を利用した取引は行わずに、スワップポイントで利益を上げる事だけに特化します。
少額から取引ができて、外貨預金よりもコストが少ないという点から、スワップポイント目当てでFXを始めるスワップ派は意外にもたくさんいます。
これからスワップポイントで儲けようと思っている方に注意してほしいのは、スワップポイントで稼いでも為替変動で損をしたら意味がないという事です。
あまりにスワップポイントに囚われすぎて、スワップポイントはプラスだったけど、通貨の価値は下落していて、総合的に見ると負けだったとなれば本末転倒ですよね?
なので、スワップ派の人にも基本は長期トレーダーと同じような、トレンドに乗った取引を行う事をオススメします。
スワップポイント派の補足情報
資源国通貨は高金利通貨が多め!
資源国通貨の多くは、金利が高めに設定されていますので、普通のメジャー通貨で取引する場合に比べて、より多くのスワップポイントを得ることができます。
主な資源国通貨は、豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドル・南アフリカランドなどです。
高金利通貨はその分危ない!?
高金利通貨は、通貨自体にあまり人気がなかったり、国内政治が不安定で通貨の価値変動が大きかったりと負の側面を抱えていたりします。これは元々人気の無い危ない通貨が、自国に資金を集めるために、金利を他通貨よりも高めに設定しているからです。
なので、むやみに金利が高いからといって飛びつくのは非常に危険だという事です。
ポイントとして、高金利通貨で取引を行う場合は、その通貨が底値の時を狙うというのがとても大事です。
システムトレード
システムトレードとは、トレーダーが自ら取引を行うのではなく、世界中のプロトレーダーが考案したプログラム(=ストラテジー)を選ぶだけで、24時間プログラムが自動で売買を行ってくれるというものです。
平日は仕事や学校、主婦業で忙しくてFXをやる時間が無いという方には、オススメのトレードスタイルです。
注意したいのは、システムトレードは全てのFX業者で使えるわけではないので、もしもシステムトレードを行いたいのであれば、事前にそのFX業者がシステムトレードに対応しているのかを確認する必要があるという点です。
システムトレードの補足情報
世界中の人がプログラム(=ストラテジー)を作っている
システムトレードを動かす売買プログラムは、世界中の人が作っていて、トレーダーはそれを選ぶだけで使うことができます。自動売買でかなりの人気を誇るインヴァスト証券シストレ24は、選べるストラテジー数が6000以上あり、そのストラテジーも物理学の学者や元外資系ファンドマネージャー、専業トレーダー集団などが作っているので、質もかなり高いものが集まっていたりします。
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://fx-earth.comを参考にしております
1日1回の応援クリックならびにLINE@へ登録して、限定情報を投資に役立てて頂ければ幸いです。

完全無料配信のLINE@はこちらから登録が可能です。ブログだけでは明かせない独自のルートから入手す今旬の情報を定期的に配信しています。本当に投資を成功させたいと懇願している方は是非とも登録してもらいたいです
