まずは結論!FXは少額からスタートできます
テレビや新聞、ネットでも話題のFX!主婦が自動売買で70万毎月儲けているとか、サラリーマンが小遣い稼ぎをFXでしている、なんて話をよく聞きます。
ただ、気になるのは「実際、少額で始めてどれくらい儲かるの?」ということだと思います。
結論から言うと、1週間で5,000円を6,000円にするのはそれほど難しくありません。
また、1ヵ月で1万円を2万円にするのも、難しいテクニックは不要です。
投資と言う観点から見ると、FXは株よりも資金効率が非常に良く、少額で大きな利益を狙えます。
また、4、5千円の少額から取引ができるのが魅力です。中には4円から取引ができるFX会社もあります。
今回は、FXが少額から始められるカラクリと手法、そしてリスクについても解説していきます。
FXが少額から始められるのはなぜ?
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なぜFXを少額から始められるかというと、「レバレッジ」という仕組みあるからです。
そして、もう一つは「通貨単位」という考え方が鍵です。
株と違ってFXが初心者向きなのは、少額で大きな取引ができ、大きな利益を狙えるからです。
- レバレッジ:少ない資金でも大きな取引ができる仕組み。手持ち資金の最大25倍の取引ができる
- 通貨単位:1回の取引で必要な最低取引量。ドル円で例えると、1通貨なら1ドル、100通貨なら100ドルの取引を1回でしないといけない
FXの儲け方!海外の通貨を安く買って高く売る(両替)
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FXは、円とドルのように2つの通貨の交換レートが変動することを利用し、両替を繰り返すことで利益を出します。
1ドル=110円のときに米ドルに両替して、その後1ドル=120円のときに日本円に両替しなおせば、10円の利益が得らます。
( 海外旅行で円⇒ドルに交換して、日本に帰ってきたらレートが良くなっていて得した事はないですか?)
海外旅行の時の両替と同じことをインターネット上でするのがFXです。
通貨を「安く買って、高いときに売る」FXでやっているのは、ただそれだけです。
古本を安く仕入れて高く売る、「せどり」的な感覚と何ら変わりません。
FXでは株の空売りの同じように、「高いときに売って、安くなったら買い戻す」ことでも利益を出せます。
FXは「先物取引」と言われるだけあって、先に売ってから買うこともできるのです。
例えば、あなたが八百屋さんでお客さんからキャベツ10玉2,000円で予約受注したとします。
受注後、お客さんに届ける10玉を1,200円で仕入れることができたとしたら、まだ商品はお客さんに届けてないけど800円の利益が生まれたことになりますよね。
FXがどういうものなのか、なんとなくイメージがついたでしょうか?
利息が24.00%!スワップ金利で儲ける
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FXの儲け方の一つに、海外の高い預金金利を貰う方法があります。
例えば、日本の金利は0.1%ですが、2018年12月の時点でトルコリラは24.00%の預金金利が貰えます。
つまり、FXでトルコリラを買うと日本円との金利差分の23.90%の金利が毎年貰えます。
簡単に言うと、銀行の外貨預金と同じです。
金利の高い海外で預金するのと同じことがFXでは簡単にできます。
しかも、銀行の外貨預金より、手数料は安く、貰える金利は大きいのが特徴です。
10万通貨のトルコリラを買えば、1年後には441,650円の金利収入が貰えます。
日本だと10万円預けても10円の金利収入なので、ものすごい金利差です。
レバレッジとは?少ないお金で大きな利益を出せる仕組み
FXが少額で始められる一番のポイントは、「レバレッジ」という仕組みです。
レバレッジとは簡単に説明すると、「お金に倍率を掛けて取引できる仕組み」です。
国内のFX取引会社のレバレッジは、現在25倍が上限です。
(ちなみに、25倍⇒10倍に引き下げようという動きも出ています。)
ギャンブル的な発想で、掛け金が25倍なら損失も25倍。
負けたときにお金が足りない分は、ギャンブルクルーズや地下の強制労働施設へ連れていかれる…などという「ざわ…ざわ…」した展開は一切ありません。
FXでは、証拠金(FX口座に入れている投資金)が、取引の資本になっています。
保有通貨の時価評価額が相場変動によってマイナスになったとき、そのマイナスに口座残高の証拠金が飲まれてくると雲行きが怪しくなってきます。
レバレッジ25倍の場合では、5000円の証拠金は5000×25倍=12万5千円分の取引ができます。
ここで、重要なのは12万5千円分の取引ができることよりも、実は取引で使ったお金を差し引いていくら残っているかなのです!
証拠金の考え方
証拠金が一定以上のマイナスになると、「ロスカット」で強制決済されます。
また、証拠金維持率が100%を切ったまま、翌朝を超えることができないルール(追証)となっている会社がほとんどです。
これらは、実は証拠金が大幅に減る前に強制的に損を確定させて、証拠金を守るための仕組みです。
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5000円投資して、証拠金がスッカラカンになるのはどんなときでしょうか?
そう、5000円のマイナスを出したときです。
では、FXで5000円のマイナスを出すためには、どのような動きが出たときでしょうか?
1ドル113円のときに買って、下がったときに売ればいいのです。
そして、ここで「どれくらい下がれば、どれだけのマイナスになるか」という話になりますが、ここでポイントとなるのは今どれだけ持っているかです。
ちなみに、相場は1ドル=〇円というように、円とドルでは常にドルが前に来ます。
これはドルをベースにしているという話なのですが、そのため、ドルを軸にして考えます。
話を戻すと、1000ドル持っているとき、1円動けば1000円分の損益に繋がります。
1万ドル持っていると、1円動くだけで1万円です。
5,000円のマイナスが出るときは、1000ドル持っているならば5円分、1万ドル持っているならば0.5円下がったときです。
通貨単位の考え方
さっきの例で出ていた「1000ドル分持っている」とか「1万ドル分買った」というのが、「通貨単位」という考え方に繋がります。
「1000ドル分」といったとき、どの通貨とのペアなのか分かりません。
FXでは、「通貨ペア」と言って、例えば日本の「円」とアメリカの「ドル」、という形で2つの通貨を選びます。
その通貨ペアで「売りと買い」がセットで完了して、初めて損益が確定します。
ですので、実はロスカットのときのように、どんなに時価マイナスが出てもまだマイナスは確定していないのです。
ただ、マイナスがある程度膨らむと強制的に決済されてしまうので、みんなそれを避けようとしているのです。
通貨単位の言い方としては、「米ドル/円(USD/JPY)を買いポジションで1000通貨単位持っている」というように使います。
これは1000ドル分を買ったということです。
「ドル」と一言で言っても、オーストラリアドルやニュージーランドドルなどもありますし、「何ドル持っている」と言ってももう一つのペアは円かもしれないし、ユーロかもしれません。
2種類の通貨を共通してカウントするための単位、それが通貨単位の考え方です。
少額で取引できるのは「レバレッジ」&「通貨単位」のおかげ
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では、いよいよ本題です。
当然、FXという仕組みができる前から相場の変動はありました。
「1ドル何円」という言葉をニュースで聞きながら、「安いときに買って、高くなったときに売っていたらなぁ」と思っていた方もいるのではないでしょうか。
しかし、FXがない当時は、両替に手数料もかかる上、1万ドル持とうとすると100万円以上必要でした。
これを解決したのが、先ほどのレバレッジと通貨単位という仕組みです。
FXの会社の多くは、1000通貨単位や1万通貨単位からの取引となっています。
1000通貨単位で米ドル/円の取引をしようとすると、1000ドル分ですので、10万円以上必要になります。
そこで出てくるのがレバレッジです。
最大25倍のレバレッジであれば、5000円あれば米ドル/円で1000通貨単位=1000ドル分の取引が可能です。
これが「少額」、「5000円から取引可能」と多くのFX会社がPRしている理屈です。
なお、中には1通貨単位から取引可能という会社もあります。
その場合は、レバレッジをかけなくても本当に数百円から取引が可能ですし、さらにレバレッジをかければ数円単位から取引が可能です。
少額のFX取引で儲けるには?
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しかし、ここまではあくまで少額で「取引可能」なだけです。
さらにもう少し踏み込んで、少額で儲けるためのお話をしていきます。
利益や損失というのは、「保有通貨数 × 変動幅」で決まります。
米ドル/円は比較的安定した(=変動があまり大きくない)通貨ペアで、最も人気があります。
ですが、米ドル/円で1000通貨の取引しようとすると、111円×1000通貨で11万1,000円が必要です(1ドル=111円のとき)。
ここにレバレッジを25倍かけると、4440円使うことになります。
5000円用意していたとすると、残りは560円です。
今持っているのが、米ドル/円の1000通貨単位ですので、1円動くと1000円の損益です。
1ドルあたり0.6円動くと証拠金維持率が100%を割り込む形になり、強制決済の危険域に入ってきます。
いくら米ドル/円が比較的安定しているとはいえ、1日に1円程度動くことは通常の変動幅として普通にあります。
FX初心者の場合、メジャーな米ドル/円の通貨ペアから始める方が多いでしょうが、5000円で1000通貨取引するときは他の通貨ペアの方がいいかもしれません。
例えば、豪ドル/円が1ドル=84円、NZドル/円が1ドル=76円だったとします。
この2つで1000通貨保有した場合、米ドル/円で1000通貨保有するより多く証拠金を残すことができます。
通貨ペアを選ぶ際は、1日単位のチャートを見て、最近の値動きをチェックしましょう。
どちらの通貨ペアも通常の動きであれば、1日の変動は2円以内ということが分かります。
ということは、先ほどの米ドル/円よりも余裕を持った取引ができるということです。
もちろん、これはと言って、一日で取引を完結させるときの想定です。
数日間や1週間程度持つつもりであれば、その間にどれくらい動いたかをチェックする必要があります。
1000通貨単位で0.1円の変動で利益を確定させれば、100円の利益です。
これを1日に2回やっていくと、平日5日で1000円の利益になります。
これが、最初に書いた「5000円を1週間で6000円にする方法」です。
もう一つ書いた「13,000円を1ヶ月で16,000円にする方法」というのは、日を跨ぐことでつくスワップポイントというポイントで稼ぐことを想定しています。
扱っている取引会社が少し限られますが、トルコリラ/円は、1万通貨のスワップポイントは1日あたり100円近くに設定されています。
1か月=30日と換算すると、持っているだけで、100円×30日=3000円となるわけです。
基本的にスワップポイントは、変動幅で簡単に相殺されるくらいしか付かないようになっています。
やはり、最も大事なことは、自分が用意できる投資金とその通貨の変動幅が合っているかということです。
少額で始めるとどれくらい儲かるのか?
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FXを少額で始められる仕組みは、レバレッジと最小取引通貨単位がポイントとなっていました。
国内のFX取引会社のレバレッジ上限は25倍(個人取引の場合)のため、注目するのは最小取引通貨単位のみになります。
なお、海外のFX会社はレバレッジが400倍や800倍というのもありますので、より大きく設けたい方は海外FXを検討するのもいいかも知れません。
レバレッジで重要なことは倍率が大きいとリスクが上がるということではなく、リスクはあくまでも証拠金をどれだけ残せるかで決まります。
しかし、馴染みのある米ドル円やユーロ円で1000通貨単位の取引をしようとすると、5000円の投資金では不安が残ります。
そのときには、投資に回すお金を増やすか、違う通貨ペアを選ぶしかありません。
FXでの利益と損失は、所持通貨単位×変動幅で決まります。
違う通貨ペアを選ぶ際には、その通貨ペアがどれくらい動きているか過去のチャートで確認したり、政治・経済の動きを少し調べてみるのがオススメです。
自分が用意できるお金と、取引する期間に合わせて、自分に合った通貨ペアを選ぶのがポイントです。
読者様へ
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なおこちらの内容はhttps://www.projectcairo.orgを参考にしております
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