FXの始め方は簡単です。
- サイトや本でFXの基礎知識を学ぶ
- FX会社を調べ、どこを利用するのか決める
- 資金を用意する
- 口座開設をする
- デモトレードで練習をする
- 実際に取引を始める
大きな流れはこんな感じです。
「FXに興味があるけれどなかなか一歩踏み出せない」
「具体的にどうやって始めていいのかわからない」
そんなお悩みはありませんか?
今回はFXの始め方について、詳しくご紹介していきます。
どんな事でもそうですが何かを始めるにあたって、下準備は非常に大切です。
特にFXは「お金」を投資する資産運用なので、最初から大失敗をしないようFXの基礎についてしっかり学びましょう。
このページにたどり着いたあなたは、すでにFXについて情報を集め始めているのだと分かります。
そう、それが大切なのです。
【 今はインターネットや本などで、豊富な情報が調べられるね。何事も基礎が大事だから、しっかり勉強しよう! 】
FXを始める前に、まずは情報収集!そもそもFXって何?

まずはじめに、サイトや本などで情報を集めましょう!
当サイトにも基本となる記事が豊富にあります。
それと合わせて、専門家が書いた本も読んでおきましょう。
そもそもFXとは何なのかを知ろう
FXとは、投資方法のひとつです。
お金にお金を投資していきます。
FXでは外国通貨を売買して、為替差益、つまり利益を得ることが目的です。
例えば、アメリカドルが1ドル100円のときに、日本円でアメリカドルを買います。
その後しばらくして、1ドルの価値が110円に上がりました。
そこで、今度は保有しているアメリカドルを、また日本円に両替しました。
すると、【110円-100円=10円】なので、10円儲けたことになり、これが為替差益のことです。
もちろん、FXで取引されるのは日本円とアメリカドルだけではありません。
豪ドル(オーストラリア)やNZドル(ニュージーランド)、ユーロ(欧州連合)や英ポンド(イギリス)など、様々な通貨を取り扱っています。
各通貨には、それぞれの価値が異なっており、この通貨同士を売買していく取引がFXです。
初心者必見!知っておくべきFXの重要用語5つ

次に、FXでよく使われる用語について知っておきましょう。
「FXを始めようと思っても専門用語ばかりでわけがわからない!」
そんなお悩みを、ここで解決しちゃいましょう。
スプレッド

スプレッドは、通貨ペアの売値と買値の差のことです。
例えば、「現在の外国為替市場は1ドル100円50銭から100円53銭の間で取引されています。」といったことを、ニュースなどで耳にしたことはありませんか?
この場合、前者が売値で後者が買値のことで、3銭の差額がありますよね。
この差の事をスプレッドと呼ぶのですが、実際の取引ではもっと狭いです。
また、スプレッドは取引する際の手数料となります。
ですから、FX会社を選ぶときは、このスプレッドが狭い所を選ぶとコスト削減になります。
スワップポイント

スワップポイントは、通貨と通貨の金利差で得られる利益のことです。
各通貨には、それぞれ異なった金利があります。
この金利差を利用して、利益を上げていきます。
FXでは、為替差益と、この「スワップポイント」の2通りで利益を出すことができます。
レバレッジ

レバレッジは、元手資金の1~25倍までの金額で取引ができる仕組みです。
例えば、4万円の元手資金があれば、100万円分の金額で取引できます。
FXは少額で大きな金額を動かすことが魅力なのですが、それはこのレバレッジの効果があるからですね。
証拠金
証拠金とは、担保としてFX会社に預ける資金のことです。
FXで取引を始める際は、FX会社に口座開設をして証拠金を入金する必要があります。
安全に取引を行っていくうえでも、証拠金は非常に重要となりますので覚えておきましょう。
FX会社
FXは、このFX会社を通して取引をしていきます。
各FX会社にはそれぞれ特徴があり、サービス内容も異なります。
どこで口座開設をするのかにより、今後の取引がスムーズに行えるか否かが決まります。
ですので、各FX会社についても、それぞれしっかり調べてから、自分に合っているところを選ぶようにしましょう。
【 この基本的な5つの重要用語を覚えよう。これを知っているか知らないかでは、今後のことを理解するのに大きく影響するよ! 】
基礎を学んだら、次はFX会社選び!

自分に合ったFX会社を選ぶことは、非常に重要です。
初心者の方が気になるのは、
- FX初心者の自分でも利用できるのかどうか
- 少額でも始められるのか
- コストは安いかどうか
といったことなどだと思います。
FX会社が決まったら資金を用意しよう!

FX会社が決まったら、口座開設をするにあたり、資金を用意しましょう。
必要となる資金は、そのFX会社が「どのくらいの通貨単位から取引できるのか」によって変わってきます。
基本的には、1万通貨単位か、1,000通貨単位からの取引になります。
1万通貨単位の場合
米ドル(アメリカドル)が1ドル100円のとき、1万通貨の米ドルを買うとすると、単純に考えると【100円×1万=100万円】なので、100万円の資金が必要となってしまいますよね。
しかし先ほどご紹介したように、FXにはレバレッジという仕組みがあるので、これを利用するともっと少ない金額で取引できます。
レバレッジ25倍で設定したとすれば、【100万円÷25=4万円】なので、この取引で必要な資金は4万円ということになりますね。
ただ、資金にある程度余裕を持たせるためにも、10万円ほど用意しておくのが理想です。
1万通貨単位での取引では、最低でも10万円用意しておくべきだと考えておきましょう。
1,000通貨単位の場合
1,000通貨単位での取引が可能な場合は、単純に考えて、1万通貨単位のときの10分の1の資金で大丈夫です。
同じように1ドル100円を1,000通貨買うときは、レバレッジ25倍で必要資金は4,000円です。
いきなり大きな額を動かすよりは、このように少額から始めていくと良いでしょう。
少額なら損が出たとしても大したことはありません。
例えばこの取引で、ドル円が1円下落しても損失は1,000円で済みます。(1万通貨の場合は1万円の損!)
数をこなしていけば、実践での経験が積み重なりますので、お小遣いぐらいの少額から始めることをオススメします
その方が精神的にも資金的にも負担が少なく済みます。
話が少し逸れましたが、1,000通貨単位の場合は、余裕をみて1万円ほどの資金を用意しておくと良いでしょう。
【 口座開設をする前に、そのFX会社が設定している、「最小取引通貨単位」を調べておくと良いね。 】
口座は会社別で複数所持しててもOK!

FXを始めるとき、何も1つの口座だけで取引を行わなければならないという縛りはありません。
複数の口座を持つトレーダーも多いですよ。
リスク分散をさせるためにも、複数の口座を持つことは有効です。
例えばとあるFX会社でシステム異常が起こり、取引できなくなってしまった場合、別のFX会社で取引することができますよね。
また、先ほどFX会社にはそれぞれ特徴があるとご紹介しました。
あるFX会社は「取引ツールは使いやすいけれど、情報量が足りない」なんて場合、情報量に力を入れている別のFX会社を併用する、といったこともできます。
口座開設をするだけならお金はかからないし、取引せずに放置していても特に困ることはありません。
取り扱っている通貨ペアの数や、スプレッド・スワップポイントの設定もさまざまです。
長期運用ならここ、短期売買ならここ、といった感じに取引スタイルに応じて選択していくのも良いでしょう。
それぞれのFX会社の長所・短所を把握し、「長所なら最大限に活かし、短所は別の会社で補う」といったように、複数の口座を持つことで、より充実した取引環境をつくることができます。
【 ここで僕からアドバイス!初心者の方は、デモトレードができるFX会社を選ぶと良いよ。その理由は、次の項目で説明するね。 】
いきなり実践!…は怖いから、まずはデモトレード

デモトレードというのは、資金やレバレッジ、取引量などを想定して、仮想で取引を体験できるサービスです。
数あるFX会社の中には、このデモトレードを提供しているところも多くあります。
デモトレードの利点はこちら。
- 仮想取引なので、リスクを負うことがない
- そのFX会社の取引ツールを利用できる(お試しできる)
- 実践と同じ取引環境で、感覚を掴める
- 何度でもリトライできる
- 実践に移る前にノーリスクで練習できる
初心者の方にとっては、いくら少額で始められるとはいえ、なるべく出費は抑えたいですよね。
損失額が少なかろうが、損は出したくないというのが本音だと思います。
そこで持ってこいなのが、このデモトレードなんですね。
デモトレードの利用自体も無料ですし、取引にかかるお金も全て仮想です。
そのため一切のリスク無しで、FXでの取引を体験できるんです。
またデモトレードでは、そのFX会社が提供している実際の取引環境が利用できます。
取引ツールの使いやすさや値動きの感覚なども掴むことができ、リアルにFXを体感できます。
さらにデモトレードでいくら損失を出しても、実際に資金が失われることがありません。
勝てるようになるまで、あるいは感覚が掴めるようになるまで、何度でもトライできます。
このデモトレードで練習をして、ある程度の自信を付けてから実践に移っていくと良いでしょう。
ちなみに各FX会社は、デモトレードの利用期間を設定しています。
だいたい1ヵ月ほど利用できるところが多いですが、期限なしで利用できるFX会社もあります。
実際の取引を始めてみよう!少額からコツコツと

さぁ、デモトレードでも練習したら、いよいよ実際に取引をしていきましょう。
デモトレードで自信を付けたからといって、いきなり大きな金額を投資するのはやめましょうね。
本番では、本当にお金が動きます。
思わぬ大損をしないためにも、まずは少額で始めてみましょう。
デモトレードも便利なのですが、リスクが全くない分、緊張感が欠けやすいです。
かといって、1万通貨などの大きな金額を動かすには、精神的負担が大きすぎますね。
1,000通貨ほどの少額であれば、ある程度の緊張感もあり、損失が出たとしても少なく、実際の取引を経験できます。
FX初心者の方は、この少額取引で実践を重ねていくと良いでしょう。
インターネットや本などで得た知識よりも、確実にレベルアップしていきます。
実践に勝る経験はありません!
ここまで学んできたことをフル活用してFXを行っていきましょう。
FXの基本は安く買って高く売る

FXですることは非常にシンプルです。
- 安く買って、高く売る
- 高く売って、安く買い戻す
- チャンスが来るまで待つ
基本的には上記3つが、FXでやるべきことです。
例えば米ドルが1ドル100円のとき、価格が上がると予測したとします。
- まずは1ドルを100円で買う。(安く買う)
- 価値が上がるまで待つ。(チャンスが来るのを待つ)
- 1ドルが120円に上がったら売る。(高く売る)
逆に売りから入る場合も考え方は同じです。
1ドル120円で保有しているとき、価格が下がる兆候が見えたとします。
- 1ドル120円の価値のときに売る。(高く売る)
- 価格が下がるまで待つ。
- 1ドルが100円まで下がったら買い戻す。(安く買い戻す)
ここでFX初心者の方に注意してほしいのは、「待つこと」の重要性です。
早く利益を出したいがために、エントリーしまくって、無駄な取引回数を増やしてしまうといったことがあると思います。
それは、大損を招く危険性があるのでやめましょう。
結果負けるにしても、取引回数が多ければそれだけ損失額も増えますよね?
ですので、チャンスが来るまで待ちましょう。
FXは基本的に相場が上がるのか・下がるのかを予測して取引していきます。
その方向性を間違えなければ、大きな損失を招くことはありません。
その方向を読むテクニカル分析などについても、当サイトでご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
慣れてきたら大きな金額を!FXの始め方のまとめ

大事なポイント
- FXの基礎知識を身につけよう
- 少額での取引に慣れてきたら、だんだん投資金額を上げよう
- デモトレードで実戦に近い練習をしておこう
今回は、FXの始め方についてご紹介してきました。
最後まで読んで下さった方は、疑問が解決できたかと思います。
FXを始めるのに必要なものといえば、基礎知識・口座・資金、たったのこれだけです。
会社員や主婦、学生などでも、簡単に始めることができます。
ただし、始めるのは簡単でも、安定して勝てるようになるのは簡単ではありません。
利益も損もたくさん経験し、知識・経験・技術が高いレベルで身についてこそ、勝ち組トレーダーになれるんです。
そのためには真剣に取り組むことが大事です。
逆に真剣に取り組むことさえできれば、誰でも成功できる可能性があります。
見たことのない景色を、見てみたくないですか?
まずはその第一歩を踏み出してみましょう。
読者様へ
ブログの運営に関しても素人のため、不勉強な部分も多々あると思います。温かく見守って下さいますとありがたいです。
なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております
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